風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

小栗旬 ベスト3

よく晴れました。風は冷たいです。
まずフィギュアスケート、浅田選手、
世界選手権代表、おめでとうございます!
復帰後すぐに、グランプリファイナル出場、
世界選手権代表に選ばれるなんて、素晴らしいと思います。
27日の全日本選手権フリーも心揺さぶられました。
あんなにも切なくて美しいマダムバタフライを見ることが出来るなんて・・・。
本当に復帰してくれて感謝です。
これからも応援していきたいと思っています。


さて来年1月は、映画「信長協奏曲」の番宣等が目白押しですね。
頑張って見ましょう(笑)。
まいんさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
1月7日「信長協奏曲」の完成披露試写会の会場ですが、
以前、私、「東京ドーム、凄いですよね」と書いたのですが、
会場は東京ドームシティホールでした。すみません。
こちらです。https://www.tokyo-dome.co.jp/tdc-hall/
観に行かれる方、楽しんできてくださいね。


そして今年もあとわずかということで、
毎年、今年の小栗くんのベスト3を書いていたのですが、
今回は、少し趣向を変えて、
私自身、2004年からファンになって満11年、12年目に突入したので、
これまでのベスト3を書いていこうかなと思います。
なかなか選ぶのは難しく、今の気持ちで選出しました。
舞台、映画、ドラマはその作品と役について、選んでみました。
それでは発表します(笑)。


<舞台 作品>
1 カリギュラ
2 お気に召すまま
3 時計じかけのオレンジ


舞台が終わった後、涙が溢れ、放心状態で席を立てなかったのは、
カリギュラ」だけです。舞台の力にまざまざと感服し、
24歳の彼、このときに「カリギュラ」を演じさせた蜷川さんに敬服しました。
「お気に召すまま」は初演も再演も凄く好きな舞台です。
シェイクスピアの作品の中で、もっとも楽しく、幸福感に溢れる戯曲
一番幸せになれる喜劇といわれる、そのとおりの舞台でした。
時計じかけのオレンジ」はとてもパワーを感じ、
演者の一体感に圧倒された舞台でした。


<舞台 役>
1 オーランドー(お気に召すまま)
2 アンティフォラス(間違いの喜劇)
3 エアロン(タイタス・アンドロニカス) カリギュラカリギュラ
  アレックス(時計じかけのオレンジ


何はともあれ美しい小栗くんが好きなので(笑)、
やはりシェイクスピアの舞台に立つ小栗くんは特別だと思います。
本当に息を呑むほど美しい。
古典的な美しい台詞とともに、しなやかに舞台を駆け巡る姿は、
何年も経った今でも思い出すたびに心奪われます。
そしてアレックスはエッジのきいた「第九」がよく似合っていて、
銀髪の悪魔的な美しさが混在するアレックスでした。


<映画 作品>
1 キサラギ
2 キツツキと雨
3 ロボコン


キサラギ」はブルーリボン賞作品賞受賞、
キツツキと雨」は東京国際映画祭審査員特別賞を受賞しました。
もうそろそろ個人賞を争えるような作品に巡り合ってほしいですよね。
どうしてもエンターテインメント寄りの作品が多いので、
観客動員数度外視(笑)の、思いっきり芸術的な作品にも出てほしいです。


<映画 役>
1 鳥飼誠一(踊る大捜査線 THE MOVIE 3・THE FINAL)
2 滝谷源治(クローズZERO 1の方)
3 相田航一(ロボコン)ルパン(ルパン三世


鳥飼くん見たさに、映画館に何度も足を運びました(笑)。
立ち姿が美しいのはもちろん、歪んだ正義を抱え込んでいる様子が、
色っぽかったです。
源治くんは、男を美しく撮ることにかけては秀逸な三池監督が、
狙い通りに美しく撮ってくださって、やくざの組長の息子という、
ある意味ボンボンな感じも好きでした。
航一くんもよかったです。ルパンもよかったです(笑)。


<ドラマ 作品>
1 BORDER
2 リッチマン、プアウーマン
3 多数


「BORDER」はギャラクシー賞と、東京ドラマアウォードの優秀賞を受賞した、
本当に、上質な独特の世界観のある作品でした。
小栗くんの主演作品で、やっとやっとここまで質の高い作品に、
巡り合えたと思いました。嬉しかったです。
リッチマン、プアウーマン」も惹き込まれる力のある作品で、
名場面がたくさんありました。
3位はひとつの作品に絞れませんでした(笑)。


<ドラマ 役>
1 石川安吾(BORDER)
2 日向徹(リッチマン、プアウーマン
3 工藤新一(名探偵コナン)サブロー信長・光秀(信長協奏曲
  段野竜哉(ウロボロス中大兄皇子大化の改新梶原景季義経
  石田三成天地人吉田松陰(八重の桜)
《殿堂入り》 花沢類 佐野泉


ご覧のとおり、花沢類と佐野泉は殿堂入りということで(笑)、
1位の石川安吾は精神的に拘束されている感じが色っぽく、
小栗くんの真骨頂である切なさが満ちている役で、とても心掴まれました。
2位の日向徹は、才能があるゆえの長所、短所の説得力に無理がなく、
それがより魅力的で、さとみちゃん演じる真琴との関係も凄く好きでしたが、
新さん演じる朝比奈との関係もとても好きでした。
3位がとても多いのですが(笑)、それぞれ格好いいのと、
歴史上の人物を演じる小栗くんが好きなので、
信長協奏曲」はちょっと変化球だったので、
次は直球の歴史物の作品に出てほしいです。


<CM>
1 サントリーウイスキー山崎(フライミートゥザムーン)
2 資生堂 uno
3 ペプシ


サントリーウイスキー山崎(フライミートゥザムーン)」は、
やはり音楽も含めて、とてもとてもロマンチックでした。うっとりしました。
資生堂の「uno」は可愛かったですね。ロンドンの風景に、
格好いい4人が溶け込んでいました。
ペプシ」は、完成度の高さが素晴らしく映画みたいでした。
他には「グリコ」のイクラちゃんや「味の素」の博士、
七変化やずぶ濡れやいろいろ楽しませてくれた「ソニーエリクソン」、
CM でも印象的なものが多いですね。


<ドキュメンタリー>
1 情熱大陸


情熱大陸」は衝撃的でした。こんなにも正直に見せていいの?という、
胸が締め付けられるようでした。
DVD も何度も何度も見ました。
すべて「カリギュラ」へ向かっていくために仕組まれた物語のようで、
その中で、あらゆる意味で24歳の彼のなんと美しかったことか。
小栗くんにとって大きな分岐点となった24歳でしたね。


さて結構偏った選出でしたが(笑)、
基本、細身で美しく繊細で屈折している感じが好きなんですよね(笑)。
でも本当に長い間、真摯に作品に、役に向き合い、
どんどん成長してくれて、第一線で活躍してくれたおかげで、
たくさんたくさん楽しませていただきました!
小栗くんに感謝、感謝ですね!
しかし欲を言うならば、2013年に出版された「Next Stage」に、
「今一番やりたい仕事は何ですかって言われたら、
蜷川舞台に出たいんだもん。今俺のやりたいこと優先順位ナンバーワン。」と、
書かれていたし、蜷川さんとの対談もありましたので、
こういう言葉を匂わせるとき、
だいたい後々実現する場合が多いのですが(今までの経験上・笑)、
いまだに実現せず、でもやはりもう一度、
蜷川さん演出の舞台に立ってほしいのです。
望みを捨てずに(笑)、願っていきたいと思っています。
来年はまずは「信長協奏曲」の映画をとても楽しみにしています。
ミュージアム」もまた違った小栗くんが観られそうで期待しています。
楽しみですね!


では今年も変わらず読んでくださって、コメントをくださって、
本当に本当にありがとうございました!
とても励みになりました。ブログをやってきてよかったなあと思いました。
感謝の気持ちでいっぱいです!
それでは皆さん、良いお年をお迎えくださいね。
来年もよろしくお願いいたします。