風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

CRISIS 第8話

晴れたり曇ったりしています。
「CRISIS」第8話、観ました。
格好よかった〜!面白かった。切なかった。ロマンチックでした。
それにしても7分30秒のノンストップのアクションシーン、素晴らしかったですね。
殴るシーンは、重さがあって痛さも伝わってくるので、
もう息を呑んで見入ってしまいました。圧巻でした。
記事にもなっています。


【 小栗旬、『CRISIS』第8話アクションは「日本のテレビドラマ史に残る」】
俳優の小栗旬が主演する30日放送の関西テレビ・フジテレビ系連続ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(毎週火曜 後9:00)第8話では、これまで過激なアクションシーンが話題となった同ドラマでも特に規格外となるバトルシーンが展開。小栗は「『CRISIS』はアクションが売りではありますが、これまでアクションで話を終わらせることはありませんでした。でも第8話だけはとんでもない、日本のテレビドラマ史に残るアクションをやって終わらせます」と並々ならぬ自信をのぞかせている。
今回は小栗や西島秀俊演じる田丸三郎らが所属する特捜班5人が乗り込んだカルト教団の150人近くいる出家信者を相手に7分30秒のノンストップ対決が実現。すでにバトルの最後に小栗、西島を待ち受ける敵役として、現役の人気プロレスラーである後藤洋央紀新日本プロレス)と土井成樹ドラゴンゲート)の出演が発表されている。
西島は「小栗君がプロデューサーに『もっと強い敵を用意してくれ!』と言っていたら、今回本当に最強の男たちと対決することになりました。後藤選手も土井選手も文字通り規格外な人でした。小栗君をはじめとしたキャストとスタッフの覚悟が詰まったシーンになっています」と手応えをにじませる。
完成作品を観た小栗から「狂ってるね。ヤバすぎる。スゴすぎる。見た人は、絶対にビックリするよ」と電話を受けたという白木啓一郎監督(カンテレ)は「20年以上のテレビマン人生で、間違いなく一番大変な撮影でした。キャスト、スタッフともに熱の入れ様が半端なかったです。小栗さん、西島さんをはじめ、役者の身体能力が高いのは言うまでもないですが、現場にいる全員の心が一つになりました」と振り返る。
「物理的な制約が多すぎて何度も諦めようと思った僕の背中を、皆が押してくれました。後にも先にも、こんなシーンが撮影できるのは『CRISIS』だけだと思います。このシーンの撮影に、場所の下見だけで5回以上、アクション練習にのべ1ヶ月、現場リハーサルに2日かけた上で臨み、撮り上げました。ぜひ、見ていただければ幸せです」と総力をかけて臨んだ壮絶バトルに期待が高まる。


本当に凄かったです。
稲見のスーツの上着がマントを翻しているみたいに、
アクションとともにひらひら揺れて、
その長い足が抱えられたり、相手を挟んだり、蹴り上げたり、
もう色っぽいし、格好いいしで、惚れ惚れして、目が釘付けになってしまいました。
長身と手足の長さ、スタイルの良さが映える、映える。
スピード感もあって軽やかで、息が上がっているところもリアルでしたね。
特捜班の皆もそれぞれ格好よくて、
田丸はもちろん、班長も樫井も大山も強かったです。               
7分30秒、長回し、ノーカット。
追いかけるカメラも凄くて(途中、傷のメイクもしてますよね)、
キャスト、スタッフ、皆が心ひとつにして、撮ったシーンなのだなあと思いました。
そのときの音楽も、ロックが凄く合っていて、
救出後、ピアノの旋律になって、残党をひとりまたひとりと、
稲見が倒していくところもなんだか切なくて、格好よく素敵でした。
最後、傷だらけの5人で笑い合い、
稲見がひと差し指で大山の頬に触れようとして、
撥ね付けられたところも可愛かったです(笑)。
最初の久々のトレーニングシーン(相変わらず二日酔いの稲見とか)、
芳ちゃんとのシーンもよかったですよね。
頬杖をついた長い指と目線が、凄く色っぽくてドキドキしました。
田丸と千種のシーンは、もどかしくも大人のシーンで、
手の甲で頬に触れるところ、素敵でした。
そうそう、いつも田丸と稲見が揃って警棒を出すところも、
凄く格好いいですよね。スイッチが入る気がして、好きです。
田丸が教団へ一人で乗り込もうとしていたところに、
5人が揃ったところは、ちょっとヒーローものみたいにワクワクしました。
愛すべき特捜班です。


大山「私たち、チームでしょ。何をやるにも一緒でないと」
吉永「ま、そういうことでな」
稲見「楽しいことはみんなで分かち合いましょうよ」
田丸「樫井は・・・何してた」
樫井「出家信者が150人ちかくもいるんだよ。うまく散らしておかないとね」
大山「こんどこそ間違いなく怒られるね」
吉永「怒られて済んだら上出来だな」


いつものようにツイッターの質問に答えてくれました。


「大変なアクション。撮影を終えたときの気持ちは?」
小栗さん『もはやクランクアップのような気持ちでした。』
野間口さん『アドレナリンがでまくってました。エアロスミスを熱唱して帰りました。』
土井さん『とにかく迷惑かけないように思ってたんで、試合よりも緊張しました。』


「後藤さんに持ち上げられたとき、どんな気持ちでした?」
小栗さん『撮影当時、75kgくらいだったんですが、一発で持ち上げられて、
単純にすごいと思いました。でも、後藤さんの腰が心配になりましたっ。』


「教団シーンのあと、西島さんとどんな話しましたか?」
小栗さん『西島さんが、"おれら、よくやったよ"って言ってくれて、本当に嬉しかった』


「8話では、アドリブありましたか?」
小栗さん『救出がおわり、教団から出てきたとき、
稲見が大山の顔にちょっかい出したところは、実はアドリブなんです』


エアロスミスを熱唱して〜というのは、高揚感が伝わってきますね。
"おれら、よくやったよ"〜本当にそう思います。
そして大山の顔にちょっかい出したところ、アドリブだったんですね。
ちゃんと大山らしいリアクションでしたよね。さすがです。
そんな大山役の新木さんは、7話のとき、質問に答えていて、
「人生で最高だった時間は?」という問いに、
『撮影が無事に終わり、みんなで居酒屋さんで、第1話を見られたとき』と、
答えていて、とても充実した素敵な現場だったのだなあと思いました。
そんな大山を稲見はお兄ちゃんとして温かく見守っていて、
しかも、大山のアクションが格好よくて、同じ技を習って取り入れたとのこと、
今回のちょっかいを出したところといい、
小栗くんらしいというか(笑)、可愛いですよね。
「CRISIS」、来週は稲見の過去が明らかになりますね。楽しみです。