風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

大河ドラマ 鎌倉殿の13人 第21回

晴れました。暑い日になりました。

まず「鎌倉殿の13人」後編のガイドブックが発売されました。

記事にもなっています。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」完全ガイドブック第2弾

https://news.yahoo.co.jp/articles/521a4b5642d671672794fa658b4dc655dc620c1a

写真がとてもいいですよね。桜の咲く頃に撮られたのかな。

柔らかな春の日差しの中、父上、姉上、義時の、彌十郎さん、小池さん、小栗くんの、

その様子が本当に親子のようで表情柔らかく素敵だなあと思いました。

私はこの「THE BOOK 2」とNHK出版のものを買ったのですが、

どちらも写真が凄く素敵で、でもインタビューとかいろいろ読んでしまうと、

うっかりネタバレを読んじゃいそうで、サラッと目を通すにとどまりました。

後半も楽しみにしています。

そして「鎌倉殿の13人」第21回を観ました。

あまりにも喪失感が凄くて、涙も出ませんでした。

ちょっと立ち直れそうになかったので、すぐ笑えるアニメ(スパイファミリー)を、

見たくらいです。

うーん、ここは史実通りにしなくても、

いつまでも義時と幸せに暮らしてもよかったのに。

平六、助けてほしかったとか、やっぱり殺された千鶴丸のことは最初の子でしたし、

忘れるわけないよねとか、でも千鶴丸、こんなときに母を呼ばないでほしかった。

どうしても義時に感情移入しているので、これからの義時と金剛ちゃんが心配で、

なかなか引き摺ってしまったので、少しこれからの展開を考えてみました。

私個人としては、上総介、義高、それこそ義経も、悲劇として受け止めて、

喪失感まではいかなかったのですが、

だからこの先、八重さんのようなことになった場合、

誰に喪失感を覚えるかと考えると、まず頼朝は論外(笑)。

20回の慟哭で、頼朝にも同情する感情が芽生えたのですが、

今回の21回のあの嫌味の数々!現夫がいる前で、昔のことをネチネチと、

政子ではないですが、不愉快でした(笑)。

だから頼朝は悲劇として受け止められると思います。となると、

父上と横田さん演じる和田殿のお別れが喪失感に襲われる可能性があるかなと。

後半戦、きっと数々のお別れがありそうですが、この2人を乗り越えれば、

あとは悲劇として受け止められそうなので、どうにか見続けられそうです。

それほど八重さんを失った喪失感が凄くて、

でもね、八重さんと義時が政子に気付かれるくらい、幸せな時があってよかった。

たくさんの子を預かって、金剛ちゃんは母の愛情を独り占めできなかったことは、

あるかもしれないけど、その母の姿を金剛ちゃんはきっと誇りに思えると思うし、

何より義時が非道な仕事を任されながらも、八重の前では自然でいられて、

笑っていられて、幸せな時間を過ごせたこと、

本当に本当によかったなあと思いました。

 

義時「向こうは天下の鎌倉殿。源氏の統領。武士の頂におられるお方。

   どうあがいても太刀打ちできる相手ではない。抗っても結局は言いなり。

   言われるがままに、非道なことをしている俺が情けない」

(八重、義時の前に立ち)

八重「私はあなたを選び、金剛が生まれたのです。

   確かに昔はあのお方のそばにいたいと思った。

   はっきり言います。

   どうかしていました。

   小四郎殿でよかったと思っています。

   あなたがいなければ源頼朝だって、今はただの流人ですよ」

義時「それは言い過ぎだ」

八重「いいえ、あなたが今の鎌倉をお作りになられたのです。

   ・・・今のは言い過ぎました」

(微笑む義時)

八重「ふふ」

(優しく八重を抱きしめる義時)

八重「私と金剛をお守りください」

義時「(頷きながら)かならず」

八重「私もあなたをお守りします」

(八重の肩越しに頷く義時)

 

これからも義時を守ってくださいね。

新垣さんの八重さん、とても素敵でした。来週も楽しみにしています。