寒い日が続いていますが日差しは暖かいです。
昨日、「ごごナマ」に鋼太郎さんが出演されていて、
「お気に召すまま」初演の頃、小栗くんと知り合った話をされていました。
以前、インタビュー等では知っていた話でしたが、
鋼太郎さんの口から話してもらえて、嬉しかったです。
「お気に召すまま」の稽古中、対峙するシーンがあって。
鋼太郎「一生懸命、なんとかその場面を自分で乗り切らなきゃいけないという一生懸命さと、もともと彼が持ってるピュアさみたいなものを見て、なんだか知らないけど、わけもわからず、涙が僕は出てきてしまいまして。小栗くんを見てて。わあ、なんて綺麗な若者なんだろうと」
そこから親しくなったと話されていました。
そうなんですよ!21歳の小栗くん、もちろん容姿的にも、
それはそれは美しかったのですが、何より内面的にも、そのピュアさから、
「なんて綺麗な若者なんだろう」って思いますよね。すごくわかります。
小栗くんからは、パネルで、鋼太郎さんについて、
「誰に対しても、気取らずフラット。頭が良くて、酒と女が好き」と、
いうことでした(笑)。
船越さんはある居酒屋で、ずっと熱く蜷川演出について、
語り合っている男たちがいたから、覗いたら、
鋼太郎さんと小栗くんだったと言っていました。
こういう話を聞くたびに、本当に本当に、舞台の小栗くんが恋しいです。
そういえば、先日「らららクラシック」を見ていたら、
ベートーベン祝生誕250年ということで、
ベートーベンの名曲ランキングの投票結果を発表していて、
第3位に、「ピアノソナタ 第8番 ハ短調 悲愴」が選ばれていました。
とても好きな曲です!
DVD「情熱大陸」の特典映像にも収められていましたよね。
この旋律のノスタルジックさ、ロマンチックさ、そして優しさが、
「お気に召すまま」の再演や、佐野泉、
そして蜷川さんと「カリギュラ」へ向かっていった小栗くんを思い出します。
あんなに大変だったのに、何故か優しさ、温かさとともに思い出すのは、
蜷川さんが一緒にいてくれ、導いてくれたからだと思います。
もうひとつ、1位は第九だったのですが、もちろん「時計じかけのオレンジ」の、
小栗アレックスを思い出していました(笑)。