風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

赤く染まった唇

晴れたり曇ったりしています。

めぐさんが、6月20日のコメント欄に、先日の小栗くんのラジオの内容について、

書いてくださいました。ありがとうございます。読んでみてくださいね。

ゴジラ vs コング」についてはそういう経緯があったのですね。

でもめぐさんが仰っているように、小栗くんはチャンスを待つだけでなく、

掴み取って、自分のものにしている感じがしますよね。

是非、そのチャンスをものにして、羽ばたいていってほしいです。

でも変わらず日本でも私たちを魅了してほしいですね。

 

6月30日の「君の名は。」の放送内で、「天気の子」の、

冒頭シーンが流れるそうです。

新海誠監督の最新作『天気の子』が7月19日に公開されることを記念して、6月30日の夜9時よりテレビ朝日にて『君の名は。』(2016)が放送される。その放送内で、『天気の子』の冒頭シーンが初公開されることが決定した。

新海監督にとって3年ぶりとなる待望の最新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を選択するさまを描く。

 

これは楽しみです。小栗くんの声のシーンはないかもしれませんが、

期待しています。

 

映画「人間失格」完成しました!

無事人間失格完成!!
ちょっとこれマジですごいのできました ぐふ

 

嬉しいですね。ぐふが可愛いです(笑)。

この写真を見るだけでも、たくさんの方々が携わっているんですね。

 

そんな「人間失格」、こういう記事もありました。

小栗旬が稀代の作家・太宰治にふんする映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)で、太宰の唇が赤く染まったビジュアルについて、監督の蜷川実花にその意図を聞いた。口紅、そして血のようにも見える赤だが、そこにはどんな狙いがあるのか。

キャッチコピーに「死ぬほどの恋。ヤバすぎる実話。」とある本作は、太宰の代表作「人間失格」誕生秘話、そして彼のスキャンダラスな生きざまを、実話に基づくフィクションとして映画化。ティザービジュアルでは太宰の下に、正妻・美知子(宮沢りえ)、愛人で弟子の作家・静子(沢尻エリカ)、愛人で美容師の富栄(二階堂ふみ)を配置。本ビジュアルでは太宰の下に、3人の女たちのほか藤原竜也演じる坂口安吾をはじめとする5人の男性キャラを配置している。

これら2種類のビジュアルのほか予告編でも共通して目を引くのが、太宰の赤く染まった唇だ。太宰のバックグラウンドを知らずとも興味をそそられる意味深な画だが、蜷川監督は、2種類のビジュアルについて以下のように語っている。「太宰を知らない若い世代の人たちにも、ぱっと見で興味を持ってもらえるようなビジュアルを目指しました。太宰の唇の“赤”の色彩が際立つように、ティザービジュアルでは背景を真っ白の花に、そして本ビジュアルでも、私の写真としては、背景を控えめな色味にしています。とにかく、小栗さんがセクシーに見えるようにしたいという思いがありました」

また、予告編では太宰と女たちの艶やかなラブシーンに加え、雪道に横たわる太宰に花が雪のように舞い落ちるシーン、水中に花々と共に沈んでいく姿などが見られるが、本作において「花」は重要な意味を持っているという。「女性たちにもそれぞれをイメージした花があって、美知子は菖蒲、静子は梅、富栄は椿です(※ポスタービジュアルのキャラクターの背景に置いている花)。また、(予告編で)雪道で横たわる太宰の上に白い花が雪のように降ってくるシーンでは、この3人以外にもきっといただろう太宰と関わった女性たちの思いをその花に託して表現したいと思っていました」

 

そうですよね。唇の赤が印象的ですよね。美しい太宰、早く観たいです。

この頃、テレビでも「ダイナー」の予告を見るようになりましたが、

藤原くんの「ダイナー」と小栗くんの「人間失格」が、

同じ蜷川実花監督で、同じ年に公開という、

蜷川実花監督が、蜷川幸雄さんの思いを継いでくれている気がして仕方ありません。

蜷川さんは舞台自体もとても美しく、役者さんたちもそれは美しく、

演出してくださったので、

蜷川さんがことさら思いをかけてくれた藤原くんを小栗くんを、大切に、

実花さんの色にも存分に染めながら、

きっと魅力的に撮ってくださっていると思います。

映画「人間失格」、本当に本当に楽しみにしています!

 

♪ カリギュラ 台詞より ♪

ケレア  「あの男は考えることを強要する。みんなに無理やり考えさせる。
      安全ではないということが人を考えさせるんだ。」

 

エリコン 「あんたらにはカイユスに指一本触れさせはしないぞ。
      たとえあの人の方でそれを望んでいるにしてもだ。」

 

エリコン 「美徳の小売店を経営しているあんたたちが、
      若い娘が恋を夢見るように、安全を夢見てる。」

 

エリコン 「そんなあんたたちが数え切れないほど苦しんできた人を、
      毎日千の新しい傷口から血を流している人を、おこがましくも、
      裁こうとはな。殺るならまず俺を殺ってからにしろ。肝に銘じておけ。
      奴隷をさげすめばがいい、ケレア。
      この奴隷はな。あんたの美徳より上にいる。というのはな。
      こいつは、今もあの哀れなご主人を愛することが出来るからだ。
      あんたたちの立派な嘘や、不実な口から守って差し上げるからだ。」

 

カリギュラ「やがて運命の道がミモザで覆われる。女たちは軽やかな衣装を纏い、
      はるかなる爽やかな空。カシュス、人生が微笑んでいる!」

 

セゾニア 「でも魂をこれっぱかりも持たない連中はみんなそうだけど、
      あんたたちは魂のありすぎる人間に我慢できない。
      魂がありすぎる!それが厄介なのよ。そうじゃなくて。
      だからそれを人間は病気と呼ぶ。
      知ったかぶりの連中が正しいってことになって、そいつらは満足する。
      あなたは、一度でも人を愛せたことがあるの?ケレア。」

 

カリギュラ「他のものたちは権力がないから創作する。
      おれには作品など必要ない。生きるんだ。」

 

カリギュラ「詩人は私の敵だ!もう会うことはない。整列して退場。
      私の前を行進していけ。そのさいタブレットを舐め、
      そこに書かれた破廉恥のあとを消せ。」

シピオン 「カイユス、こんなことをしても無意味です。僕は知っています。
      あなたはすでに選んでいます。」
カリギュラ「ほっといてくれ。」
シピオン 「そうしましょう。僕はあなたを理解したような気がするんです。
      あなたにも、あなたとそっくりな僕にも、もう出口はありません。
      僕は遠くへ出発します。このこと全ての理由を探しに。
      お別れです。愛しいカイユス。全てが終わったとき、
      忘れないでいてください。僕はあなたを愛しました。」