風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

信長協奏曲 第9話

よく晴れました。日差しは暖かいですが風が冷たいです。
いつも賑わっている【 ウロボロス ツイッター 】ですが、
11月30日にこう呟かれていました。
“ポスター撮影と一緒に、初出しスポットCMも行ったのですが、こちらもかなりいい仕上がりになっております!
12日の『Nのために』の終わりで流れますので、お楽しみに!”
これは竜哉くん、初お披露目でしょうか。楽しみですね!


さて7日の「おしゃれイズム」に鋼太郎さんが出演されていて、
藤木さんが司会だったので、「信長協奏曲」で共演中ということもあって、
いろいろとお話が聞けました。
いつもどおり、小栗くんの話も出ましたが、
「タイタス・アンドロニカス」イギリス公演のとき、小栗くんだけモテた話は、
2013年4月の「ボクらの時代」でも話されていましたね。
もう少し詳しく話しているので、
橋本じゅんさん、鋼太郎さん、小栗くんがゲストの回です)
その当時のブログより、書き出してみますね。


小栗「この8年間ぐらいですか。鋼太郎さんと出会って。
    まあ、ほんと、いろんな経験させてもらいました。ほんとに。
    一緒に酒飲んでいるのも凄い楽しかったし。
    やっぱり鋼太郎さんと一緒にイギリスに行くっていうことも、
    凄いデカイことだったし。
    ストラトフォード・アポン・エイヴォンという場所にある、
    ロイヤルシェイクスピアシアターで、
    ほんとにわかりやすいんだけど、
    一気に街の人たちの僕らに対する反応も違ってくるんですよ」
吉田「スーパーで買い物していても、握手してくれって言われたり、
    よかったわよと言われたりするわけよ」
小栗「鋼太郎さんと僕は毎回芝居の前に二人で走るっていうのをしてたんだけど、
    劇場のまわりを走ってると、犬の散歩をしてた老夫婦みたいな人たちに、
    ちょっとちょっと!って言われて、
    昨日観たよって、マーベラスとか言われて」
吉田「嬉しいよな」
小栗「あれはなんか、ほんとに」
吉田「やっぱりね。それでお墓に行ったわけよ。シェイクスピアのね。
    そしたら、むこうのさ、17歳、16歳くらいの女子高生なんだろうね。
    むこうの、綺麗なんだよ。白くて金髪で、ほんとスタイルが良くて、
    綺麗なんだよ。むこうの女子高生って、うん、綺麗」
小栗・橋本「あははは!」
橋本「わかりました、わかりました。綺麗でとどめましょ」
吉田「そしたら、むこうでは小栗旬はさ、むこうでテレビ出てるわけじゃないから、
    小栗旬知名度は俺と一緒なわけだよ。知名度的に一緒なわけだよ。
    俺が歩いてたら、振り向きももちろんしないさ。しないよ。
    小栗があとから来てみると、
    (振り返って口を覆う仕草)あ〜ってしてるわけだよ。
    イギリス人の女の子が、スイートとかプリティとか可愛いとか素敵とか、
    言ってるわけよ。もう、いいんだけどね。別にそういう話は、
    別に芝居とは関係ないんだけど」
橋本「でもちょっと、ん?って思いますよね」
吉田「関係ないんだけど、やっぱりそうなんだって」
小栗「そこにダメ押しさせてもらうと、初日が終わって、
    2日後、3日後に、イギリスの劇評がいっぱい出たんですよ」
橋本「どうだった?」
小栗「そしたら鋼太郎さんから僕に電話がかかってきたんですよ。
    小栗、劇評読んだか?僕ちょっと、英語そんなにしっかり読めないんで、
    なんとなくしかわかってないんですって言ったら、
    なんでよ、お前が俺より評価が高いんだよって鋼太郎さんから言われて」
橋本「いちゃもんですか」
吉田「いちゃもんつけるのは俺だろ」
小栗「ちょっと待ってください、よくわかんないですって言ったら、
    なになにのこれを見ろって言われて、吉田鋼太郎、素晴らしい、
    麻美れいも素晴らしい、この舞台はこうである、
    蜷川幸雄の演出も素晴らしい、そのあとに、however 」
吉田「ところで、やはり、みたいな感じだよな」
小栗「エアロン役の小栗旬のカリスマ性が光っていた、みたいな」
橋本「締めですね」
吉田「そうそう。なんだよ、イギリスって思ったもん」
小栗・橋本「あはははは!」


「タイタス・アンドロニカス」のエアロン役は、
小栗くんならではの魅力、美しさが評価されたんですよね。
それについて、徹子の部屋で蜷川さんがこう仰っていました。


蜷川「これからね、黒柳さんのところへ行くんだったらね(お気に召すまま稽古中)、
    ともかく僕の名前を何度も言って、誉めてくれって」
黒柳「ふふふ。可愛いわね。ホントにハンサムね。でもね。
    でも、彼がやった役っていつもああいうふうな人が、やらないのよね」
蜷川「そうですね。もっとなんていうんですか、マッチョっていうか、筋肉質の、
    でかい人が、やるんですけど、
    それがちょっとしなやかなエアロンだったので、
    とても意表をついたっていうこともあるんですけど、
    違う形のセクシーな感じがしたんだと思うんですよね。よかったですよ」
黒柳「凄いですよね。だって。
    シェイクスピアの本場のところでおやりになるんですから」


蜷川さん、よくわかっていらっしゃる。
「違う形のセクシーな感じ」〜好きです!
やっぱり細身でしなやかな小栗くんが美しいと思うんですよ。
またそんな小栗くんを舞台で観たいなあと思います。


さて「信長協奏曲」第9話を観ました。
やっと一人二役をしっかり見ることができましたね。
サブローと対面して話しているときの光秀が、静謐でしんとしていて、
この時代の人なんだなあと、より鮮明になって、
ちょっとゾッとするくらいでした。
小栗くん、さすがでしたね。
延暦寺の件については、あのサブロー信長でどう描かれるのだろうと、
思っていたら、秀吉がそそのかす感じで、
結局本当の信長が行うことになり、それはサブロー信長がやったことになって、
やはり入れ替わることによって、歪みが出てきましたね。
一身に背負ったサブローは、翻弄される形になり、
お人よしで優しいサブローはとても可哀想でした。
そして本当のことを知った秀吉は、これからどういう行動に出るでしょう。
本能寺の変後、そのまま秀吉は天下を取ることになりますし、
ここから彼の思う壺でしょうか。
サブローと光秀、光秀と秀吉、秀吉と半兵衛、そしてサブローと帰蝶
見応えがありましたね。
特に帰蝶は、包み込む母性のような優しさがあって、
もうファンタジー時代劇なので、
最後の最後は、サブローと帰蝶、ふたり揃って、
現代に帰っちゃえばいいのにって思いました(笑)。


帰蝶  「わらわはお前がいさえすれば、どこで暮らそうとかまわぬぞ。
      おお、皆、着物を着ておらぬのじゃな」
サブロー「帰蝶ちゃんは美人だから、なんでも似合うよ。
      まずはロングスカートから始めようか(ニタニタ)」
帰蝶  「何を笑っておる」
洋服店に入る)
サブロー「これなんか、どう?」
店員  「何かの撮影ですか?」
サブロー「え、まあ」
帰蝶  「わらわはこういう色は嫌いじゃと言うておろう」
サブロー「絶対似合うよ。着てみて」
(無理やり試着室に帰蝶を押し込む)
サブロー「次は髪を切らなきゃね・笑」


ちょっとディズニー映画「魔法にかけられて」みたいですが、
こんな感じで、後はサブローと帰蝶ちゃんと、愛すべき家臣たちが、
幸せになってほしいです(笑)。
光秀くんはいまいち掴めないキャラなので、
光秀くん、秀吉くんは今後の行動を見て、
幸せになってほしい組に入れるかどうか決めます(笑)。