晴れました。暑い日が続きますね。
「鎌倉殿の13人」第29回を観ました。今回もとても面白かったです。
最初にあの善児に梶原殿から預かった袋を渡す義時でしたが、
中身に唖然。兄上の巾着袋が入っていて、義時は見ていないと言っていましたが、
もう一生見せないでほしいって思ってしまいました。
でも実は見ているのではないかという説もあって、
うーん、これは後々どういう結末を迎えるのでしょうか。
いずれにしても悲劇ですよね。
ドキドキしながらオープニングクレジットを見ていました。
そして義時が八重さんに振られた時、その胸で泣いたこともある安達殿が、
最期を迎えましたね。穏やかな最期でした。
安達「私が死んだら、頼朝様の側に。ほんのちょっとでいい。
小指の先で構わん。埋めてやってはもらえんか」
義時「なんとかいたしましょう」
安達「ありがたい」
義時の「なんとかいたしましょう」が微笑みとともに優しい表情でした。
安達殿も本当におっとりしていて、頼朝様とのコンビも愛しくて、
しかし芯があって、とても素敵な安達殿でしたね。
記事にもなっています。
野添義弘「鎌倉殿の13人」は代表作に!
従者・安達盛長“花道“に感謝「ナレ死だけでも全然おかしくない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/83b4d80ef13142a5b0c79b7f75d647cf2d1f90e5
撮影スタート当初は「ド緊張していました。彌十郎さん(66歳)の次ぐらいに、
年長者なんですけど、小栗さんをはじめ、主役をされている方ばかりの現場に、
劇団のおじさんがポツンと1人。
短い台詞もNG を出しちゃうほど、緊張していました。
でも、伊豆ロケで小栗さん、大泉さんと3人で露天風呂に入ったり、
皆さん、本当によくしてくださって、だんだん緊張がほぐれていきました。
小栗さんは二回り以上、年下なんですけど、お兄ちゃんって呼びたいぐらい(笑)
素敵な方です。僕に限らず、キャストさん、スタッフさん全員に気を配ってくださって。
こんなに心の広いリーダーとご一緒できて、とても幸せな時間でした」と、
座長にも謝辞を述べた。
「お兄ちゃんって呼びたいぐらい(笑)素敵な方」って嬉しいですよね。
でも本当に安達役にピッタリで、その温かさに笑顔に癒されました。
素晴らしい安達殿だったと思います。
そしてまたも出ました、きのこ事件!
義時「初は寂しかったんだ。一人残されるのが。
だからわざとそういうことを言うのだ」
頼時「そうならいいのですが」
義時「山ほど土産を抱えて帰ってくれば機嫌をなおしてくれる。
いいことを教えてやろう。
おなごというのはな。大体きのこが大好きなんだ」
頼時「いいことを聞きました。ありがとうございます!」
(満面の笑みの頼時。嬉しそうな義時)
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義時「このきのこは?」
比奈「太郎殿のお土産」
泰時「初にあげたら、全部突き返されました」
義時「えっ!」
泰時「踏んだり蹴ったりです」
(比奈の方を向く義時。はいはいという感じで頷く比奈)
なんといっても「えっ!」の義時の表情が本当に驚いていて、
混じりっ気のない驚き方で、笑ってしまいましたよ。
義時、今まで何を学んできたのでしょうか。
こんなに優秀で有能な義時なのに、こと女性のことになると、
からっきしダメで空回りが常、泰時も純粋なので、
つい父上のいうことを真剣に聞いてしまいましたが、
これから女性のことは義村に聞いた方が?いえいえ義村も、
それほどではないですよね。まあ、義時ほどではありませんが。
でもなんか八重さんにゾッコンの頃の義時を思い出して、
ちょっと嬉しかったです。
その後、井戸コント(笑)も面白くて、義時の蹴鞠も見られたし、
そうそう、井戸に落ちた平知康役の矢柴さんがその撮影時に、
小栗くんがマスクに「知康落下」と書いてくれたこと、
小栗きゅんですと仰っていて、面白かったです。
少しずつ頼家も心を開きかけてきて、
呪詛も失敗に終わり、珍しく温かい雰囲気で終わると思いきや、
最後の最後、残っていた人形を掴む手が!
来週が恐ろしいです。全成殿、いい人なのに、実衣ちゃんとも、
ほのぼのしたいい夫婦に戻ったと思っていたのに。
いつもほんの少しの行き違いなんですよね。それが運命といえばそうですが、
全成殿はどうなるのでしょう。
来週も楽しみに観たいと思います。