風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

天気の子 感想

曇り空の一日でした。

「天気の子」初日舞台挨拶がありました。

映画「君の名は。」(2016年)などを手掛けた新海誠監督の最新作「天気の子」が7月19日に公開。都内にて行われた初日舞台あいさつに、新海監督の他、声優を務めた醍醐虎汰朗、森七菜、吉柳咲良、本田翼、小栗旬らが登壇した。

小栗は「いつアフレコに行ってもみんなが初々しくて、その瑞々しさにあてられて日々を過ごしていた。今日もみんなが『緊張するね』って話しているのを聞いて、“取り戻さなきゃな、その気持ち”って思って今ここにいます」と、若い世代と共演した気持ちを告白。

すると、醍醐が小栗を「一番憧れの俳優さん。いつも観察していた。すっごいいい香りがするんですよ!」と明かし、続けて、小栗から同じ香水をプレゼントされたエピソードを打ち明けると、会場からは拍手が。小栗は「好感度上がったな」と笑顔で答えた。

 

小栗くんらしいですね。

その「天気の子」観てきました!

とてもとてもよかったです。後半、ずっと涙が流れて感動していました。

私個人としては「君の名は。」より好きです。

まさに新海監督の底力を感じ、新海監督作品の中で、一番好きな作品になりました。

小栗くんの須賀圭介も凄くよかったです!

小栗くんが声優をやった作品の中で、こちらも一番好きな作品になりました。

エンドロールのキャストの最後に「小栗旬」と名前が出たとき、

誇らしい気持ちになり、こんな素敵な作品に参加できて、

本当によかったなあと思いました。

映像もそれはそれは美しい映画でしたが、心情的にも美しい映画でした。

ではここからの感想はネタバレを含む感じになるかと思いますので、

読みたい方だけお願いします。

 

 

 

 

天気の子        新海誠監督作品

            森嶋帆高  醍醐虎汰朗

            天野陽菜  森七菜

            須賀圭介  小栗旬

とにかく振り切ったもの凄い着地点だったのです。

こういう終わり方なのね~と思って、

でも私はそこにこそ、カタルシスを感じました。

この終わり方こそが、彼らの純粋さをより結晶のように、

輝かせるものだったのかなと思います。

映像は本当に1ミリも手を抜かない吸い込まれるように美しい絵で、

あらゆる雨、雨、雨、畏怖を感じる空、雲、光、

彼らの心情をリアルに際立たせるに十分な美しさでした。

そして小栗くんが声を演じた須賀圭介は、

凄く魅力的な人物で、小栗くん、等身大に近い役って、久々じゃないですか、

とても合っていたと思います。

斜に構えていて、外れていて、あるわけないってこともわかっているけど、

でも心の底では純粋な彼らを信じる力を持っている。

雑で調子が良くて、胡散臭くて、

でも頼りがいがあって、優しくて、子供好きで、温かくて、

そんな感じをより自然に演じていて、本当にいい声でした。

素敵な須賀圭介だったと思います。

またRADWIMPSの音楽も素晴らしかった。

曲も美しいのですが、詞の映像とのリンクの仕方が本当に抜群で、

心にぐっと迫ってきます。

それからそれから猫のアメちゃんが、とてもとても可愛かったです!

映像は東京をリアルに描いていて、そのリアルさに、

いわゆるSF のような要素の合致の仕方が不思議と自然で、

心惹かれる映画でもありました。