風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

あさイチ プレミアムトーク

よく晴れた一日でした。

まずサッカーW杯カタール大会、日本がドイツに勝利しましたね。

おめでとうございます!

公式戦で、過去優勝した国に対し、真っ向勝負でさらに逆転勝利という、

本当に歴史的な勝利だと思います!素晴らしいですね。

1次リーグ突破できますように、応援しています!

 

小栗くんが「鎌倉殿の13人」をクランクアップしたということで、

インタビュー記事がたくさん出ました。そのうちの一つです。

 

小栗旬北条義時を演じきった思いを語る「まだまだ続けていたいという気持ち」

<鎌倉殿の13人>

https://thetv.jp/news/detail/1112012/

ーークランクアップの時のお気持ちをお聞かせください。

今まで経験してきたクランクアップとはまた違う感覚でした。本当にまだまだ続けていたいという気持ちもありましたし、それと同時にやっと終わったとホッとする気持ちもあり、なんとも一言では言い難い心境でした。

ーークランクアップした後に三谷さんとのやり取りなどはありましたか?

  また印象に残っているやりとりがあれば教えてください。

撮影が終わった次の日に「全部終わりました。やり切ってきました」といったメールを送って、三谷さんから「ご苦労様でした」とお返事がありました。印象に残っていることは、時々出来上がったものをご覧になった三谷さんから「あそこのシーン最高でした」「あの表情素晴らしかったです」などのメールをいただいていました。

撮影最終日は僕と小池栄子さんの二人しか撮影が残っていなかったので、二人でものすごくソワソワしてしまって、小池さんと「ちゃんと眠れていますか?」というやり取りをしていた流れで僕が三谷さんに「眠れません」と送ったら、三谷さんから「完璧な義時だったから安心して明日を迎えてください」というメールをいただきました。「すてきなメッセージですね」と送ったら、「寝起きにしてはなかなか気の利いたこと書いたでしょ」と返事をいただきました(笑)。

 

1年5ヶ月撮影をして、どんなにか疲弊しているかと思えば、クランクアップの後、

「まだまだ続けたい」とか、元気で充実している感じが伝わってきて、

本当に楽しかったんだなあ、素晴らしい現場だったのだなあと思って、安心しました。

三谷さんにも嬉しい言葉をいただいて、本当に良かったですね。

大河の主役を経て、最後、やりきった清々しさと共に終われるなんて、

とても幸せなことだと思います。

 

昨日、やはりクランクアップ後の先日の一宮市トークショーでの、

インタビューが、こちらの地方の「まるっと!」という番組で流れました。

きれいさっぱり終わりました等、クランクアップの時の感想を言ったり、

演じた北条義時について。

小栗「ひどいこともするし、いろんなこともあるけど、

   基本的に私利私欲に走っているわけではないっていうことが、

   彼を救っている1つの点だと思いますけど。

   ちょっと若干欲望が見え隠れする瞬間もあったりして。

   権力って人を変えるもかもしれないということもありますし。

   やっぱり辺りを見渡したら、もちろん孤独だけど、

   自分のひと言で大きく政局が動くと感じた時には、

   少し乱暴になるかもしれないということは感じたりもしましたし、

   そういう狭間で悩み苦しんだ人なんじゃないかなと思いました」

 

本当にそうですよね。小栗くんが語る義時は、僕だけはわかっているよという、

心持ちというか愛が感じられて、なんだか小栗くんに演じてもらえてよかったなあと、

きっと義時も思っているんじゃないかなと思ったりします。

 

そして今朝の「あさイチ プレミアムトーク」の小栗くん、とっても素敵でした!

内容も濃くて、短縮版でしたが凄くよいトーク番組だったと思います。

スラリとした全身の姿が映ったのも素敵でしたし、

最初の筋トレについての山本さんが語る市原さんの話も面白かったし、

映像で義時の変化を見せて、

(本当に別人のように変わってしまいましたよね。小栗くんさすがです)

小栗くんが、「凄くいい子だったのに。すくすく育って次男坊で、

そんなに責任もなく」とか言っていて、

そこへ「誤解もある」と華丸さんの必死さも(よく見てくださっている)、

面白くて、小栗くんは義時としては鎌倉を思ってのこと、

人には理解してもらえないと言っていました。

そして八重を演じた新垣さんからの手紙が読み上げられます。

 

小四郎殿 

おつとめご苦労様でございました。

小栗旬さん、長きにわたる撮影を無事に完走されたとのことで、

本当にお疲れ様でした。

お帰りなさいませ。

八重を演じさせていただきました新垣結衣です。

毎話、いやー、どうして、辛い、と心の中で叫びながら見ています。

八重としては小四郎殿や金剛が生き抜いてくれていることはきっと嬉しい反面、

ここまで多くの人が命を落とし、その度に小四郎殿の背中には、

何かが暗く重くのしかかっていくように見えて、もう止められないんだろうなと、

何とも複雑な気持ちで見守っているんだろうと思います。

誰かの思いを背負い続けた人、最終話、どうなってしまうんでしょう。

その最後、心して見届けたいと思います。     新垣結衣

 

なんだか新垣さんからの手紙なのに、八重さんからの手紙のようでもあり、

「誰かの思いを背負い続けた人」〜涙が出そうになりました。

小栗くんも「八重さんが亡くなってなければ」と言っていましたが、

目が潤んでいるように見えました。

本当にね、八重さんにそばにいて欲しかったです。

その後、比奈ちゃんからのVTRメッセージも流れました。

可愛い比奈ちゃん。小栗くんが何気なく寄り添ってくれたことに対しての、

感謝の言葉と「ほんとに格好いいなあ」と言っていました。

その後、座長としての小栗くんについて。

チーフ演出の吉田さんの言葉がとてもよかったです。

 

吉田「長い大河を健康的な精神状態でやっていけるのか、凄く取り組んだ。

   時間を守る。よけいなことはしない。

   エキストラを呼んだのに使わないみたいなことをやめる。

   小栗さんがスタッフ全員に声をかけてくれるから、

   スタッフも報われた気分になる。

   写真リストを作って全員を覚えていたのはスゴイ。

   めちゃくちゃいるから、大河のスタッフ」

 

スタッフ全員の名前を覚えるのは、小栗くんが主演のとき過去のドラマでも、

行っていたことですよね。本当に凄いことだと思います。

お父様が裏方であることもきっと関係していると思いますが、

なかなかできることではないです。

それも大河の大勢のスタッフに対して、素晴らしいですよね。

演出の吉田さんとは小栗くんも思う方向が同じで、嬉しそうで、

だからみんなが提案できるリラックスしたとても風通しの良い、

素晴らしい現場だったのだと思います。

次に仲章、ムカつく件について(笑)。

生田くん、嬉しそうにやっていたと言っていました。

仲章が「私が執権になろうかな〜」というシーンが流れたのですが、

本当にあのときは殺すって思いました(笑)と小栗くんが言っていて、

皆の笑いを誘っていました。

仲章が生田くんで、何より小栗くんが嬉しかったんだなあと思いました。

それから吉田さんからこういう言葉がありました。

 

吉田「功績を残した男を斬らなきゃいけないとき、

   義時がどんな顔がいいかわからなかった。

   悔しい顔をするのか、実際は何かこう魂を失ったような。

(そのシーン。義時「・・・私にはここしかない」)

   鎌倉で生きるということがこういうことなのか。

   ある種の覚悟とは違う受け入れというか、

   (小栗さんの表情は)ぴったりだった。一発で決まった」

 

こう言ってもらえて本当に嬉しいし、小栗くんも嬉しいだろうし、

吉田さんと小栗くんの関係が素敵だなあと思いました。

のえ役の菊地さんもVTR で出てくださいました。

衣装合わせの時、小栗くんが小四郎の格好で、

「お待ちしています」と言ってくれてキュンとした(笑)。

甲冑姿の小栗さん、凄くカッコイイ。

義時とのシーン、ひとつの言葉では言い表せない表情をする。

小栗さんとの特別な時間だった。「私は小栗さん、大好き」とも(笑)。

小栗くんも菊地さんの話をしていたのですが、

「凛子ちゃん」呼びがとても可愛いなあと思いました。

このとき、小栗くんが菊地さんを撮った写真も公開されたのですが、

他には山本さん、演出家の吉田さんの写真もあって、

モノクロで雰囲気もあるのですが、凄く良い写真なんです。

被写体の方が撮っている小栗くんを見つめる表情が、

皆さん、とても良くて、ナチュラルで温かくて、信頼度が凄く伝わってきますし、

写真集「小栗旬が撮った鎌倉殿の13人」とか発売されたら、絶対買いたいです。

写真の撮り方もとても上手だと思います。

他には乗馬の話を嬉しそうにしていました。

習っている先生から、「特技乗馬」って書いていいよと言われたと、

もっとたくさん馬のシーン、見たかったですよね。

この頃、小栗くん、さらに言葉遣いが丁寧で綺麗で、語彙が豊富で、

しかも的確でクレバーだなあと思います。だからちゃんと伝わりますよね。

後4回、本当に心して見届けたいと思います。

それからネットで見つけたので書き留めておきます。あの黒い衣装は、

「黒地染め紬小袖に漆黒地染め唐草菱抜き羽二重直垂」

だそうです。漆黒の義時、とてもとても魅力的です。