風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

人間失格 特報

晴れたり曇ったりしています。東海地方も桜の開花宣言が出ました。

映画「人間失格」特報が解禁されました!

小栗旬が主演を務め、9月13日(金)に公開される映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」より、特報映像とティザービジュアルが解禁された。

「人間は、恋と革命のために生まれてきた」という太宰(小栗)の名言から始まる特報映像には、天才作家として生きる太宰と、彼を愛する3人の女たちそれぞれの濃密な関係が映し出されている。

「大丈夫。君は僕が好きだよ…」と女たちに甘い言葉をささやく太宰。しかし、愛人・静子(沢尻)からは「赤ちゃんが欲しい」と笑顔で迫られ、もう一人の愛人・富栄(二階堂)からは「うそつき!」と突き飛ばされるダメダメっぷり。

その一方で、正妻の美知子(宮沢)からは「あなたはもっとすごいものが書ける!」と叫ばれ、のちに日本最大のベストセラーとなる傑作「人間失格」の執筆のために机に向かう、鬼気迫る表情の太宰の姿が…。 

まるで太宰が憑依したかのような、かつてないほど色気に満ちた魅力的な小栗の存在感と、華やかなトップ女優3人それぞれの個性あふれる熱演を垣間見ることができる映像となっている。

また、特報とともにティザービジュアルも公開に。口元についた“赤い何か”を手の甲で拭う、思わせぶりでセクシーな太宰と、彼を巡る3人の女性たちの姿。

「禁断の恋。ヤバい実話」というコピーの通り、誰も見たことがない太宰と女たちの“究極の恋”に期待感が高まるビジュアルとなっている。

さらにこのたび、劇中音楽をフランス・パリを拠点とする音楽家・三宅純が手掛け、現在作曲中であることが発表された。

動画はこちら。

もうなんかちょっとどうします?(笑) 息苦しくなりそうな色っぽさですよね。

こういう感じ、やってほしかったのですが、いざそうなると、

どういう対応したらいいのかわからない(笑)。

本当に色っぽくて美しくて、眼差しから声まで素敵で、

ただそこにいるだけで女性が引き寄せられるような、

どんなにかモテるだろうなあという雰囲気がひしひしと伝わってきました。

しかも真剣なのに嘘つきで怠惰で限りなく優しいような、

この映像だけでも伝わってきますよね。

この特報を見て私としては、太宰治というともっと暗く湿った空気というか、

そういう感じかなと思っていたのですが、

でもそうだ、蜷川実花さんが監督なのですから、

実花さんらしさが表れた映像になっていますよね。

しかもそのポップさが、小栗くんが持つポップさと相まって、既成概念から外れた、

少し攻撃的な太宰治になっている感じがして、凄く楽しみになりました!

そうですよね。小栗くんがキャスティングされたということは、

彼だからこその太宰であるべきで、とてもワクワク、ドキドキします。

それから最近は品行方正が過度に求められる世の中になったので、

こういうダメ男というか、どうしようもない男を、

より観てみたい、惹かれてみたい、溺れてみたい衝動にかられていて、

あの動画、ティザービジュアルを見て、ここにいた!と確信しました。

だって「君は僕が好きだよ」って、「僕は君が好きだよ」じゃないんですよ。

小栗太宰しか言えない言葉ですよね。

ああ、早く9月にならないかなあ。写真集も出てほしい。

Blu-ray も買います(気が早い・笑)。

とにかく映画「人間失格」楽しみですね!

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪

オーランドー だがな、かわいそうな爺や、お前は朽ち果てた木の
       手入れをしてるんだよ、この木にはもう花も咲かない、
       いくら苦労して丹精込めたって駄目なんだ。
       まあいい、好きなようにしろ。一緒に出て行こう、
       お前が若いころ貯めた金を使い果たさないうちに
       どこか、ささやかでも満足できるところに落ち着こう。