風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

今ここで輝くべきすべてが彼の中で輝いていた

晴れましたが、風が冷たいです。
リスベットさんが24日のコメント欄に、岐阜でご覧になられた、
キツツキと雨」について書いてくださったのですが(ありがとうございます)、
本編上映前に、沖田監督、役所さん、小栗くん、古館さん、臼田さん、
脚本の守屋さん(東京国際映画祭の時の出で立ちです)が、
画面に登場するそうです。
そしてそれぞれ「岐阜県の皆さんお元気ですか?」とか、
「皆さんの協力でできた映画です」などの温かい一言があり、
小栗くんは「竹槍隊のみなさんお元気ですか」と手を振っていたそうですよ。
素敵なオープニングですよね。感謝の気持ちが伝わってきますね。
愛知でも少しロケがあったので、愛知の映画館でもその様子を、
見てみたかったのですが(笑)、でも本当に、そんなところにも、
細やかな心配りがあって、「キツツキと雨」らしいなあと思いました。


さて去年の今日2011年2月27日は、
時計じかけのオレンジ」大千秋楽が、愛知県の刈谷市総合文化センターで、
上演された日でした!
そのときの感想はこちら。
【 風色の椅子 2011年2月27日 】
とっても華やかで素敵な大千秋楽でした〜。
私は「間違いの喜劇」「カリギュラ」「ムサシ」「時計じかけのオレンジ」の、
大千秋楽を観劇しているのですが、
上から客席にも何か(テープとか・笑)降ってきたのは、
「間違いの喜劇」と「時計じかけのオレンジ」でした。
しかも三本締めまで行われたのは、「時計じかけのオレンジ」だけです。
本当に、悪い子なのに、とても美しくエレガントで、
すごく魅力的なアレックスでしたよね。
今でも「第九」を聴くと、アレックスを思い出してしまいます。
舞台を縦横無尽に駆け巡るオーラ全開の小栗くん、また観たいですよね〜!
そして電車で20分で行くことができる(笑)、刈谷に再び来てほしいです。
それからどうも去年は舞台の年で、今年は映画の年と偏ってしまいがちなので、
年に1本の舞台、1本の映画、1本の連続ドラマが、
バランスよく観られるといいなあと思います。
ということで、今日は「時計じかけのオレンジ」で歌われた、
賛美歌を。


我々は薄い紅茶のようだ 
出がらしの飲むに耐えない紅茶 


天使の食事は取らない 
試練のときは続く 


だがここで罪の強さと 
悪魔の全ての種を
呪い始めよう 


神の善意を受け入れていこう 


アーメン


牧師との神妙ないい子のふりの可愛いアレックスを思い出しますね(笑)。
そして熱狂のカーテンコールも終わり、扉の向こうへ消えていく、
細身の銀髪、白いシャツ、白いサスペンダーの小栗くんを見たとき、
あの降り注ぐような「第九」の中で、今ここで輝くべきすべてが、
彼の中で輝いていたようなアレックスと、もう会えないと思った気持ちも、
はっきり覚えています。
また舞台の小栗くんにも会いたいですね。