風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

人間失格 太宰治と3人の女たち Blu-ray 豪華版

よく晴れた風の強い一日でした。

皆さん、お元気でしょうか。どうぞ気をつけてお過ごしくださいね。

そんな中、小栗くんが、会員限定モバイルサイトのブログで、

ファンからの質問に答えていますね。

たくさん答えていて、楽しみに読んでいます。

相変わらず小栗くんらしいなあという答えもあって(笑)、

なんだか嬉しかったりしています。

 

そして予約購入をした「人間失格 太宰治と3人の女たち」のBlu-ray 豪華版が、

今日届きました!

発売してくれたことに感謝です!

豪華版なので、まず特典DISC から観ました。

 

◆ドキュメンタリー映像「〈解説〉人間失格蜷川実花と幾人もの作り手たち」directed by 山戸結希・・・約45分

◆イベント映像
・ジャパンプレミア[7月25日丸の内ピカデリー(東京)]・・・約11分
・EXIT出演 公開直前PRイベント[9月1日スペースFS汐留(東京)]・・・約11分
・公開記念舞台挨拶[9月14日丸の内ピカデリー(東京)]・・・約13分
・公開記念舞台挨拶[9月15日大阪ステーションシティシネマ(大阪)]・・・約6分
・公開記念舞台挨拶[9月15日ミッドランドスクエアシネマ(名古屋)]・・・約11分
・大ヒット記念舞台挨拶[9月23日新宿ピカデリー(東京)]・・・約18分

◆予告編集
・特報
・本予告
・主題歌入り本予告
・主題歌入り90秒予告
・メイキング入り特別映像(30秒)

◆CM集
・ストーリー編
・禁断ラブ編

 

ドキュメンタリーは、蜷川監督を追っていく感じなので、

いつものメイキングのような感じではないのですが、

平等に、キャストの皆さん、脚本家、技術さん、美術さん、衣装さんなどの話が、

丁寧に盛り込まれていて、とても良いドキュメンタリーでした。

やはり皆、クリエイティブな仕事をしているので、

特に蜷川監督は、太宰の思いは共感する部分があるということで、

生活がありながら、身を削って芸術を生み出すことは、

並大抵のことではないということ、でもだからこその魅力がありますよね。

ちらちら映る小栗くんは、監督と笑いあっていても、

まさにというかやはりというか、太宰そのままで、二階堂さんも富栄さんのままで、

後で舞台挨拶での小栗くんや二階堂さんを見ると、

まるで憑き物が落ちたような(笑)、別人で(小栗くんは体型も全然違いますし)、

映画撮影時は皆さん、あの独特な空間に居たのだなあと思いました。

その舞台挨拶ですが、私は名古屋へ行けなかったので、

観ることができてとても嬉しかったです。

新幹線に乗り遅れて間に合うか慌てたという小栗くんと蜷川監督、

臨場感のある舞台挨拶でした。小栗くん、足が長かった~(笑)。

予告編集はメイキング入り特別映像、CM 集は禁断ラブ編が好きです。

そのままの流れで、本編も観てしまいました。

人でなしで優柔不断で臆病者で、格好良くて優しくて色っぽくて、

もがきながらも彼なりに書くことへひたすらに向かっていった、

才能のある美しい小栗太宰がそこに居ました。

ではドキュメンタリー映像の中で、

二階堂さん、沢尻さん、宮沢さんの印象的だった言葉を少し書きますね。

ネタばれになりますので、読みたい方だけお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

二階堂「本当にもうガリガリで、小栗さんが、こう触った時に、

    骨と皮しかないんですよ。早く食べていただきたい」

(唇を血で真っ赤にしながら、微笑む小栗くん)

宮沢 「日常に子供がいるっていうことのリアリティを、

    二人とも(監督と小栗くん)知ってるから、すごいそれで大きく違うよね」

(頷く監督)

二階堂「現場に入ったその日からスタジオ中が太宰さんの香りに包まれてるというか」

沢尻 「出で立ちなんですかね。凄い綺麗なんですよね。太宰治もほんとに、

    所作が綺麗だったみたいな、小栗さんも立ち居振る舞いというか所作も、

    ほんとに綺麗で、立ってるだけで絵になる、かっこいいみたいな人、

    ほんとにいるんだみたいな」

徹と真琴

よく晴れました。こちらはもうすぐ桜が満開になります。

こんな春の日々、まだまだ収まる様子はみられませんが、

自分の出来ることをして、よく気をつけながら静かに過ごしたいと思います。

皆さんもどうぞ気をつけてくださいね。

こちらの地方は明日から「リッチマン、プアウーマン」の再放送が始まります。

今はテレビがお友達なので(笑)、また日向徹や夏井真琴に会うことが楽しみです。

リッチマン、プアウーマン」は恋愛ドラマでありながら、

ビジネスの部分もしっかり描かれていて、良いドラマでしたよね。

日向徹が発明した、自分の姿に、いろんな洋服が投影される装置は、

後々、テレビで実際に作られていたニュースを見て、

さすが日向徹!先を見る目が確かだわ~って思ったものです(笑)。

そして何より日向徹の格好よかったこと!素敵な徹とそして可愛い真琴でした。

では当時書いた日向徹評をふたたび書きながら、明日を楽しみにしたいと思います。

 

日向徹評

『 瞳 』
涙がたまっている徹の瞳を何度となく見ました。
「泣いているの?」と問うのも憚れる、それはそのときの気持ちが、
痛いほど伝わってきたから。
打ちひしがれたとき、悲しみにくれたとき、絶望したとき、
またたったひとりになってしまったと思ったとき。
真琴の気持ちを受け取ったとき、かつての盟友をみつめるとき。
何も語らなくても、手に取るように伝わってきて、心はいっぱいになりました。
それは覚醒するときも、大きな自信とともに歩み出すときも、
目に光が差すのが本当に見えるような、吸引力で、
そしていつもどんなときも、その瞳の奥に純粋なものが輝いていること、
惹かれる理由はこれなんだと、彼の瞳を見て思いました。
最後は笑顔とともに優しく優しく真琴を見つめる瞳、
瞳の中には、真琴だけが映っているんだなあと思いました(笑)。

 

『 指 』
顔のアップも多かったのですが、指が映る場面も多かったですよね。
パソコンに触れる細くて長い指、真琴の頬に触れる細くて長い指。
そして細い足首もよく目に留まりました。
その足首につけていたアンクレットがどこか色っぽくて、
そうそう、彼の指は雄弁で色っぽいですよね。
バキューンもやられました(笑)。

 

『 声 』
声もいろんな声が聞けました。特に舞台で鍛えた声の出し方が、
凄く活かされたシーンが多かったですね。
カリギュラ」のようなシーンもあったので、
本当に画面を支配する声の力があって、圧倒されました。
そうかと思うと、子どものように甘えるようなシーンもあって、
「そのときは・・・た て こ ん で た ん だ」「いた〜い」等、
可愛かったです(笑)。
最後、真琴への言葉は照れ隠しもありながらも、
真っ直ぐで、優しく甘く届いてきました。

 

『 姿勢 』
起業当初は猫背のオタク少年そのものだったのが、
どんどん自信をつけて、才能を発揮し、良いものを身につけ、
背筋を伸ばして颯爽と歩く姿は、惚れ惚れしました。
ラフな格好のときも、世間体は気にせず、
自由を楽しむような、そんな雰囲気がかえって大物の感じがしました。
姿勢のいい日向徹は、自信に満ち溢れ、
その手に握る才能の無限さも感じさせました。

 

『 プレゼン 』
実に見事でした。数回、そういうシーンがありましたが、
とても堂々と凛としてスタイリッシュで、ときにユーモアを交えながら、
顧客の注意をそらすことなく、思わず拍手を送りたくなるようなプレゼンでした。
ドラマの中ではなく、本当にそういう場所でやっても、
充分通用するようなプレゼンだったと思います。
日向社長、さすがです!(笑)

 

『 朝比奈恒介 』
徹と朝比奈の二人の空気が好きでした。
長身で細身でスタイリッシュで、外国映画にも引けを取らない、
格好よく美しい二人でした。
そして起業当初の優しい、でも希望溢れるむちゃくちゃな二人も、
凄く好きでした。兄に甘える弟のような徹。
朝比奈の裏切りについては、いろいろと思うところはありますが(笑)、
またあの二人に戻ってくれて、それが嬉しかったです。
「徹」と呼ぶ朝比奈の声がとても好きでした。
新さん、素敵でした。

 

『 夏井真琴 』
最終回も凄く凄く好きなんですけど、第8話のエレベーターのシーン。
「私、日向さんのことが好きです」
ここは何度も何度も見て、何度も何度も涙が溢れました。
一番美しい感情、自分のことは微塵も考えに入れず、
ただその人のために、好きだという真っ直ぐな思いに、
心震えました。一番苦しいときの徹を救ってくれてありがとう。
真琴といっしょに徹に恋することが出来ました。
さとみちゃんに感謝!

 

『 日向徹 』
こんなにも自由にのびのびと、その役を生きる小栗くんを見たのは、
久しぶりのような、日向徹を縦横無尽に楽しんでいるという感じが、
凄く伝わってきた役でした。
小栗くんが日向徹を生きるとき、もの凄いパワーを持って、
日向徹が迫ってきました。
天才で我儘で傲慢で、少年のようで寂しがり屋で繊細で、
面白いことが大好きで、物作りへの純粋さは誰にも負けなくて、
目を見張るほどの格好良さと眩しさと説得力。
だんだん壁は壊れてきて、人を信じること、
それに答えること、徹はどんどん深くキラキラと魅力的になってきました。
小栗旬なのか、日向徹なのか、見紛うほどに、
日向徹だった小栗くん。
とてもとても魅力的な日向徹でした!
たくさんたくさん幸せをいただきました。
忘れられない役です。大好きな役です。大切な役です。
そんな日向徹をこれほどまでに魅力的に体現してくれた小栗くんに、
本当に感謝します!

ジョン王 チラシビジュアル プロモーション映像

よく晴れました。

舞台「ジョン王」のチラシビジュアルとプロモーション映像が公開になりました。
2020年6月に開幕する、彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾『ジョン王』のチラシビジュアル、プロモーション映像が完成した。


1998年のスタート以来、芸術監督・蜷川幸雄のもとでシェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指し、国内外で話題作を発表し続けてきた彩の国シェイクスピア・シリーズ。2017年の第33弾より俳優・吉田鋼太郎が2代目芸術監督に就任。 2020年6月上演の第36弾は小栗旬主演、“オールメール”で演じられる『ジョン王』。
生命力とユーモアにあふれ世の中をシニカルに見つめる若者“私生児”フィリップ・ザ・バスタードの存在を通して、英国史上最も悪評の高い王であろうジョンの治世と、そこに生きる人々を描いた歴史劇だ。


プロモーション映像は、演出だけでなくフランス王役で出演も果たす吉田鋼太郎、タイトルロールであるイングランド軍のジョン王役・横田栄司、 そして主演の私生児役・小栗旬の3人が、多彩な言葉の応酬が特徴的な本作とは対照的に、 無言で作品の世界観を魅せる映像となっている。
また、メインビジュアルは、争いを繰り返すジョン王とフランス王が悩みと欲望を抱え必死に何かを叫んでいる姿と、シニカルな笑いをたたえながら二人を見下している私生児を表現している。

 

チラシもプロモーション映像も、まだこれからという感じで、

どんな舞台なのか、やはり想像できないのですが(笑)、

楽しみなのは間違いないです。なにより上演できる世の中に、

平穏な世の中に、早くなりますように願っています。

 

鋼太郎さんのインタビューに嬉しいことが書かれていました。

ーー作品に小栗さんや横田さんをキャスティングしたということは、お二人がそれぞれの役にとても合っているからということですか。

もちろん、もちろん。合っているも何も、まず横田くんの場合は何でもできるしね。そして『ジョン王』を小栗くんで、バスタード役を主演にしてやりたいというのはずっと前から頭にありました。冷静さ、クールさ、みたいなものを彼は持っている。比べるわけではないけど同世代の蜷川組、蜷川さんに薫陶を受けてきた藤原竜也のほうは熱い、情熱的なイメージがあるじゃないですか。それと比べると小栗くんはクールなんですね。今回のバスタードという役は、イギリスもフランスも関係なく、物語に関わる人の全体像、すべてを俯瞰して見ている役でもあって、いかにも小栗くんにピッタリの役だと思ったんですよ。

ーー改めて、小栗さんとご一緒できるということで特に楽しみなことは。

蜷川さんのもとで、小栗くんとは3本くらい芝居をやったのかな。だからお互いに勝手知ったる仲だから、そういう意味ではとてもリラックスできる相手でもあります。役者というのは面白いもので、いろいろ冒険もしてみたいんだけど、手の内を知っているリラックスできる相手とも一緒にやりたくなるんですよ。

ーー気心も知れているから、安心していいものが作れそうな気もしますね。

そうそう。でもそれで緊張感をなくしたらまずいんだけど。なにしろ小栗くんと一緒に芝居をするのは本当に久しぶりなので。海外映画ものシリーズ『時計じかけのオレンジ』(2011年)と『カッコーの巣の上で』(2014年)でも共演はしているけどあまりからめなかったので、僕の中では消化不良気味だったんです。だから、ガチでやるのは『タイタス・アンドロニカス』(2006年)以来になっちゃうのかな。

ーーぜひシェイクスピア作品でご一緒したかった、ということでしょうか。

そう、だから今回はやっとできる! という気持ちもあります。成長した小栗くんも見せてもらえそうだし、あいつが何をやらかしてくれるのか、こちらに何を持ってきてくれるのか、すごくドキドキしています。これは、小栗くんに引っ張ってもらう芝居でもありますから。

ーー小栗さんを演出する、ということは初めてですよね?

初めてですね。もともと彼には遠慮なく何でも言えるんで、そういう意味でもとてもいい座組になるんじゃないかと思っています。

ーーそして、この彩の国シェイクスピア・シリーズもいよいよ終わりに近づいてきましたが。

そうだね。だけど蜷川さんが始めて、本当なら蜷川さんが最後までやらなければいけないこと、あるいはやらせてあげたかったことだったということもあって、実はここで終わりにはしたくないんです。「37本全部やりきりました、ハイ終了」にしたくない。お客さんからもできれば「もっと続けて」という声が聞きたいし、正直なところ僕らももっとやりたい。僕はシェイクスピアがライフワークだから、可能ならこの先も続けたいなと思っているんです。小栗くんも、いつか『ハムレット』をやりたいって言っていたし。

ーー蜷川さんとできなかった『ハムレット』、ぜひ実現していただきたいですよね。

でもだんだん、年齢的なタイムリミットもあるからね。もちろん40歳過ぎてからやったっていいんだけど、なるべくなら若いハムレットで見たいですから。そんな、希望はありますね。

ーーその場合、蜷川さんの名前は。

それは、使ったほうがいいと思っていますよ。亡くなってしまうと、記憶からだんだん薄れてしまう。それをとどめておくためにも、絶対に蜷川さんが続けていたシリーズだということはどこかに冠として残しておきたい。というか、そうしないと蜷川さんが怒ると思うんです。わりと、そういうことを気にする人だったから、「俺の名前はどこ行ったんだ!」って(笑)。化けて出られたらイヤですからね。

ーー特に、今回の作品をやる上での一番の楽しみは。

それはやっぱり、小栗くんだね。舞台の上で、そして稽古場で、小栗くんに会えるのがすごい楽しみ。大好きなんだよ、なんだか恋しちゃってるみたいに(笑)。

ーー相思相愛ですね(笑)。

もう、ヘンな関係だよ。小栗くんと仲良くすると竜也が怒る、竜也と仲良くすると小栗くんが怒る。リアル『おっさんずラブ』をここでやってたのか! っていう感じ(笑)。あ、そこに横田くんも入ってくるんだった。また竜也も小栗くんも、横田くんをすぐいじめるんだよ。横田くんは優しいから、いじりがいがあるんだろうね。いつもニコニコして絶対怒ったりしないし。蜷川組の奴らってちょっとおもしろいんだ、他のカンパニーとは一味違って普通の愛とも違う愛で結ばれているの。みんな、家族のようなものだから。家族的な愛というか、近親憎悪があるというか。

ーーファミリーとして、どんな感情をぶつけても大丈夫だという関係ができている。

そうそう。だから、芝居の時もいろいろな表現を出しやすいんです。しかもそれをお互いに言いやすい。「その芝居はダメじゃないか」とか、なんの遠慮もなく言えるから。それってとても、芝居をやる上ではいい環境なんですよ。

ーーでは最後に、お客様へお誘いのメッセージをいただけますか。

知名度の高い作品ではないんですが、往々にしてそういうシェイクスピアの作品って観てみたらとても面白かったりするもので、この芝居もその例にもれず、かなり楽しめるものになると思います。いわゆる歴史劇というものに区分されていますが、歴史劇の部分だけでなく、悲劇の部分、シニカルな笑いに満ちた喜劇の部分、それにもちろん立ち回り、バトルの場面もあって、いろいろなものが混在している芝居なんです。そういう意味でもシェイクスピアの中では異例で面白い作品だし、その世界に小栗旬横田栄司吉田鋼太郎たちが入って縦横無尽に暴れまわるという、なかなかない貴重な公演になるはずです。どうぞ、この機会をお見逃しなく!

 

さあ、なんといっても注目はここです!

「小栗くんも、いつか『ハムレット』をやりたいって言っていたし。」

そうですよね。やっぱりそうですよね。続けて。

「でもだんだん、年齢的なタイムリミットもあるからね。もちろん40歳過ぎてからやったっていいんだけど、なるべくなら若いハムレットで見たいですから。そんな、希望はありますね。」

ということは、2022年は大河ドラマがあって、40歳になってしまうので、

2021年大河の撮影に入る前、40歳になる前に、「ハムレット」どうでしょう。

これで決まりですね!(笑)やれるときにやりましょうよ。

いつか小栗くんの夢のように美しいハムレットが観たいです!

映画関連いろいろ

雨が降っています。

橋本環奈ちゃんと浜辺美波ちゃんが出演しているCM に、

星野源さんの「フィルム」が流れていますよね。

聴いたことがあるなあと思っていたら、映画「キツツキと雨」で使用された曲でした。

キツツキと雨」、いい映画だったなあと思い出しながら、

今日は映画関連のことを少しずつ書きますね。

 

6日に、日本アカデミー賞が放送されました。

人間失格 太宰治と3人の女たち」で、助演女優賞にノミネートされた、

二階堂ふみさん、主演女優賞にノミネートされた宮沢りえさん、

おめでとうございました。

インタビューで、二階堂さんの、

「小栗さん演じる修治さんがとても圧倒的だったので」という言葉が、

凄く嬉しかったですし、宮沢りえさんの、

「二階堂さんは現場に入ると本番以外でも、ずっと富栄で居て、

妻の私は嫌われているのでは?と思っていて。

その間で揺れ動く小栗さんが、とても大変そうでした」という言葉も、

微笑ましく聞きました。

 

7日は、wowow で「コンフィデンスマンJP  ロマンス編」を見ました。

物語はいつもの、どこから騙されてた?みたいな、

結局最後には、痛快な賑やかな明るいエンディングを迎えて、面白かったです。

小栗くんがちらっと出ているとは知っていたのですが、どのあたりとは知らなくて、

あれ、見落としたかなと思っていたら、最後の方になって、

おかっぱ頭の変に明るい胡散臭い中国人役で、しっかりアップで映っていて、

里美と航一(ロボコン)との再会がこんな形でって、思ってみたり(笑)。

そうそう、古沢良太さんが脚本ですから、「キサラギ」繋がりでもあるのかな。

 

そして6日、なにげなく「ヒルナンデス」を見ていたら、

20代男性に聞いた日本を代表する映画スター TOP 10 というアンケートをやっていて、

その結果です。

1 渡辺謙

2 小栗旬

3 北野武

4 藤原竜也

5 高倉健

6 真田広之

7 佐藤健

8 大泉洋

9 阿部寛

10 役所広司

 

このメンバーの中、小栗くん、2位です。凄いですよね!

20代男性のアンケートとあなどるなかれ、実は結構いい選出だと思うのですが、

いろいろな真実が含まれているというか、見る目があると思います。

若い男性たちから、そういうふうに見られていることが、

なんだか嬉しいなあと思った、金曜日の午後でした(笑)。

無駄の神様に微笑んでもらえますように

晴れたり曇ったりしています。

とても大変なことになりましたね。とうとう小中高も休校要請が出ました。

その前に、続々とコンサート、舞台等々が中止になっていて、

ファンの方々はもちろんキャスト、スタッフ、携わった方々の気持ちを考えると、

本当に残念だという一言では表せないくらいだろうと思います。

 

2007年5月24日のブログに、当時小栗くんがパーソナリティだった、

オールナイトニッポンのレポートが書かれているのですが、

ゲストは「キサラギ」を監督した佐藤祐市さん。

そのときに「キサラギ」のクランクイン前のお祓いのときの、

香川照之さんの言葉を紹介してくださっています。

この香川さんの言葉、小栗くんも凄く素敵だと言っていました。

 

監督さんが、クランクイン前にお祓いした後、神妙な気持ちになって、

「やっぱり年とってくるともう自分ひとりの力でね。

なんとか出来るっていうことが、もう無理だと。

自分ひとりの力じゃないっていうのが分かっているから、

それはまわりにいるスタッフとか、キャスト他のスタッフとか、

そういう人たちの力で、じゃないとやっぱり出来ないっていうことが、

分かっているからかなあなんてって言ったら、

香川さんが、いや、監督ね。無駄の神様っていうのがいるんですよ。

僕らのやってる商売って、所詮ね。例えば、日本沈没、みたいな話になったら、

一番最初にね。やめる仕事じゃないですかと。食べ物作ってるわけでもないし、

車とかそういう産業じゃないじゃないですか。一番最初になくなっちゃう商売で、

どっちかていうと、無駄なことをやってると、僕らは。

でも無駄なことを一生懸命、一生懸命やってると、無駄の神様が上から見てて、

ああ、お前らなんか頑張ってるなあって言ってくれて、

じゃあ、もうちょっとこういう作品にね。してやるよって言ってくれるんですよ。

その無駄の神様に微笑んでもらえるように、

頑張りましょうねっていう話をしてたんです。」

 

いえいえ、無駄の神様に微笑んでもらえた作品に、

喜び、癒し、勇気、愛もろもろ、たくさんたくさんいただいて、支えてもらいました。

また平安に戻って、こういう日々が戻ってきますように。

早く無駄の神様に微笑んでもらえますように。

皆さん、どうぞお体に気をつけてくださいね。

新型コロナウイルスの一日も早い終息を切に願っています。