小春日和です。
♪ 間違いの喜劇 大千秋楽 より 2006年3月12日 ♪
カーテンコールは、1階も2階もスタンディングオベーションの中、
パンッ!という音とともに、テープと紙吹雪が降り注いできて、
皆さん、それにちょっと驚きながら、揃ってお辞儀。
客席から「蜷川コール」が出始めた頃、蜷川さんが舞台の袖から登場。
小栗くんと高橋さんの腕を持ち上げて、バンザイをするように、お辞儀、お辞儀。
鳴り止まない拍手、拍手、拍手...。
私にとっては初めての大千秋楽で、名古屋の公演でした。
でも小栗くん、怪我をしてしまって、舞台の下に落ちたとき、
(これはいつもの演出だったのですが)
左眉の下を切ってしまったのです。でもそれから出る人、出る人、
血を拭うハンカチを持ってきてくれたり、客席を通って去るときに、
大丈夫だよと心配する私たちに声をかけてくれたり、
みんなでカバーして、喜劇という雰囲気は壊さず、
本当に素晴らしいチームプレーを見せていただき、感動しました。
最後はにこやかに皆で挨拶して、蜷川さんの笑顔もよく覚えています。
その当時は、顔なので、傷が残らないようにと思っていましたが、
「クローズZERO」で滝谷源治を演じたとき、
その傷を利用して、顔を作っていたので、
こういう活かし方もあるのかあ(笑)と思いました。
いまでもよく見ると薄っすらわかりますよね。
こういうことを思うと、それから小栗くん、たくさん舞台に立ちましたが、
ただの一度も中止になることなく、続けてこられたことは、
舞台役者さん、全ての方々もそうですが、本当に凄いことだなあと思います。
そういえば最近、蜷川実花さん監督の作品に、
小栗くんが出演するのでは?という噂がありますが、
どうぞ本当でありますように願っています!
このまま噂どおりであれば、作品も共演者も、
私の好み的に、これで来年1年凌げるぐらい、好きな作品なんですけど(笑)、
どうかお願いしたいです。
今日の小春日和のように、心に暖かい、いえいえ、熱い期待を持たせてほしいです。
さて忘年会シーズンに向けて、大正漢方胃腸薬の新しいCMが流れていますね。
心の声が可愛い小栗くんですね。