風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

導かれるように、運命的な

暖かい日ですね。
こなこさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
キネマ旬報」、次号(12/20)の予告のページに、
「2009年注目映画のラインナップを撮影現場とともに一挙紹介」と、
書かれていて、「クローズZERO 2 」の撮影風景が載っていたそうなので、
現場ルポ、掲載されるのではないでしょうか。
そして山りんさんが、BBS(No.2728)にて、
ハムレット」でのフォーティンブラスの動画をみつけてくださいました。
ありがとうございます。見てみてくださいね。
そのフォーティンブラスということで、定期的に紹介しています(笑)、
今でも奇跡的に見られる、bunkamura の動画。
ハムレット」の稽古場風景です。
ずっと下の方へいっていただいて、「ハムレット」「稽古場風景 2 」の方です。
小栗くんは、1分50秒くらいで出てきます。
http://www.bunkamura.co.jp/broadband/movielist/movie_cocoon.html
この手招きしながらの「小栗登場」というときの、
蜷川さんの笑顔が好きなんですよね。
昨日のコメント欄で、mimosaさんが、
教えてくださったのですが(ありがとうございます)、
今発売の「キネマ旬報」、香川さんが「日本魅録」の中で、
「小栗君と藤原君は蜷川さんが遅くに授かった天恵の双生児、
二宮君と三人で奇跡の三つ子」と仰っていたそうで、
香川さんにもそう感じられるんですね。
まさに、このときの蜷川さんの笑顔が、その才能をみつけた喜びと期待、
そして愛しさに溢れていて、胸がいっぱいになります。
その声に呼ばれて、登場する小栗くんがまた、髪を束ねながら、
スラッと高い背、華奢な背中が、やはりとても愛しくて、
ここから小栗くんと、蜷川さんが始まったのだなあと思います。
私がwowowで観たときは、このフォーティンブラスの登場シーンは、
颯爽と、大きく手を広げて、まわりながら登場していて、
本当に太陽のようなフォーティンブラスでした。それから。
「お気に召すまま」 オーランドー
「間違いの喜劇」 アンティフォラス兄・弟(二役)
「タイタス・アンドロニカス」 エアロン
再び「お気に召すまま」 オーランドー
そして「カリギュラ」 カリギュラ
蜷川さんとのお仕事は続きました。
明日は11日、去年の12月11日、
カリギュラ」が大阪で大千秋楽を迎えた日でしたね。
ご好意で(ありがとうございます)、その場に立ち会えたこと、
本当に嬉しかったです。
私の「カリギュラ」の感想はこちら。
1回目 http://d.hatena.ne.jp/kurigohan/20071117
2回目 http://d.hatena.ne.jp/kurigohan/20071129
大千秋楽 http://d.hatena.ne.jp/kurigohan/20071211
  〃    http://d.hatena.ne.jp/kurigohan/20071212
本当にこの舞台に出会えたこと、幸せでした。
情熱大陸」のDVDのブックレットの中に、
あの去年の疾風怒涛の日々は、クライマックスの舞台「カリギュラ」に、
向けての、長い長い役作りの記録だったのか、と書かれていましたが、
それほど、導かれるように、運命的な、「カリギュラ」への道だったのだと思います。
大千秋楽、カーテンコールの小栗くんの清々しい美しい笑顔、忘れられません。
24歳の、胸締め付けられるように、苦しくて、繊細で、脆くて、
美しく、愛しいカリギュラ、ずっとずっと忘れないでしょう。
そしてやはり、小栗くん、蜷川さんも、きっとお互いにとって、
導かれるように、運命的な出会いだったのでしょうね。
「ムサシ」に期待が高まります。