風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

Spoon. NO.132

晴れたり曇ったりした一日でした。

あのう、小栗くんのブログ、読まれましたか?

とてもとても嬉しい言葉がサラッと書いてあったんですけど!

小栗くんが言わんとしていることより、そっちの言葉が気になって、

本当に本当に嬉しくて、まさに光を見出したような、

早く詳細を知りたいし、正式発表を待ちたいです!心待ちにしています!

 

さて「人間失格」、雑誌がいろいろ出ていますが、

すべて見たわけではないですが、私は表紙に惹かれて「Spoon.NO132」を買いました。

spoon.132号 | PREVISION

人間失格」で小栗太宰の表紙+14ページ。

蜷川実花監督のインタビューと、小栗太宰が数枚、大きく載っています。

それで私、もう「人間失格」が楽しみすぎて、自分の今の情報量で観たいので、

どんなにネタバレでなくても、感想やインタビューを読む気になれず、

実花監督のインタビューを読んでいないのですが、

小栗太宰の写真は、その瞳のほの暗さからも、とても惹かれるものでした。

インタビューは映画を観てから、じっくり読みたいと思います。

本当に楽しみにしています!

 

♪ 時計じかけのオレンジ 2回目 3回目感想  2011年2月25日のブログより ♪

時計じかけのオレンジ刈谷公演初日行ってきました!
新幹線に乗らず、乗車時間約20分で着ける幸せ(笑)。
毎回、ここで上演してほしいなあと思いつつ、
ソワレは「お気に召すまま」初演以来で、帰ってきたら、興奮冷めやらず、
パワーをもらいすぎて、身体も心も熱くて、よく眠れませんでした(笑)。
平日夜の公演で、しっかり満席。
カーテンコールは、3回。2回目で少しずつ立ち始め(私も・笑)、
3回目で、ほぼオールスタンディングだったような。
そしてカーテンコールは主な方、ひとりひとりで登場の音楽が違うんですね。
牧師役の石川さんは、バッハかな。壮大な感じ。
キムラさんはマリリンモンローのテーマで、まわりが大盛り上がり、
少し恥ずかしそうになさってました。
小栗くんは、ひと際派手な音楽で登場、
すごい勢いで、舞台奥から出てきて大きくジャンプして、
もう少しで舞台から落ちそうで、ちょっとヒヤリとしました(笑)。
でもステッキをブンブン振りまわして、退場したり、
武田さん、橋本さんとハイタッチをしたり、
橋本さん、武田さんは「サイコー!」と仰ってました。
小栗くん、最後は中央の奥の扉へ、姿が隠れるまで、丁寧に、
腰をかがめて手を振ってくれて、でも投げキッスはありませんでした(笑)。
とにかく、悪魔的なお祭りに、後ろめたい気持ちで参加したのに、
思いっきり楽しんできてしまった・・・みたいな感じで、
あの題材で、どうして楽しく帰ってきてしまうのかなと思う反面、
もう、美しい小栗アレックスに魂、売ります〜くらいに、
のめり込んでしまう自分がいます。
やはりアレックスは小栗くんが演じるからこその、カリスマ性、
華やかさ、優雅さが出ていて、そこが魅力のような気がします。
あの細くて長い指が、ヒラヒラと舞うだけで、そこから音楽が聴こえるようで、
その指先が弧を描けば、そこに絵が描かれるような、
ファンタジーな部分は、多分に小栗くんが演じた功績もあるかと思いました。
今回は、とても良席だったので、
本当に本当になんて綺麗な男の子なんだろうって、ずーっと思って観てました。
特に銀髪なので、まるでお人形のような可愛さもあり、
そのまま素敵なガラスケースに入れて、飾っておきたいくらい(笑)。
でもガラスをバーンって割って出てきちゃって、悪事を働きそうですけどね(笑)。
いつも瞳の奥がきっちりアレックスなんですよね。
猫なで声でいい子のふりをするときも、
アレックスであり続ける炎は、瞳の奥で消えずに燃え続けています。
長身で小顔で、群を抜くスタイルの良さ。綺麗な瞳、通った鼻筋、形良い唇。
細身で肩から背中の美しいライン、長い手足、すべらかな肌、その肌に流れる汗。
雄弁な美しい指先、心の隙間に入り込む柔らかな声。
やっぱりお芝居をしている小栗くんは最高だと思いました。
観るたびに、初めて観るような新鮮さがいつも彼にはあって、
毎回、初めて好きになる感覚があります。
清廉とした美しい立ち姿は、舞台への真摯な思いと重なり、
演劇にかける一青年としての心意気も気概も伝わってきて、
こういう小栗くんが、この青年のことが、私は大好きなんだと、
再確認した舞台でした。
2ヶ月ぶりの舞台は、スピーディになって、メリハリがはっきりして、
とにかく役者さんたちが楽しそう。とてもパワーアップしていました。

そして25日も行ってきました(笑)。「時計じかけのオレンジ刈谷公演。
今夜も会場は超満員。
とにかくうねりのように迫ってくるオレンジカンパニーの一体感に、感激しました。
ベテランの方々は余裕を持って、遊び心も加えつつ、しっかり作品を締めていて、
若者チームは、ひたむきに、でものびのびと演じていて、
昨日、今日と観ても、またまた熱いパワーに圧倒されました。
この作品に出会えて、本当に本当によかった!って思いました。
カーテンコールは、3回。
小栗くんはまたあの大きなジャンプ。舞台ぎりぎりで止めるところに、
快感を覚えているようでした(笑)。
客席は1回目から立ち始めていて、2回目でスタンディングオベーション
橋本さん、武田さんが何か言っていて、小栗くんとハイタッチをしていたのですが、
ちょっと聞きとれず、でもとても嬉しそうでした。
2回目に退場するとき、橋本さんが、ちょっと寂しそう?
僕にもっと手を振って?という感じだったのかな。
それを見ていた小栗くんの、ふわって笑った笑顔がとても綺麗でした。
その2回目の小栗くんの退場の仕方が、
あの美しいお辞儀なんですが、拍手が降り注ぐ中、
ずーっと長い間、頭を下げていて、その長さに、
改めて拍手が大きく大きくなっていきました。
とても真摯に彼の感謝の気持ちが伝わってきて、
もう本当に胸がいっぱいになってしまいました。
そして3回目は、花開くような笑顔とともに登場。
ムロくんがアレックスの股のあたりを触りにいったり(笑)、
すべての皆さんが笑顔いっぱいの中、たくさん手を振ってくれて、
小栗くんも大きく手を何回も振ってくれて、会場の皆も手を振っていて、
その様子も壮観でした(笑)。
そして最後、投げキッス、ありましたよ!
ん〜っチュ!という熱い投げキッスで、
会場が悲鳴とともに、炎上してました〜!(笑)
その後、サッと踵を返して退場してしまうところが、
ちょっと恥ずかしそうで、小栗くんらしかったです。
でも「お気に召すまま」のカーテンコールのときよりも、
濃いめの熱烈な投げキッスでした(笑)。
人生初、2日連続で、小栗くんに会えて、こんなに舞台を楽しめて、
本当に本当に素敵な2日間でした。感謝の気持ちでいっぱいです。
あんなに一体感のある素晴らしいオレンジカンパニーの中心に、
小栗くんがいることが、本当に嬉しくて、かつ誇らしかったです。

今回は、内容としてはいろいろな裏表を感じました。
善、悪、選択、いい子、保身、存在、大人、権利、自由。
それぞれの意味に裏表があって、とらえ方があって、
一方的に考えがちですが、そうじゃないんだよ。
大音響の中、狂気とコミカルとホラーとエンターテイメントと、
ぐいぐいとパワーがみなぎるキラキラとした饗宴の舞台。
熱い渦はまだ心の中、美しいアレックスのお辞儀は、
また始まりの?それとも終わりの?
とにかく迷いこんだ観たこともない、とても魅力的な世界でした。