風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

DVD キツツキと雨 その1

小雨が降っています。
グスコーブドリの伝記」公開記念特別番組 第4回が、
BS11 で 7月22日(日)夜 8 時から放送されます。
【 BS11「グスコーブドリの伝記」公開記念特別番組 】
「僕の名前はブドリ。未来を照らす光になる」
7月7日より全国公開される、
ファンタジーアニメーション映画「グスコーブドリの伝記」。
映画公開を記念してBS11では特別番組を放送していきます。
第4回は、映画音楽に注目!小田和正さんの主題歌や、
作曲を担当した世界的なバンドネオン奏者・小松亮太さんの、
音楽の魅力に迫ります。
また、公開初日のキャスト陣による舞台挨拶など、
映画にまつわる各種イベントにカメラが密着。
今回も、見れば映画がより楽しくなる情報満載でお届けします。是非ご覧ください!


日舞台挨拶、たくさん映るといいですね。
音楽もとてもよかったですよね。


そして「キツツキと雨」のDVD が今日、届きました!
私が買ったのはブルーレイの豪華版です。

【 amazon.co.jp キツツキと雨 ブルーレイ 豪華版 】
【 amazon.co.jp キツツキと雨 豪華版 DVD 】


【映像特典】<本編ディスク>
・オーディオ・コメンタリー(監督・沖田修一、脚本・守屋文雄、古館寛治)
・予告編集<特典ディスク>
・メイキング「キツツキと雨」撮影日誌
・公開記念番組「キツツキと雨と、木こりとふたりの監督と」
・未公開シーン
・舞台挨拶映像集
・「UTOPIA〜ゾンビ大戦争」予告編


【封入特典】
・守屋文雄・書き下ろし短編小説「田辺幸一の撮影日記」
・ブックレット(16P)
・「UTOPIA〜ゾンビ大戦争〜」台本縮小版
・「UTOPIA〜ゾンビ大戦争〜」劇場チラシ


まだ届いたばかりで、すぐ読めそうだった「田辺幸一の撮影日記」を読んで、
特典映像の「メイキング」を見ただけですが、
その内容について書きたいと思いますので、読みたい方だけお願いします。






キツツキと雨 DVD 特典ディスク 封入特典


まず「田辺幸一の撮影日記」がとっても面白かったです!
なんども声を出して笑ってしまいました。
幸一のネガティブさがなんとも言えず、
本当にこう思って撮っていたんだろうなあと、あの幸一が浮かんできます。
当然、映画とリンクしてくるので、克彦さんが手伝ってくれるようになり、
二人で、稽古をするシーンも、映画では使われなかったシーンが、
入っていて、それはリンコへのトモヒコのプロポーズのシーンなのですが、
幸一が適当に誤魔化してやったら、克彦さんに「真剣にやれ」と怒られて、
ちゃんと克彦さんにしがみ付いたこと。
これは映像でやってほしかったですね〜(笑)。
克彦さんにしがみ付く幸一くんが見たかったです。
あ、でもお風呂場ではなく、部屋で稽古したと書いてありました。
お風呂場で、あの状態でしがみ付いたら、危ないと思うので(いろんな意味で・笑)、
それなら見てみたかったですよね。
そしてクスクス笑いながらも、
最後は幸一の思いに触れ、温かい気持ちになって読み終わります。
是非、読んでみてくださいね。


「メイキング キツツキと雨 撮影日誌」は、
クランクインから、日誌形式で、メイキングが撮られています。
クランクインは、2011年3月29日、なんと幸一のラストシーン、
海辺のシーンからでした。このシーン、大好きです。
最初の日に最後のシーンを撮るなんて、凄いですよね。
小栗くんはあの椅子が本当に重たそうでした。
その後、日々の撮影風景を見ていくと、
沖田監督の爪を噛む仕草に、本当だ〜って思ったり(笑)、
1ヶ月間育てたサワガニが、本番で川に流れちゃったり、
演技を見て、カメラ越しに笑いをこらえる沖田監督がいたり、
チビゾンビくんは川に流される場面で、スースー寝ていたり、
(役所さんがチビゾンビくんを膝に乗せて、小栗くんが役所さんの後ろで、
 カチンコを持って、写真を撮ってました・笑)
もうひとつの「キツツキと雨」というか、
キツツキと雨」が映画撮影の裏側を撮っているので、
そのまた裏側のような、不思議な感じでした。
小栗くんは、竹やり隊のリーダーのおばさん(役者さんです)に、
「初対面で『ファンです』って言ったこと、覚えていますか」と、
たずねられて、「もちろん!もちろん!」と笑顔で言っていましたが、
だいたいにおいて、小栗くんというより幸一くんのままで(笑)、
ヌボーとしているというか、でも監督さんにこうしたら〜みたいなことは、
ちゃんと言っていて、これは役所さんも監督さんに自分のアイデアを、
仰っていましたが、そういうことが言える現場の空気なんだと思います。
一番楽しみだったお風呂のシーンは(笑)、
マイナス1度の中、本番前に、バスローブにくるまれて、
震える小栗くん、役所さんが映っていました。
小栗くんは濡れた黒髪が少し揺れていました。
でも本番になると、震えは止まってさすがの演技で、その後、
二人で仲良くお湯に入って温まっているところがよかったです。
このときの小栗くんは前髪をあげていて、スベスベお肌で、
とても綺麗でした。
実は最後の方で、監督さんの言葉に重ねて、
いろいろなシーンが映るのですが、このシーンもちらっと映って、
二人で足を伸ばして、笑い合いながらお湯につかっているところが、
なんだか微笑ましく可愛かったです。
総じてやはり「時計じかけのオレンジ」が終わった直後だったので、
小栗くんは細身で美しく、そういう小栗くんが見られて嬉しかったです。
ゾンビが戦うシーンは血しぶきがあがったりするため、
一発で撮らなければならず、何度もリハーサルをしていて、
その様子を見ていた役所さん、小栗くん他の皆さん。
小栗くんは祈っていたり、「本番!」の声は全員でかけていて、
皆がひとつになって撮ったシーンだなあと思いました。
4月19日、小栗くんは克彦さんの家で、海苔を食べる等のシーンで、
ひと足先にクランクアップ。役所さんのクランクアップは4月28日でした。
沖田監督はあのとおり優しそうで、一見頼りなさそうなのですが、
監督について、小栗くんも役所さんもがんこさ、芯の強さがあると、
言っていて、だからああいう良い映画が出来たのだと思います。
明るく温かい映画なので、メイキングもそのままの雰囲気で、
地元のたくさんのエキストラの皆さんも本当に楽しそうで、
映画同様、ゆったりと、クスクス笑えるようなメイキングでした。
1時間2分くらいありました。
最後の最後で、「沖田組 キツツキと雨 4月18日」というパネルとともに、
記念写真が映るのですが、そこに写っている幸一というか、小栗くんが、
本当に本当に優しい笑顔で(女の子みたいに・笑)、
キツツキと雨」の優しさに繋がる笑顔だなあと心打たれました。
キツツキと雨」という映画に出演できて、
本当によかったなあと思います。
それからやはりこちら東海地方で撮影した映画なので、
馴染みの地名がたくさん出てきて、嬉しかったです(笑)。


まだこれだけしか見ていないので、
これから他の特典映像、封入特典、本編、そしてオーディオ・コメンダリーを、
楽しみに観てみたいと思います。