風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

大河ドラマ 鎌倉殿の13人 第46回

晴れたり曇ったりした一日でした。

まずサッカーワールドカップカタール大会、日本代表、1次リーグ突破、

おめでとうございます!

このグループに決まって、誰がドイツとスペインを破って、

1位通過するって予想していたでしょう。本当に凄いことです。

三苫選手と田中選手の幼なじみコンビ、少年漫画のようでしたね。

本当にチームがひとつになっている感じがします。

サッカー界が何十年も積み上げてきたことが花開こうとしているんですね。

ベスト8に勝ち進みますように、応援しています!

 

三浦義村役の山本耕史さんがゲストの土曜スタジオパークを観ました。

小栗くんもVTR出演していましたが、楽しい話をたくさん聞けました。

あの襟を触る仕草については、小栗くん演じる義時が義村のまねをして、

襟を触るシーンを見ていた山本さんから思わず漏れた「かっこいいなあ」という、

言葉を聞いて嬉しかったです(笑)。

この頃はダーク義時と言われていますが、ビジュアル的には凄く格好いいんですよね。

その高い背に漆黒の衣装を纏い、冷めた瞳、残酷な言葉を紡ぎ出す唇、

その整いすぎた顔立ちに、冷酷さ、救いのない美しさを感じて、心惹かれます。

執権殿を邪魔する輩はこの私が討ち取ります!くらいの気持ちです(笑)。

 

そんな「鎌倉殿の13人」第46回を観ました。

ワールドカップを見据えたような、上皇とトキューサの蹴鞠対決とか、

慈円役の山寺さんの見せ場もありましたが、

私としては最終回への助走の回のように思えました。

政子があまりにもいい人に描かれすぎて、

(農民との会話は安直かなと思えるほど)

でもこれはいい人に描けば描くほど、小四郎が悪く思われるという、

コントラストとしての描かれ方かなと思いました。

それでも小四郎は後継ぎのことを何も考えていないことが、

実は権力に固執していない証拠のような気がします。

 

のえ「そろそろ後継ぎのことも考えておくのもよろしいんじゃありませんか」

義時「嫡男は太郎だ」

のえ「その太郎殿があれでは」

義時「確かにあいつは出過ぎたことを言うが、

   父親に平気で楯突くくらいがちょうどいい」

のえ「でもね。昔のことをほじくり出すのは気が引けるけど、

   あの子の母親は訳ありだったんでしょ」

義時「八重は私のまわりも大事にしていた」

のえ「太郎では世間が納得しません」

義時「なら、次郎が継げばよい。この話はよそう」

のえ「そもそも八重さんも比奈さんも北条にとっては仇の血筋ではありませんか」

義時「何が言いたい」

のえ「政村も15歳になりました。あなたと私の子が跡を継ぐべきです」

義時「私はまだ死なん。今する話ではない」

のえ「こういうことは元気なうちにしておいた方がよいのです。小四郎殿!」

 

のえさん、地雷踏みまくりですが(笑)。血筋、血筋って、

まあ、この物語が血筋の物語なんですけど。

あ、でも義時の横顔の睫毛がふさふさしていて可愛かった(笑)。

可愛いと言えば、政村くんのなんと可愛かったこと!

小四郎の子供たち、皆、可愛いですよね。

さあ、あと2回ですね。「鎌倉殿の13人」のHPの次回の予告が、

予告だけでちょっと泣きそうです。

どうか小四郎をお守りください。

来週も見届けたいです。