風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

日本沈没ー希望のひとー 第4話

よく晴れていましたが、風が強かったです。

日本沈没ー希望のひとー」第4話を観ました。

視聴率は15・5%、1週あきましたが好調が続いていますね。よかったです。

第4話はいよいよ最後の方で地震が来て怖かったです。

これからどんどん辛い怖いシーンが続くのかな。

そして娘、茜との別れのシーンはぐっと来ました。いいシーンでしたよね。

役者さんはいろんな役をやらなくてはいけないので、

全て経験済みとはいかないのですが、小栗くんは結婚もしてお子さんもいて、

やっぱりこういうシーンは凄く説得力があるなあと思いました。

ただ純粋にパパと離れたくない茜、どんなことがあっても娘の命を守りたい天海。

天海の少し潤んだ瞳は優しく優しく彼女に語りかけ、

その抱きしめた指先から、目を閉じてひとつ息を吐いた仕草から、

抱きしめた娘のこの温かさがどんなにか愛しかったか、

ちゃんと伝わってきましたよね。

こちらまで胸がいっぱいになってしまいました。

天海という人物は(動画で香川さんと小栗くんとの対談を観ましたが、

天海はとても難しい役だと香川さんも言っていました。)、

正義を掲げるスーパーマンではないので、狂信的に真実に突き進むこともしないし、

ただ一介の高官として、迷ったり、苦しんだり、強引に進んでみたり、

そこはとてもリアルに伝わってきます。

ときどき観ながら、昔観た映画、メリル・ストリープ主演の「シルクウッド」を、

思い出すのですが、彼女も核施設の不正を訴えなから、本当に普通の従業員で、

だからこその苦悩が凄く描かれていました。

天海もこれからどういう行動に出るのかは分かりませんが、

そこにリアリティがあるから、観る者が引き込まれるんだと思います。

さて恒例の今回の天海の素敵だったシーン(笑)。

椎名と噴水越しで話すシーン。二人の真摯な瞳がより切なかった。

そして一面に縦のラインが入った幾何学模様のような窓辺で、

逆光に映った全身のシルエット。素敵でした・・・。

小栗くんは長身でスタイルが抜群にいいので、立ち姿も美しいですし、

絵だけで切なさが伝わってきて、

もしその場にいたら、声をかけるのを躊躇ってしまいそうな、

美しいワンシーンでした。

来週からより大変な展開になりそうですが、しっかり観たいと思います。

 

茜 「ねえ、パパ。一緒に行こ」

天海「ごめんな。パパはまだこっちでお仕事あるんだ」

パパを抱きしめに行く茜。

茜を抱きしめながら、髪に触れ、目を閉じため息をつく天海。

天海「元気でな。茜。大丈夫、また会えるよ」

茜 「ぜったいだよ」

二人、指切りしながら。

天海「絶対」

茜 「ぜったい」

天海「絶対!うんん!よし!」