風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

キツツキと雨 公開初日

よく晴れました。
キツツキと雨」いよいよ公開初日ですね。おめでとうございます!
「王様のブランチ」、見ました。
いつも「キツツキと雨」のときはというか、役所さんと一緒のときは、
柔らかい優しい感じの小栗くんです。あの髪形なら、
お髭はない方がよかったかなと思いますが(笑)、
だから「荒川アンダーザブリッジ」のときのコメントで映った小栗くんが、
久々のネクタイ姿で、とても綺麗で素敵でしたね!
名古屋大阪後の小栗くんっていう感じでした。
もちろん今日の小栗くんも凄く素敵でした。
「王様のブランチ」はたくさん「キツツキと雨」を取り上げてくれて、
谷原さん、優香ちゃん、はしのえみさんもちゃんと映画を観てくださって、
感想もそれぞれ聞けて、嬉しかったですね。
優香ちゃんの「大好きなシーンがたくさんある」〜そうそうって思いましたし、
はしのさんの「皆さんの関係性、仕草、距離感がリアル」〜そうだなあって、
思いましたし、谷原さんの「心がほどけました」という言葉に、
まさにそのとおりって思いました。本当に素敵な映画だと思います。
キツツキと雨」のメイキングもたくさん見られましたね。
ちょうど「時計じかけのオレンジ」の後の小栗くんなので、
湯船につかっているときとか、さえない幸一くんから、
ふと小栗くんに戻るときがあって、凄く綺麗でドキッとしました(笑)。
ゾンビメイクをした役所さんが小さな可愛いゾンビを膝に乗せて、
後ろに小栗くんがカチンコを持って、ポーズを撮っているところ、
とても可愛かったです。
インタビューを受けている小栗くんが、本当に、山林と鳥の声と風、
のどかな風景の中の幸一くんで、ああ、「キツツキと雨」の世界だなあと、
なんだかそれだけで感動してしまいました。
脚本について、役所さんは「地方ロケではたくさんの人たちにお世話になるので、
この映画をやることで、そういう人たちにお礼が出来るかなという感じがあった」と、
言われていて、その思いはちゃんと映画から伝わってきましたし、
小栗くんは「奇をてらうことなく、普通の会話が、
なんでこんなに面白くなるのかなというところがいっぱいある」と言っていて、
本当にそうだったなあと思いました。
人生の転機になった出会いについて、
小栗くんはマネージャーさんをあげていましたね。
「王様のブランチ」はちゃんと映画に添った質問をしてくれて、
きちんと作品を取り上げてくれて、良心的というか、
見ていて気持ちがいいです。
役所さんと小栗くんが、こうやって二人で映画の宣伝をしている様子を見ると、
うっすらと克彦さんと幸一くんで(笑)、今日も「VTR スタート」のところは、
二人、恥ずかしそうで、なんだかにこやかで和やかで、
チャーミングな二人ですよね。微笑ましいなあと思います。
そして「キツツキと雨」、早くまた観に行きたいです!


本屋さんへ行ってきました。
「Men's JOKER 」と「POPEYE」を買ってきました。
【 amazon.co.jp Men's JOKER 3月号 】
表紙と写真がカラー2ページ。モノクロの写真が1ページで、
そのモノクロのところに重ねて、インタビューが載っています。
写真はこれは東京国際映画祭の頃かなと思うのですが、
すっきりとした感じで、上質なものを着せてもらっています(笑)。
インタビューは役所さんの共演を心待ちにしていたこと、
お母様の試写会での発言に対してとか、冴えない青年役が続いたので、
そろそろアクションをやってみたいと書かれていました。


【 amazon.co.jp POPEYE 3月号 】
表紙と写真がカラー5ページとインタビューが1ページ。
写真は「浮遊するボーダー」とタイトルがついていて、
本当に浮遊している写真で(笑)、ちょっと面白い写真です。
逆さまになっていたり、お腹がちらっと見えたり、
膝下の細くて長い足が見えたり、全身の写真が4カットあります。
アップの写真はお髭はありますが、端正な感じです。
インタビューはいつものように正直で、前向きでありながらも、
前向きゆえに?もがいている感じ。
仕事の選び方について、自分が選んでも偏りが生まれてくると思うが、
社長さんはヒロイックなことや物語が好きなので、
社長一人が選ぶと、またとてつもない偏りが生まれるのでディスカッションの日々。
でもいつのまにか丸め込まれている気も・・・(笑)と書かれていて、
なんだかそんな気がするって納得してしまいました。
私もそのディスカッションに入りたいです(笑)。
中国の映画について、中国語で一番最初に教わった言葉が、
「俺は日本に帰る」だったそうで、そうなのね〜って思いました(笑)。
それから後ろの方のページに、
主題歌を担当された星野さんが書かれた「キツツキと雨」の映画評があって、
“ものづくりは大変だ。絶対に易々ではないだろう。
 だからその大変さを見せない「品」は、いまの日本映画が忘れかけていた、
 素敵な部分なのではないかと思う。”という言葉にとても共感しました。
そういうところも本当に素敵な映画だと思います。


キツツキと雨」初日舞台挨拶の記事がUPされました。
写真もたくさんあります。
【 役所広司と初共演の小栗旬、“キツツキの飴”でじゃれ合う? 】
映画『キツツキと雨』が2月11日に公開初日を迎え、役所広司小栗旬沖田修一監督と共に舞台挨拶を行った。小栗はもはや恒例となった着物姿で登場。バレンタイン間近ということもあり、スタッフから映画にちなんだ“キツツキの飴”をプレゼントされ、飴で役所を突くなど仲の良さそうな姿を見せた。
舞台挨拶後半には、バレインタインのプレゼントとして、スタッフから飴を受け取った3人。飴は映画のタイトルにちなみ、キツツキの形をしたもの。「良いにおいするね」などと飴を興味深く見つめる彼らに、「バレンタインに感謝の気持ちを伝えたい人はいますか?」と司会者が質問すると、役所は「今日こうして映画を見てくれた皆さん」と答えた。すると「僕もそうです」と小栗。続く監督も「僕もそうです」と、息の合ったところを見せた。
第24回東京国際映画祭では審査員特別賞、第8回ドバイ国際映画祭では最優秀男優賞をはじめ、数々の賞に輝いた本作。役所は「国境を越えていろんなお客さんが楽しんでくれたのは嬉しい。日本人のお客さんにはもっと伝わるものがあると思います。トロフィーはみんなでいただいたものですから、お祝いをしたいですね」と話し、「今日は『キツツキ』とか『はやぶさ』とかありますが、『キツツキ』は小振りな作品ではありますが、記事は大きくしてください」と映画をアピールした。そんな中、独特の魅力を放つ沖田監督は「キツツキの足がもげっちゃった」と足の取れてしまったキツツキの飴を観客に見せ、「不吉だな」とぽつり。最後まで観客から笑顔の絶えない舞台挨拶となった。


そうか。「キツツキと雨」だから「キツツキの飴」なんですね(笑)。
こちらに役所さんに飴でいたずらする小栗くんの写真があります。
【 映画「キツツキと雨」初日舞台あいさつで、役所広司(中)にいたずらする小栗旬(左)と沖田監督 】
いたずら好きな少年の目ですね(笑)。それにしても楽しそうな舞台挨拶です。
幸一くんの次回作の話も面白いし、キツツキの飴の足がもげちゃった沖田監督も、
相変わらす可愛らしくて可笑しいです(笑)。


【 小栗旬 映画監督役「なんか不思議」 映画「キツツキと雨」初日舞台あいさつ 】
こちらも写真がたくさんあります。
トロフィー、綺麗ですね。
あのう、小栗くんはシャツの上に着物で、履物はブーツですけど、
夏目漱石の小説に出てくるような登場人物と考えていいんでしょうか(笑)。
でも格好いいですね。


【 役所広司と小栗旬初共演の『キツツキと雨』が海外からオファー殺到!映画祭で獲得した4つトロフィーを前に満面の笑み!】
11日、役所広司小栗旬が初共演を果たした映画『キツツキと雨』の初日舞台あいさつが角川シネマ新宿にて行われ、役所と小栗、沖田修一監督が登壇し、東京国際映画祭とドバイ国際映画祭で獲得した4つのトロフィーと対面したほか、台湾での公開が決定していることを告げられ改めて喜びをかみしめた。
韓国からもオファーが届いている状態だという。


嬉しいことですね!本当に、海外の方にももちろん日本の方にも、
たくさんの方に観ていただきたいですね。
私は2回観ていて、1回目の感想はこちら【 キツツキと雨 名古屋舞台挨拶 】
2回目の感想はこちら【 キツツキと雨 大阪舞台挨拶 】です。
それでは今日、初日を迎えたということで、大阪の舞台挨拶で、
幸一の部屋の変化を見てくださいと、小栗くんが言っていた、
その変化がこれかな?というところと、
その大阪の舞台挨拶のときの感想で、私は幸一のズボンの丈について、
書いたのですが、そのことがたまたま今日買った「POPEYE」と「Men's JOKER」に、
書かれていて、ふむふむと思ったので、そこのところを書いていきたいと思います。
ネタばれになりますので、読みたい方だけお願いします。





キツツキと雨


大阪の舞台挨拶で、小栗くんが言っていた、
「幸一の部屋の変化を見てほしい」というところですが、
最初は、布団を敷いて寝ているところの横の床の間に置いてある、
猿とか熊?の置物に、ハチマキが巻いてあったと思うんです。
それが少し自信がついてきたあたりで、もうハチマキは巻いてなかったような、
私はその変化だと思ったんですけど。
それについて、メールにて教えていただきました(ありがとうございます)。
今日の舞台挨拶でその話題が出たそうで、
“部屋に置いてある剥製の目に、最初はタオルがかけてあるそうです。
 幸一が、目が恐いってことで隠してあったんだそうです。
 でも、最後にはタオルをとってあって、それは幸一の成長を表してるそうです。”
ということで、ハチマキではなくて、目をタオルで隠してあったんですね。
でも変化の場所は当たっていました(笑)。嬉しいです。
また観に行って、ちゃんと確認してきたいと思います。
それから幸一のズボンの丈について、
大阪の舞台挨拶後、私が書いた感想は、
「幸一監督、次回作は長ズボンをはいていて、半ズボンではなく、
つまり半人前ではなく、一人前になったかなという、
そんなことも表していたのかなと、海辺で克彦が作った椅子を、
大事に抱え込もうとして抱えきれず(笑)、走って行った幸一の姿に、
重ねていました。そういうところ、沖田監督の目線が優しいですよね。」と、
書いていたのですが、「POPEYE」には、「小栗くんの提案として、
用意された衣装ではなく、ハーフパンツ、はきませんか?と、
若干、なめている感じで」と書かれていて、
私が思ったこととは、ちょっと違っていたかなと思いました。
しかし「Men's JOKER」の方には、「監督は表現が丁寧な方で、
学生気分が抜けなくて、現場で半ズボンで来ちゃうとか、どうですかと、
小栗くんが提案したら、ちゃんとラストシーンでそんな幸一の成長が、
わかる衣装を持ってきてくれたり」と書かれていて、
そのシーンについて、私が思った「沖田監督の目線が優しい」は、
思いを受けとめられたかなと思いました(笑)。
本当に細やかないろいろなシーンに優しさが散りばめられいて、
谷原さんが言われたように、心地良く心がほどかれていく映画です。
そういう映画に小栗くんが出演していることが、本当に喜びです。
とても大好きなとても大切な映画になりました。