秋晴れの一日でした。
今日は競馬の秋の天皇賞、大逃げのパンサラッサに感動しました。
なんだかこの頃馬が可愛くて、競馬の特にG1レースはいつも楽しみに見ています。
馬券は買っていませんが(笑)。
「鎌倉殿の13人」第41回を観ました。
まず横田さん、「ジョン王」を降板されるということで、
どうぞゆっくり静養なさってください。
ご回復をこれからのご活躍をお祈りしています。
その横田さんが演じられた和田義盛、本当に素晴らしかった。
愛嬌があってまっすぐで豪快で勇敢で純粋で、巴を大切に思っていて、
バ、いえいえ場数を踏んでいて(笑)、本当に愛すべき和田義盛でした。
和田義盛自身もきっと横田さんに演じてもらえて喜んでいると思います。
今回もまず義村に裏切ってもいいぞというところ、本当に和田殿らしくて、
最後の最後に、実朝に「私にはお前が要るのだ」とまで言われて、
立派な最期だったと思います。
そんなまるで弁慶のようにたくさんの矢に刺された和田殿の亡骸と、
実朝の慟哭と泰時の決意の目と諸々の諍いを背に、
去っていく義時の泣きそうな顔が本当に辛かった。
この涙を表情を誰も見ていない。見せない。義時、辛すぎます。
本心を誰にも見せなくて、どんどん孤独になっていく義時。
ここからはちょっと愚痴っぽくなりますが(笑)、
大体元はと言えば大江殿も和田殿を排除しようとしていたのに、
政子にはいいところを見せて髑髏を取りに行ったりして、
政子も大江殿の手を取ったり、
なのに、政子は義時には皮肉な言い回しをして責めるし、
実朝も和田殿があそこまでして、命が助かるわけないのに、
そこが甘いし、義時だけ黒い部分を全部背負っているような気がして、
だって今の状態、義時は誰に殺されても仕方ないというような状態ですよね。
いろいろなところから反感、恨みをかっているし、
本人も全然弁明しないし。
義時は今目の前の鎌倉を守ろうとしているのか、
もしかしたら頼朝の心の中の鎌倉を守ろうとしているのか、
義時の黒く深い瞳に問いかけたいです。
来週も義時の行く末を見守っていきたいと思います。