風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

赤いリボンは綺麗にほどけて結び合うよ

よく晴れました。
明日2月1日に、wowow で、
「9分でわかるシェイクスピア蜷川幸雄長塚圭史の場合〜」という番組が、
放送されます。
【 wowow 9分でわかるシェイクスピア〜蜷川幸雄・長塚圭史の場合〜 】
無料放送ですし、9分なので、よかったら見てみてくださいね。
私も楽しみにしています。


シェイクスピアといえば、28日のコメント欄に、
pecori さんが、一番繰り返し観るのは「間違いの喜劇」だと、
書かれていて(ありがとうございます)、
私も、長くファンをやっていますけど結局、
「間違いの喜劇」を一番繰り返し観たかなあと思います。
やっぱり喜劇で気楽に観られるのと、幸せなハッピーエンドですし、
それからなんといっても、小栗くんが美しい!
このときの生で観た小栗くんは今でも思い出します。
本当に、それはそれは美しかったこと!
輝くばかりの舞台映えするオーラで、本当に綺麗な子だなあって心奪われました。
可愛いおでこを出して、茶髪の髪はひっつめてあり、弟役のときは、
少し前髪をたらし、その顎のラインも美しく、すべらかな首筋と、
肩から斜めがけにしているマントのドレープが軽やかに揺れて、
マントの色も弟役のときがアイボリー、兄役のときが赤。
この赤が本当に綺麗な落ち着いた品のいい赤でした。
白い肌によく映えていました。
相変わらず、背が高くて顔が小さくてスラッと細身で足が長い。
そして何と言っても、立ち姿が惚れ惚れするほど美しい。
私は台詞もないなんでもないシーンで、あまりの美しさに、
突然、感動におそわれたほど(笑)。
この中世ヨーロッパ的な衣装が、とても彼の品の良さを引き出して、
堪らなく素敵な王子様でした。しかしこの王子様、なかなかの乱暴者?
召使を殴る、小突く、怒鳴る、追いかける、駆け巡る。
ときどきほっとした笑顔、眩しい笑顔、ロマンチックな笑顔。
小栗くんの表情はくるくる変わって、とても惹きこまれました。
蜷川さんの舞台は美術も素晴らしいですし、衣装も素敵ですよね。
本当にどこを切り取っても、一枚の絵のように美しいので、
そこも惹かれる要素です。
そこにシェイクスピアの美しい台詞が語られるので、もう鬼に金棒です(笑)。
また蜷川シェイクスピアでの小栗くんを観たいなあと切に願っています。


「間違いの喜劇」「タイタス・アンドロニカス」が収録されている、
DVD です。
【 amazon.co.jp NINAGAWA×SHAKESPEARE III 】


その虹色のリボン、大切に大切にはずしたら
そこは中世の夢の世界
まるで飛び出す絵本のような
美しい若者は踊るよ 駆け巡るよ そして間違えられる 
絡み合った虹色?いいえ赤いリボンは 綺麗にほどけて結び合うよ