風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

名残惜しそうに離す指先

晴れましたが風がとても冷たく寒いです。
「リチプア」SP について、舞川さんのブログにも、
台本と懐かしの(笑)お誕生日祝の写真がUPされています。


【 舞川さんのブログ 】


“台本読みながら二回泣きました。”と書かれていますよ。
切ないシーンなのかな、それとも幸せの涙なのかな。楽しみですね。
それにしてもこのお誕生日の写真は、
小栗くんはこういうおどけた?感じのときがときどきあるのですが、
よく見ると、井浦さん、佐野さんもどこか変ですよね(笑)。
なんだか可笑しいです。
楽しいリチプアチームの雰囲気が伝わってきますね。


メールにて教えていただきました(ありがとうございます)。
舞台「あかいくらやみ」、イープラスに「シアターガイド」とは違う、
ポスター?チラシ?の写真があります。


【 イープラス あかいくらやみ 】


私は「シアターガイド」の写真はあまりにも怖かったので、
こちらの写真の方が好きです。
セピア色でクラシックな感じで、
でも何か起こりそうな感じがしますよね。


今までで好きなチラシは、まず「間違いの喜劇」
皆黒いスーツ姿で格好よかったです。その中心に小栗くんがいました。
「お気に召すまま」も素敵でしたし、「偶然の音楽」もよかったです。
そして「カリギュラ」もなかなか凄いチラシで、でも美しかったですね。
舞台はチケットの先行販売があったり、チラシが出来たりすると、
だんだんワクワクしてきますよね。


以前、wowow の「プルミエール」という番組で、
「間違いの喜劇」の制作発表会見や、
「偶然の音楽」「タイタス・アンドロニカス」の稽古風景が、
放送されたことがありました。
最近は稽古風景って、あまり放送されませんよね。
その中で「タイタス・アンドロニカス」稽古中の、
ある場面がとても印象に残っています。


人々が右往左往する中、皆に気付かれないように、
エアロンがタモーラの手を握って、
スッと行ってしまうシーン。
長身のエアロンが雑踏の中、
しなやかに走り抜けながらの、さりげなく、
でも「ここにいるよ」と確認させるような手の触れ方と、
エアロンの手のぬくもりを名残惜しそうに求めるように、
ゆっくり下ろすタモーラの腕が指先が、また印象的で、
愛人だわ〜って感じがしました(笑)。
そのエアロンの一見、素っ気なさそうな仕草が、
余計に誘われるような、
その一瞬で、ドキッとしてしまって、
たとえば二人が隠れてキスしているよりも、
もしかしたら、ドキッとしたかもしれません。


このエアロンが凄く素敵だったんですよね。
しかし本番で使われなかったんですけど(笑)。
「あかいくらやみ」はラブシーンとかあるのでしょうか。
題材的にはないかな。
あるとしたら、お相手は原田夏希さんかなと思うのですが、
白石加代子さんということもありえる?(笑)
そういえば「ムサシ」の制作発表で、
まだ台本が出来上がっていなくて、
そのとき白石さんが、私がお通ということも〜と、
藤原くんとは他の作品でラブシーンも演じたのでと仰っていて、
笑いを誘っていたのですが、
だから白石さんということもあるかもしれません。
白石さんとだったら、怨念ドロドロで、
でもある意味セクシーなシーンになりそうです(笑)。
その前にラブシーンがあるかどうかはわかりませんが。


こうやってこれからの舞台をいろいろ考えるのも楽しいですよね。
「タイタス・アンドロニカス」も復讐の連鎖を呼ぶ残酷な物語でしたが、
でも血は赤い糸で表現していて、他は真っ白で、
エアロンだけが赤い衣装を翻し、とても美しい舞台でした。
「あかいくらやみ」はどうでしょう。
開けてびっくり玉手箱?はたまたパンドラの箱でしょうか(笑)。