風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

「勉強させていただきます」DVD&ブルーレイ

曇り空です。

wowowのドラマ、コンプリートBOX発売記念のイベントがありました。

小栗旬が眠れないほどの“重圧”現場 遠藤憲一「旬くんの動揺した顔見たことないけど…」(オリコン) - Yahoo!ニュース

俳優の遠藤憲一笠原秀幸が3日、都内でワンシチュエーションコメディードラマ『遠藤憲一宮藤官九郎の勉強させていただきます』のコンプリートBOX発売記念イベントに参加。第1話のゲストだった小栗旬が同作へのプレッシャーで眠れなかったというエピソードを明かした。

同じ物語の同じ役を、違う役者が演じたらどう変わるのか? “役作り”の真剣勝負を題材にした物語の舞台は、刑事・諸井情(遠藤)が連続殺人犯を追うサスペンスドラマの撮影現場。ドラマの撮影は滞りなく終わったと思いきや、トラブル発生で撮り直しに(!?)。だが、遠藤の共演者は既に現場にいない…。急場でオファーするのは、たまたま現場の近くにいた俳優たち。役者の演技力はドラマにどんな予想外の化学反応を起こすのか、という内容となっている。

脚本を読んだ感想について遠藤は「脚本の状態からおかしい。文字にして笑える脚本は少ない。宮藤さんの脚本はぶっ飛んた部分がすごいので。俺自身もプレッシャーだけど、ゲストの人が相当なプレッシャーだろうなと思ったら案の定、来る人が『眠れなかった』とかプレッシャーを受けてた」と苦笑い。1話目のゲストは小栗で「旬くんの動揺した顔見たことないけど『緊張する』と言っていた。ビックリしましたね」と振り返る。遠藤のバディ役だった笠原も「小栗くんは、ほぼ眠れずに1人でけいこ場に入って練習していたみたい」と暴露していた。

遠藤憲一宮藤官九郎の勉強させていただきます』のDVD&ブルーレイは、4日に発売。

 

遠藤さんと笠原くんも出席したんですね。

このドラマ、実験的ドラマで面白かったですよね。そういう緊張もあったのですね。

本編の後の出演者と宮藤さんのお話も楽しかったです。

遠藤さんは、古くは「あずみ2」から、あの「BORDER」まで、

共演もたびたびあるので、小栗くんのことをわかってくださっていて、

かけてくださる言葉が温かいですよね。

 

そして宮藤さん、私は今「いだてん」をとても楽しみに観ています。

もうすぐ終わっちゃいますが、本当に宮藤さんの脚本が素晴らしい。

加えて役者さんが、みな嵌りに嵌っていて、生き生きと演じられています。

人生をかけて時代を動かしていった人々のパワー、

ほんの庶民の小さな願い、力ないもの、負けてしまったものの希望、

すべての人に光を丁寧に繊細に当てていて、

本当に皆に感情移入してしまう作品です。

近代の物語なので、あとで実際の映像が出てきたりするのですが、

それは作り話だろうということが、本当だったりして、

それにも驚きました。

毎週楽しみにしていました。

こういう大河にも小栗くん、出てほしかったなあとか(笑)。

まずは、wowowのドラマのように、

人間失格」のDVD &ブルーレイが発売されますように願っています。

 

♪ ヤングフランケンシュタイン 感想  2017年8月27日のブログより ♪

カラフルで楽しくてイカレた人々が愛おしい、
大騒動も思わぬ展開でハートフルに終わった、
楽しい楽しいミュージカル。
愛しいフレデリック、ずっと歌っていてね。踊っていてね。
素直な可愛い博士でいてね。

 

舞台「ヤングフランケンシュタイン」を観てきました!
本当に本当に楽しく、たくさん笑って気持ち良くパワーがもらえる作品でした。
小栗くんは可愛くて相変わらず美しかった。
長い指も甘く色っぽく、お顔がですね。アメリカのミュージカルなんですけど、
イギリスの男の子みたいでした(笑)。
ちょっとお髭はありましたが、巻き毛が可愛かったです。
本当にスラリとしていて、長身で手足が長く姿勢よく、立ち姿が美しい。
華があるなあと改めて思いました。
トレンチコートも白衣も丈が長くて、
スタイルの良い彼によく似合っていました。
そして注目の小栗くんの歌ですが、やはり地声がいいので、
そこに音を乗せていくだけなんですよね。
だからとても耳障りの良い声で、しかもとてものびやかに、
思いっきりよく歌っているので、凄くよかったと思います。
当然、何十年も歌や踊りのレッスンをした人と比べたらという、
話になりますが、でも今日、聴いていて、
なんかミュージカルの歌はいわゆる歌ではないような、
やはり台詞の続きという気がします。
そうなると、フレデリックが歌っているので、
それですんなりと聴くことができるんですよね。
フレデリックの変に素直な甘い部分が、甘い声と合っていたと思います。
それから小栗くん、今更ながら、台詞が凄く聞き取りやすいというか、
滑舌が良いですよね。こんなに滑舌よかったかな?(笑)
本当に堂々としていて、初ミュージカルで、主役って、
でもみんなの中心になって、歌って踊っていても違和感ないんですよ。
それはフレデリックとして居るから。
ここで演技力があることが活きてくると思います。
初めてって、当然、誰にでもあって、そこを乗り越えなくてはいけない。
でも初ミュージカルがこの作品でよかったなあと思いました。
コメディ作品で、お祭りみたいな作品ですよね。
生のオーケストラの音は本当に素敵で、
まわりの方々が皆さん、プロフェショナルで、かつ温かくて、
元宝塚の方、元劇団四季の方等々は、圧倒的な歌唱力を、
聴かせてくださるのですが、全然嫌味がなく、
本当に楽しんでいて、かつ主役の小栗くんを支えてくださっているのが、
よく伝わってきました。
皆さん、生き生きとしてエネルギッシュでした。
カーテンコールは、ふざけた歩き方で、小栗くんと賀来くん、
小栗くん、賀来くん、ムロくんが揃って、ムロくんを置き去りにしたかと思うと、
そのムロくんは服をちょっとはだけて誘う感じで、喝采を受けていました。
オーケストラに拍手を送るシーンでは、小栗くん、指笛を吹いていて、
それが凄く上手かったです。
そしてそして小栗くん、胸に手を当てたお辞儀をしてくれたんですよ。
またこのお辞儀を見ることができて、胸がいっぱいになりました。
実はこの「ヤングフランケンシュタイン」で、
私としては、新たに扉が開いた瞬間と、夢が叶った瞬間がありました。

それは、最初に席に着いたとき、「あれ、舞台に階段がある」と思ったんですね。
席が結構前で通路側だったので、これは何に使うのだろうかと思っていたら、
フレデリックはその通路から現れました。
私の反対側だったんですけど(笑)。
でもこっち側にも来てくれたんですよ。
だから突然近くに小栗くんが、フレデリックがいる!という状態で、
驚いて、扉が開いてしまいました(なんの扉?笑)
これからも舞台の小栗くんを観るぞー!という扉です(笑)。
そんな感じで始まった「ヤングフランケンシュタイン」、
ミュージカルって、こんなにも歌って踊るんだなあと本当に圧倒されました。
ソロもいいですけど、皆で歌って踊るところは圧巻です。
それでですね。もうひとつ夢が叶った瞬間は、
フレデリック、シルクハットと燕尾服で歌って踊るシーンがあったのです!
「アナザーカントリー」という映画を観て、早数十年、
映画のモデルになったイギリスのイートン校に心酔し、
いつかいつか、あのイートン校の制服、シルクハットと燕尾服を、
小栗くんに着てほしいと願っていました。
こんなところで、叶うなんて、しかも髪は栗色の巻き毛です。
やっぱり似合うわ〜。思ったとおり!
足の長い長身の人にしか似合わない服装です。
踊るだびにひらひら舞う燕尾服の裾と長い足に見惚れました。
小栗くん、不思議と日本の物語を演じれば、
やはり日本的な面長な顔だからと思い、
西洋の物語を演じれば、整ったお顔に栗色の髪が似合って、
どこの国の貴族って思いますよね。
両方しっくりくるって凄いと思います。
そんなフレデリック、今日は途中でモノマネをやらされて、
藤原くんのマネをしてましたが(結構似てました・笑)、
毎回、こうなのでしょうか。
小栗くんは歌に踊りはもちろん、くるくる表情も変わって、
押し倒されたり、気を失って抱きかかえられたり、
いろいろ楽しめました(笑)。
そして最後のフレデリックとインガのキスも可愛かったです。

帰りの新幹線、日に沈む雲の中の青い富士山を見ながら、
久々に感想を一言一言、メモに書いて、帰ってきました。
特別なとても楽しい愛おしい一日でした。