風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

BORDER Blu-ray BOX

曇っていましたが晴れてきました。
今日、「BORDER」のBlu-ray BOX が届きました!
私は、Blu-ray の方を購入しました。


【 amazon.co.jp BORDER Blu-ray BOX


【 amason.co.jp BORDER DVD BOX 】


漆黒のBOX は「BORDER」の雰囲気そのままに、中には、DISC が6枚。
真っ黒なDISC の中、DISC 5 だけがピンク色で、
そのDISC 5 に最終話と、特典映像が入っていました。
今日はその特典映像だけを見ました。


制作発表映像・・・約13分
メイキング&インタビュー集・・・約21分
クランクアップ集・・・約12分
最終話の予告 3パターン・・・約3分


これだけで約50分あります。この特典映像はとってもよかったです!
やはり良質なドラマは、そこかしこにその雰囲気が漂うというか、
ちょっと胸がいっぱいになってしまいました。
この頃思うんですけど、俳優さんはある意味受け身というか、
どんなに実力があっても、良い作品に出会えなかったら、
その魅力を発揮できないわけですし、
本当に本当に、この作品に小栗くんが出会えてよかったなあと思いました。
しかもそれは金城さんが小栗くんに当て書きしてくださったもので、
それがこんなにも素晴らしい作品になって、
これほど役者冥利に尽きることはないですよね。
他の役者さんからも、この作品に関われたことを誇りに思うという言葉が、
何度も出てきて、何本も何本もいろんな作品に出演した俳優さんから、
こういう言葉を聞けることは本当に素晴らしい作品だったのだなあと、
しみじみ思いました。
遠藤さんや野間口さんの小栗くんへの言葉もとても嬉しかったです!


それから封入特典の豪華ブックレット、まさに豪華でした!
写真が数枚あるだけかなと思っていたら、
なんと95ページもあり、全話、金城さんのインタビューや、
小栗くん、宮藤さん、波瑠さんのインタビュー等で、綴られています。
その中に、その回の写真も組みこまれ、
とても読み応えがあるものになっています。
ツイッターで紹介されていた青木くんが描いた絵で、
人物紹介も2ページ、載っていました。
これは「BORDER」のサイトにある、「BORDERの作り方」を、
本にしたものだと思います。
最初の第1話の金城さんのインタビューにはこう書かれていました。


ー制作のそもそものきっかけはどんなものだったのでしょう?
金城「ずっと小栗旬さんという俳優に興味があったんです。
    加えて、共通の友人から小栗さんの良い評判をたくさん聞いていたので、
    一緒に仕事をする機会を窺っていました。
    それで、小栗さんに合うようなプロットをいくつか考えて、
    その中からこの「BORDER」という作品をピックアップし、
    テレビ朝日さんに売り込みをかけたんです(笑)。


本当に嬉しいですよね!
やはりどんなに枝葉が綺麗でも素晴らしくても、
根幹がしっかりしていないと、作品は成立しないと思うので、
「BORDER」はその根幹である脚本がそれはもう素晴らしかったので、
金城さんに本当に感謝です。
小栗くんを選んでくれてありがとうございますと、心から思いました。
では特典映像の内容について書きたいと思いますので、
読みたい方だけお願いします。






BORDER Blu-ray BOX 特典映像


制作発表映像・・・約13分


テレビのワイドショーでは少ししか映らなかったので、
しっかり見ることができました。
もうすでに青木くんとは仲良しな感じで、青木くんの話を聞きながら、
にこにこしている小栗くんが可愛いです。
青木「石川の役ではクールですけども、小栗くん本人は全然そうでもなく、
    ちょっとこう人の心に土足で入ってくるっていうか、土足というか、
    スパイクで入ってくるような結構ズタズタにされてる部分もあるんですけど、
    それも意外と気持ちよかったりして、楽しくやってます」
青木くんがこの話をしているときは、隣で大笑いしてました(笑)。
波瑠さんが小栗くんと青木くんの仲良しぶりをやっかんだり、
古田さんや遠藤さんの話も面白かったです。
石川のビジュアルは大好きなので、申し分ない上に、
ライトで目がきらきらしていて、ますます素敵でした。


メイキング&インタビュー集・・・約21分


小栗くんの電車内でのクランクインから始まり、
共演者の皆さんのクランクン、
メイキングでは1話の銃で撃たれるシーン、5話の走るシーン、
4話の爆破のシーンの入念なリハーサル、
5話の宮藤さんとのシーン、7話の神坂を演じた中村達也さんとのアクションシーン、
8話の倉庫のシーン、最終話のシーン等が少しずつ入っています。
その合間に、小栗くんが青木くんと談笑するひとこまや、
小栗くんはハンマーで、青木くんは器具を回しながらの、
二人の体力作りの様子が映されていたり、
宮藤さんと写真を撮っている様子等が映っています。
そして小栗くん、青木くん、波瑠さん、サイくん、ガーくん、遠藤さん等の、
インタビューも少しずつ入っています。
アクションシーンを撮り終えた後の小栗くんと中村さんとのツーショットも、
よかったですし、最初の撮影の頃は皆さん、ダウンコートを着ていて、
寒かったんだなあと思いました。


10代のデビュー当時から知っている遠藤さんのインタビュー。
遠藤「久々に今回「BORDER」で演じて、彼も30歳になって、第1話を観たときに、
    うわっ、名優になったな、こいつっていうのが、
    凄く第1話のときに感じたんで、ほんとに細かいとこも考えてるし、
    抑えた芝居で、ピリッと張り詰めたものもあって、
    旬くんの変遷が、一番衝撃的だったかな」


こんなふうに言ってくださって本当に嬉しいです!
こういう10代や20代の頃共演して、また今共演した俳優さんの言葉は、
説得力がありますよね。


最終話を演じた小栗くんのインタビューもよかったです。
小栗「ほんとにこの石川って役を自分に、金城一紀さんが当て書きをしてくれて、
    出来あがったキャラクターなんですけど、ほんとにこの今のタイミングで、
    こういういい役をやらせてもらえることに出会えたっていうのは、
    ほんとにありがたいことだったなあと思いますね。
    ただ演じるにあたっては石川って、どんどん孤独になっていってしまうので、
    なかなかしんどかったですけど」


本当にありがたいですよね。そうです。今このタイミングで、
この役に出会ったことは幸せでしたね。


クランクアップ集・・・約12分


古田さん、山口さんのクランクアップには、小栗くんが花束を手渡し、握手。
古田「このチームのレギュラーで非常に嬉しかったです。
    メンバーになったことを誇りに思っております。
    こんなにも毎週、ドキドキしながら台本を待ったのは久しぶりです」
サイくん、ガーくんこと、浜野さん、野間口さんのクランクアップにも、
小栗くんが花束を手渡し、握手。
小栗くん、白シャツが眩しいです。
野間口「小栗くんと初めて一緒に芝居をすることができて、こうなんでしょう、
     すげぇ俳優だなっていうのを間近で見れて、凄い嬉しかったです。
(傍らで俯いて恥ずかしそうに笑っている小栗くん) 
    「あの、こういうのね、間近で言うと恥ずかしいでしょうけど、
     ほんとありがたかったなと思います。
     ハマケンについてはノーコメントで(笑)」
浜野「おい!」
浜野「現場の雰囲気とか僕、凄い大好きで、しかも流れとか、キャスティングとか、
    超カッコよくて、このドラマに関われたことを凄い誇りに思ってます。
    今日で終わるのは寂しいですけれども、
    こんな出会いができてほんとによかったと思ってます」
青木くん、遠藤さんのクランクアップ。
波瑠さんが遠藤さんへ、小栗くんが青木くんへ花束を手渡し、
小栗くん、波瑠さんともに、青木くん、遠藤さんとハグ。
青木くんが喋っている最中に、
小栗くんが小道具でいたずらするシーンもありながら(可愛いなあ・笑)。
青木「とても寂しいっす。もっとやりたいです。
    いいものを作ろうって言ってやってたことが、
    ほんとに素晴らしかったなと思いますし、
    そういう現場にずっと参加出来たことが、ほんとに誇りに思います」
青木くんは、ずっと口元に手を持っていって喋っていて、
感極まっている様子でした。
遠藤「こんな名作な傑作な刑事ドラマに出会えて幸せでした。
    プロデューサー、脚本家、全部、監督、カメラマン、照明、
    そして俳優部、旬くん先頭に、ほんとに今日の今日まで、
    旬くん、疲れたと思うけど、ほんとによくこんなものを作り上げました。
    長い役者人生の中で、ほんとに思い出に残る一作になりました」
傍らで大きく拍手する小栗くん。
大森さん、波瑠さんがクランクアップ。
小栗くんが大森さん、波瑠さんへ花束を渡して、ハグ。
そして小栗くんがクランクアップ。
小栗「いつもそうなんですが、今回ほど、まわりの人に支えられていることを、
    実感できた瞬間もないですし、こうして最後また現場に立てたことが、
    ほんとに皆さんあってのことだなあと思いました」
小栗「皆さんどうもありがとうございました。ヤッター!」
花束を片手に持ってバンザイをするような小栗くん。
写真で見ましたよね。まわりのスタッフさんが皆さん拍手をしてくれていて、
青木くんも駆けつけてくれて、またハグ。
そして皆で写真を撮って終わりました。


皆さんのクランクアップを見ているだけで、
こちらまで胸がいっぱいになってしまいました。
「BORDER」はなんていうか、職人さんの集まりみたいだなあと思います。
小栗くんもある意味、役者という職人さんみたいなところがあって、
志の高い人たちが良い作品を作ろうと、熱い思いで作り上げた結果、
本当に素晴らしい作品が出来て、本当によかったです。
こういう作品に小栗くんはなかなか巡り会えなかったので、
ファンとしてもとても嬉しい作品でした。
クランクアップでは、皆さんとたくさんハグしていた小栗くん。
私は小栗くんの抱きしめ方がとても好きなんですけど、
抱きしめているようで、抱きしめられているような感じがするんです。
安吾くんは、まさに、皆に抱きしめられているような、
正義を突き進んだために孤独になっていった安吾くんが、
背中をポンポンと優しく慰められているような、
そんな愛しい石川安吾くんでした。
石川安吾を演じた小栗くん、素晴らしかったですよね。
特典映像だけでも、感動的な「BORDER BOX」でした。