風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

人間失格 追加キャスト発表

曇っていましたが、晴れてきました。

映画「人間失格」、追加キャストが発表になりました。

小栗旬×蜷川実花監督『人間失格』に宮沢りえ&沢尻エリカ&二階堂ふみ(CINRA.NET) - Yahoo!ニュース

蜷川実花監督の映画『人間失格』の追加キャストが発表された。

今回出演が発表されたのは、宮沢りえ沢尻エリカ二階堂ふみ。宮沢は2人の子供を育て3人目を身ごもりながら奔放な夫を支える太宰の正妻で『ヴィヨンの妻』のモデルとされる津島美知子役、『ヘルタースケルター』に続き蜷川監督とタッグを組む沢尻は『斜陽』のモデルとされる太田静子役、二階堂は太宰と恋に堕ち、共に死ぬことを夢見る最後の愛人・山崎富栄役をそれぞれ演じる。

宮沢りえのコメント
いつか、いつかと話していたミカさんとの作品作りが実現してとても嬉しいです。映画の中の世界とはいえ太宰治の妻として生きる時間はとてもエネルギーを必要とする時間でしたが、役を生きる事に誠実な小栗さんと子供の役である素晴らしい3人の存在、才能あるスタッフが、太宰治の妻として母としての息吹を与えてくれたような気がします。

沢尻エリカのコメント
蜷川監督作品に帰って参りました。
今回は恋に生きる女性を全力で演じてみました。
実花さんが作り出す世界観と小栗さん演じる太宰治の魅力で、ウキウキが止まらない撮影で夢みたいな体験をする事が出来ました。
沢山の素敵なキャストと最高のスタッフが集結しているので、どんな仕上がりになるのか期待しかありません。
皆さんもきっと「人間失格」の太宰治に魅了されるでしょう。
それでは、劇場でお会いしましょう。

二階堂ふみのコメント
とうとうこの作品に出会ってしまいました。美しく儚い、そんな夢を見ていたような現場でした。
小栗さん演じる修治さんは、私が何処かで求めていた“太宰治”のような気がします。きっと観る人其々の中にある“太宰治”に会える作品だと思います。
実花さん、しあわせでした。

蜷川実花監督のコメント
人間失格太宰治の物語でもあり、同時に三人の女性達の話でもあります。
私が尊敬して止まない大好きなミューズ達。
ずっと仕事したかったりえちゃん。想像をはるかに越える美知子の演技に圧倒されました。本当凄かった、震えました。
大切な戦友エリカ。私が知ってる可愛いエリカがそのまま静子に乗り移りました。やっぱり大好き、お帰りなさい!
演じるために生まれてきたようなふみちゃん。
全てのシーンが息を飲む仕上がりになったのは富栄として生きてくれたからだと思います。
いつもみんなに助けてもらいました。
こんな奇跡のような日々を過ごせて幸せでした。
ありがとう。

池田史嗣(松竹)プロデューサーのコメント
この実在した三人の女性は、太宰という破天荒な天才作家に振り回された不幸な女性、と見られることが多い存在。
ですが、蜷川実花監督のフィルターを通して見る女性像は、そんなにヤワなものではありません。
少なくとも彼女たちの存在が、作家としての太宰に大きな影響を及ぼしていたことは間違いありません。
どんな女優さんに来ていただくのか、本当に大きなテーマでした。
『紙の月』の宮沢りえさん。
ヘルタースケルター』の沢尻エリカさん。
『私の男』二階堂ふみさん。
それぞれの世代のチャンピオンのような女優三人が揃ったのは、奇跡に近いことだと思います。
そして三人とも、作品のために全てを捧げてくださいました。
いつの時代でも、自分の人生を自分で決める女性は強く、美しい。
映画『人間失格』は、三人のヒロインの勝利の物語でもあります。
最強の三女優、夢の競演。
きっと、もう二度と再現できないキャスティング。
どうぞお見逃しなく。

 

素晴らしいキャスティングですよね。いろいろ完璧で怖いくらい(笑)。

実花監督なので、映像は間違いないと思うのですが、

あとは脚本が、キャストに負けないくらい素晴らしいといいですよね。

音楽も楽しみです。

宮沢さんは、いつか舞台で共演してほしいと思っていたので、

映像での共演もとても嬉しいです。

沢尻さんは、昔「オトシモノ」というホラー映画で共演したことがあるのですが、

若かった二人、共演時にはそんな話は出たのでしょうか。

「オトシモノ」はレンタルで観たのですが、怖い映画は苦手で、

小栗くんの出演シーン以外、早送りしてしまいました(笑)。

二階堂さんは、ドラマ「Woman」で共演しましたよね。

「Woman」もとても可哀想な物語で、

こちらも小栗くんの出演シーン以外、早送りしてしまいました(笑)。

人間失格」は早送りどころか、もう何回観ようかとか、

ブルーレイになったあかつきには(気が早い)、

ところどころスローにして、観たい所存です(笑)。

皆さんから、「役を生きる事に誠実な小栗さん」、「小栗さん演じる太宰治の魅力」、

「小栗さん演じる修治さんは、私が何処かで求めていた“太宰治”のような気がします」

そんな言葉をかけていただいて、本当に、小栗太宰が楽しみです。

退廃的で厭世的で繊細で、色っぽくそして美しい太宰でありますように。

 

♪ お気に召すまま より 2007年7月8日 ♪

生で見た小栗オーランドーについて。
本当にものすごく綺麗な子でした〜。
やっぱり綺麗だなあって、美しい子だなあって何度思ったか、分かりません。
その高い背と、顔は小さくて、あり余るほど足が長くて、スレンダーで。
照明があたると、透きとおるような陶器のような肌。
立ち姿が美しく、彫像のようなバランス、その瞳の強さも心うち抜かれました。
正装姿なんて、もう素敵で倒れそうでした(笑)。
あの木の上に佇む姿は、まるで一枚の絵のようで、
アーデンの森に溶け込んでいました。
舞台から降りて、通路を駆け上がるとき、その瞳に吸い込まれそうで、
本当にドキドキしました〜(笑)。

輝くばかりのオーラで、シェイクスピアが似合う彼の美しさは、
品のいいオーソドックスな美しさだなあって、今回認識しました。