風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ミュージアム 特報 撮影現場レポート

よく晴れました。風が強いです。
ミュージアム」特報が、もうひとつあります。
【 ミュージアム 特報 】


雨と沢村刑事、絵になりますね〜。
私はこちらの特報の方が好きです。


その「ミュージアム」、撮影現場レポートの記事がいくつか出ました。
【 小栗旬主演『ミュージアム』、撮影現場公開! 大友啓史監督“カエル男”について言及 】
昨年には映画デビュー15周年を迎え、いまや日本映画に欠かせない俳優となった小栗について、大友監督は、「もっとも仕事をしてみたかった俳優の一人。小栗くんとならこのネタやります!」とオファーを受けた理由を語り、「小栗くんは、頭で役作りをしない。体で考えてくる。体のほうが勝っている稀有なタイプ」と称賛。さらに、「力もあるし、仕事がしやすい」とベタ褒めし、小栗とともに本作を作り上げていく決意を明かした。


【<小栗旬>鬼気迫る表情で犯人を追う! 大友啓史監督作「ミュージアム」撮影現場 】

大友監督は、撮影現場での小栗さんの印象を「スタッフに聞いたところによると、(小栗さんは)褒められるのが嫌いみたい(笑い)」といい、「(演技が)いいと思っても、あまりいいということは言わないようにしようと思った」と冗談交じりに語る。続けて、「若い俳優には珍しく、いい意味で“体が勝っている人”」と俳優としての小栗さんを表現し、「考えない役者ということではなくて体で考えてくるというか、役者が誰とか妻役がどういう顔か、息子役がどういう子なのかということと過ごす(考えさせる)時間を与えると、ちゃんと肉体に反映させてアウトプットしてくる」と小栗さんの役作りを分析する。「観察だけではなく体験することが大事で、そこに近づくための努力は必要」と大友監督は語り、「小栗くんは若いくせに、そこに気付いている(笑い)」と称賛する。


【 小栗旬が謎の地下室に潜入、大友啓史監督作「ミュージアム」撮影現場レポート 】

「ハゲタカ」の演出時には、会話の間や物語のスピード感などを理解するため原作小説をすべてタイピングしたという大友に、本作の撮影に入る前に行ったことはあるかと聞くと「マンガ作品を実写化するときは現場では原作を隣に置かないようにしてます。2次元を3次元に置き換えるわけだから、寄せていく作業も大切だが、どこかで離れていく作業も必要」と回答。


これらの記事は、3月17日に書いた、「Cinema★Cinema」での言葉、
「何より身体性が高く、体で芝居全体、役全体をとらえられる。」とも、
重なりますが、小栗くんのこと、たくさん褒めてもらって嬉しいですね。
そして今漫画の実写化が多いのですが、
「マンガ作品を実写化するときは現場では原作を隣に置かないようにしてます。2次元を3次元に置き換えるわけだから、寄せていく作業も大切だが、どこかで離れていく作業も必要」〜これは凄くわかります。
そのままそっくりに実写化しても、実写化する意味がないですよね。
“離れていく作業”というのは納得です。
2時間程にまとめなくてはいけませんし、
やはりちゃんと映画として確立してほしいです。
1本の作品として、素晴らしいものにしてほしいなあと思います。
そしてよく考えてみると、私は結局小栗くんの出演した実写作品の、
原作の漫画をあまり読んでいなくて、
花より男子」「GTO」「獣医ドリトル」、
宇宙兄弟」「ウロボロス」「信長協奏曲」等々読んでいません。
小栗くんが出演した作品ではないですが、
もともと読んでいて、実写化されたものは「のだめカンタービレ」だけです。
のだめカンタービレ」は漫画もまさに音が聴こえてきそうなほど、
上手く書かれていましたが、
実写で、本当にその曲を聴くことができるというのは、
実写にする価値があったと思います。
以前は小栗くん、漫画原作のものが多いなあと思っていましたが、
それは小栗くんに限らず、今は漫画を実写化した作品がほとんどというか、
そういう風潮なので、やっぱり原作はどうあれ、いかに1本の映画として、
良い作品になるかどうかだと思います。
ミュージアム」期待しています。