風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

髑髏城の七人 Season 花

晴れました。暑い日が続いています。
この暑さの中、大変な環境の方々に1日も早く平穏な日常が戻りますように、
祈っています。


昨日の「銀魂 2」のツイッターライブ生配信、都内バスツアー、見ました。
あの3人が、バスから降りて、ポスターにサインを書いたり、
チラシを配ったり、凄かったですね。ちょっとドキドキしました。
メイキングも楽しかったです。
それから「銀魂 2」の予告がとてもよかったです!
なんといっても、隊服の銀時の格好いいこと!
ああいう洋もののクラシカルな服装は、とても似合うと思います。
あの隊服で、全員並んだポスターも凄く格好いいですよね。
公開が楽しみです。


西郷どん」は、SPも第26回も、まだ紹介という感じでしたね。
こちらも、これからが楽しみです。


そしてwowowで放送された「髑髏城の七人 Season 花」を観ました!
生の舞台は観られなかったので、とても楽しみにしていました。
凄く凄く面白かったです!「髑髏城の七人」って、
こんなに面白かった?って思うくらい、
引き込まれて、たくさんの熱い思いを受け取りました。
なんといっても、捨之介が素晴らしかった!
あの百人斬りのシーン、凄みを増した美しさに、
思わず「千両役者!」と叫びたくなるほどでした。
蜷川さんの「小栗は中心にくるべき俳優」という言葉を、
まざまざと思い知らされるような、紛ごうこと無く中心で輝く、
美しい捨之介でしたね。
まさに華がある役者というのはこういうことという感じ。
小栗くんとしては、2011年のリベンジということでしたが、
もちろん演技も殺陣も、格段に上手くなって、
そこに、6年分の経験、落ち着き、余裕が加わって、
捨之介という役自体に小栗くんが追いついたような、
とても輪郭がしっかりした鮮やかな捨之介になったなあと思いました。
小栗くん自身も、とても生き生きと演じていて、楽しそうで、
おおらかで頼りがいのある素敵な捨之介でしたね。
それから舞台の小栗くんを観るといつも思うのですが、
やはり品がありますよね。
捨之介という役は、忍びで、信長の寵愛を受けてという役ですが、
その忍びになったのも、実は由緒ある出の〜みたいな、
そんな雰囲気がいつもあります。
まわりの役者さんたちもさすがの一言で、
沙霧は、まっすぐでチャーミングで、2011年のときより、
捨之介が好きな感じが伝わってきました。
捨之介の沙霧への頭ポンポンもよかったです(笑)。
そして古田さん!あれは反則じゃないですか!(笑)
登場シーンで、相手役の小栗くん、
よく吹き出さなかったなあと思いました。
兵庫も青木さんらしい兵庫で、
三五は、ある意味変わらず三五で、よかったです(笑)。
舞台装置がゆっくりと移動するところは、そこに時間が感じられて、
パノラマサイズの画像とともに、引き込まれます。
雨が降っていたり、小さな川があったり、
まわるカーテンコール、素敵でしたね。
小栗くんもそうですけど、皆さん、殺陣も激しいし、
舞台を走り回り、そして台詞を言う、凄いなあと思いました。
とにかく小栗捨之介、相変わらず立ち姿が美しく、長身で、
白い肌、乱れた髪、水を雪駄でかき分け、大股で歩く、
しなるように剣を走らせ、白地の着流しに差し色の赤が、
艶やかさと色っぽさを際立たせていました。
本当に本当に素敵でした〜!


ではここからはネタバレになるので、読みたい方だけお願いします。




2017年版、ちょっと楽しみにしていたシーンがありまして、
それは捨之介が、鎧を着たシーンで、銀時のときも書きましたが、
洋ものが似合うんですよね。足も長いですし。
ということで、そのシーンを楽しみにしていたら、
思わぬ展開が。2011年のときは、
もう薬を盛られた後だったような気がするのですが、
今回は、天魔王が、これから夢見酒を捨之介に、
飲ませようとするシーンだったので、
もしや、天魔王が蘭兵衛にしたみたいに、口移し?
ヤッター!と思いましたが、違いました(見てみたかった・笑)。
こんなシーンになりました。


天魔王「そなたの信じる捨之介なら髑髏城にいる。
    城の牢内で息も絶え絶えになっている。
    それが貴様の希望の果てだ」


天魔王「これは南蛮渡来の夢見酒。ひとたび飲めば心は飛んで夢を見る」
家来たちに、身体を押さえつけられ、口を開けさせられ、
天魔王の手から、夢見酒を無理やり注ぎこまれる捨之介。
家来の大きな手が捨之介の口を覆い、飲み込まされる。
捨之介「あ・・あぁ・・うぅ・・貴様」
天魔王「ふ、まだ意識を保っているとはな。
    さすが忍び働きをしていたことはあるな。
    だが、それもそろそろ限界。この仮面の裏にも、
    夢見酒をたっぷりふくませた布が貼ってある。
    お前の意識はどこまでもつかな」
捨之介「・・・貴様、逃げるつもりか。俺を、身代わりにして・・・」
天魔王「だから何度言ったらわかる。天魔王はお前だ」
捨之介に仮面をかぶせる天魔王。


これでも充分、色っぽかったんですけど、
できたら口移しが・・・(まだ、言う・笑)。
そうそう、やっぱり色っぽさが増しましたよね。小栗捨之介。
本当に本当に素敵な捨之介でした!


捨之介「浮世の義理も昔の縁も三途の川に捨之介だ」


捨之介「だけどその捨之介という名前も捨之介だ。
    これからは、新しい名前を探す旅にするよ。
    お前が救ってくれたこの首にふさわしい名前をな」