風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

その演技力を発揮する

朝から雨でしたが晴れてきました。
こちら東海地方は「はねるのトびら」は野球が中止の場合、
放送されるのですが、どうでしょうか。放送されると嬉しいですね。
明日発売の「MEN'S NON・NO 6月号」の表紙、とても素敵です!
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本当に麗しい兄弟ですね。


さて以前、「映画の感想ブログをせっせと「お気に入り」に追加しています」と、
書いたのですが、今はそれらをせっせと読んでいます(笑)。
宇宙兄弟」はこれは贔屓目ではなく、小栗くんの演技を褒めているものが、
結構多くて、嬉しく思っています。昨日読んだ感想には、
その方は「岳」の演技がお好きではなかったようでしたが(笑)、
今回は、しっかりした演技力でみせ切っている、初めていい俳優だと悟った。
間違いなく彼の代表作だと思う。とまで書かれていました。凄く嬉しかったです。
私は俳優さんはスポーツ選手と違って、いつも力を発揮できると思っていました。
たとえば今年はオリンピックの年ですが、陸上の100m、
そのオリンピックのたった10秒間に、4年間というか今までのすべてを、
つぎ込まなくてはいけない、その力を発揮しなくてはいけない、
しかし練習で何度も出来たことがそのときに限って出来ないかもしれない、
そこは厳しい勝負の世界だなあと思います。
でも俳優さんでも、たとえば100の演技力があったとして、
いつもどんなときでも100見せることが出来るとは限らないんですよね。
その役と監督さんと作品と、いろいろなものが影響し合って、力を発揮できる。
それがとても上手くいったときには、100の演技力が120になるかもしれない。
上手くいかないときは、100の演技力があるのに、50も発揮できない場合もある。
小栗くんのいろんな作品を観ていてそう思いました。
この「宇宙兄弟」は100の演技力がしっかり100発揮出来た作品だと思います。
いえいえ、100の演技力が120になった作品でしょうか。
本当に手に取るように、ムッタの気持ちが伝わってくるんですよ。
ムッタがしっかり浮かび上がって、繊細な思いも熱い思いも、
ちゃんと心に届いてきて、深く響きます。小栗くん、素晴らしいなあと思いました。
ムッタの演技が私は好きです。
是非是非、たくさんの方に観てほしいですね。
私もまた観に行きたいと思っています。