風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

映像に映し出された支配力

よく晴れました。
【 小栗くんの公式HP 】より。
明日8日の「めざましテレビ」、インタビュー出演。
そして「笑っていいとも」のテレフォンショッキングにも出演です。
そうそう、あのキラキラのタモリさんのストラップ、
小栗くんが以前もらったストラップに、
マネージャーさんがデコレーションしたものが参考にされていますよね。
最初見たとき、「あ!」って思いました(笑)。
その話は出るかな?楽しみですね。
そしてtomtomgo さんが5日のコメント欄に舞台挨拶の様子を書いてくださいました。
ありがとうございます。読んでみてくださいね。
子役の子たち、しっかりしてますよね(笑)。


今日は先ほど「徹子の部屋」を見て、2回連続でしたが、
徹子さんが本当に「宇宙兄弟」に感動している様子が伝わってきて、
それを聞く、小栗くん、岡田くんがとても嬉しそうでした。
それがよかったなあと思いました。
宇宙兄弟」のシーンも、コールドプレイの曲とともに、
少し紹介されていましたが、その映像を見ただけでももう涙ぐんでしまいます(笑)。
黒柳さんがこのシーンが〜と説明されたところでも、
そうそう、そうなんです!ってテレビに向かって相槌を打っていました(笑)。
もうあのムッちゃんとヒビトが愛しくて愛しくて、
月と地球という、どんなに離れていても、繋がっているんだなあって、
その二人の思いに胸が熱くなってしまいます。
岡田くんは本当に小栗くんのことをムッちゃんと重ねている感じがしますし、
小栗くんも岡田くんのことを見る目が優しくてにこにこしていて、
二人の様子を見ても心が温かくなります。
そうそう、小栗くんが小さいとき、お父様のドキュメンタリー番組の中で、
幼稚園なのに、小学生と言ってしまって、お母様に怒られたところは、
そのシーン、2007年に出た「おしゃれイズム」に収録されているので、
もう一度、確認したいと思います(笑)。
このときの小栗くん、とてもとても綺麗でした〜(笑)。


宇宙兄弟」の記事、続々出ていますが、そのうち3つを紹介しようと思います。
いずれもネタばれを少し含んだりするので、気をつけてくださいね。
そういう部分ではないところを書き出していきます。
むぎちゃさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
監督さんのインタビューです。


【 宇宙兄弟 森義隆監督に聞く 南波兄弟は自身の境遇とそっくり「作品に呼ばれたなと思った」 】


−−小栗さんをキャスティングした決め手は?
ムッタ役の小栗君は、バラエティー番組などを見ていると、彼自身の本質というか、素の部分が垣間見えることがある。器用過ぎる不器用さだったり、ナイーブさ、男の子っぽいところ、理想と現実のギャップなど、ごちゃごちゃしているヤツだなあ(笑い)という印象を持っていました。また、芸能界の立ち位置を含めて、この時点の小栗君は、ひと皮むけようとしているころだろうとか、そうしたいろんな要素がからみ合った結果でした。ですから、彼が積み上げてきたお芝居うんぬんというよりむしろ、俳優・小栗旬という人間が今置かれている状況を生かせられれば、この役は面白くなると考えました。


共演した井上さんのインタビュー。
【 ケンジを演じた井上芳雄、映画『宇宙兄弟』を語る 】
小栗とは蜷川幸雄演出の舞台『ハムレット』('03)以来の共演となる。当時は楽屋も同じだったという小栗に対し、「この9年でいろんな経験をして、それが小栗旬という人間に全て生かされてるんだなということを感じましたね。一方で『この映画で芝居に対してやっと楽になったところがある』と自分の思いを赤裸々に語ってくれたり、芝居への真摯な姿勢や熱さは全く変わってなかった」と惜しみない称賛をおくる。


シネマレビュー
【 少々情けない三十路男を演じる小栗旬の演技に惹かれる『宇宙兄弟』 】
小栗旬岡田将生。見栄えバッチリのふたりが、日本人を代表する宇宙飛行士として登場してくれたら、そりゃあ、カッコ良いよなぁ。と、ミーハー心の芽生えを、まずは抑え込んで……。
熱烈なファンには頷けないところも多々あるかもしれない。だが、「膨大な原作の素材を、非常に上手く料理した作品」というのが、筆者の印象だ。本作は、原作そのままのセリフやエピソードを盛り込みながらも、“あるひとつのテーマ”に絞り込むためには多くを削ぐのも止む無しと判断し、キャラクターやエピソードを潔くカット。映画版として、きっちりと再構築させている。
コミックが映画になる場合、最も気になるのがキャスティング。小栗&岡田の兄弟コンビは、なかなかのムッタ&ヒビトぶりを披露している。特に、キャラクターを完全に消化してみせたのが小栗。筆者は特別、小栗のファンというワケではない。だが、本作の小栗は、かなりイイ。
弟のことを一番に想い、同時に優秀な弟に対するひけ目を感じ続けているムッタ。自身にも他にない素晴らしい才能が秘められていることに気づいていないムッタ。少々情けない三十路男なのだが、小栗は、彼を非常に親しみやすく、愛すべきキャラクターとして演じている。何より、ただひとりで画面に映し出されてたときの支配力がスゴイ。その表情ひとつで、観客を惹きつける魅力を持っていることに、気づかされる。


まず監督さんのインタビュー、
小栗くんのことをとてもよくわかっていらっしゃって、
さすがドキュメンタリーを撮っていた監督さんだなあというか、特にこの部分。
“器用過ぎる不器用さだったり、ナイーブさ、男の子っぽいところ、理想と現実のギャップなど、ごちゃごちゃしているヤツだなあ(笑い)という印象を持っていました。”
そうです、そうです。ごちゃごちゃしてます(笑)。
監督さんがこうやって小栗くんのことをわかってくださっているので、
だから私はムッタを観たとき、それはもちろん演じているんですけど、
小栗くんの本質的な部分というか、小栗くんの真の部分がちゃんとあって、
とても惹かれたんだなあと思いました。
それから井上さんの言葉。
“この9年でいろんな経験をして、それが小栗旬という人間に全て生かされてるんだなということを感じましたね。”
この部分がとても嬉しくて、そうですよね。プラスなこともマイナスなことも、
「全て」生かされていて、より人間的魅力が出るんだと思います。
“芝居への真摯な姿勢や熱さは全く変わってなかった”〜も凄く嬉しかったです。
それから映画レビュー。
なんといってもこの文章。
“何より、ただひとりで画面に映し出されてたときの支配力がスゴイ。その表情ひとつで、観客を惹きつける魅力を持っていることに、気づかされる。”
支配力って、映像ではなかなか言われない言葉だと思うのですが、
この支配力は、舞台で主役を演じてきた経験も活きていると凄く思います。
舞台は空間を支配しなくてはいけないので、
映像でもその支配力は健在で、とても惹き込まれました。
私もムッタ役、凄くいいと思いました。
とても魅力的な愛すべきムッちゃんでしたね。
そうそう、週末は「宇宙兄弟」の公開初日をお祝いするように、
スーパームーンで、本当に大きな綺麗なまんまるのお月さまでした。
そのお月さまに「ムッちゃ〜ん!ヒビト〜!」って叫びたいくらい、
ムッちゃんとヒビトという宇宙兄弟が大好きになりました(笑)。