風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

お誕生日おめでとう!舞台「ジョン王」初日

よく晴れました。

小栗くん、40歳のお誕生日おめでとうございます!

そして舞台「ジョン王」の初日おめでとうございます!

なんと素敵な日でしょう。幸せな40歳の幕開けですよね。

私もまさか40歳のお誕生日までお祝いできるとは思っていませんでした。

小栗くんがずっとずっと活躍し続けてくれて、

本当に本当に魅力的な素敵な俳優さんになってくれたおかげです。

私がこのブログで、最初に小栗くんのお誕生日をお祝いしたのは、

2005年12月26日、小栗くん、23歳のお誕生日のときでした。

そのときのブログです。

 

2005年12月26日

彼の生まれた日、冬の空は何色だったでしょう。
小栗旬くん、23歳のお誕生日おめでとうございます!
まだ23歳なんですよね。凄い23歳ですよね〜。
今日は素敵な誕生日を迎えているでしょうか。
思えば去年の誕生日に「週刊なびTV」に出て、
来年最も活躍が期待できる俳優として(そのとおりになりましたね!)紹介され、
そして小栗くんの、のんびりやっていきたいという思いとは全く逆の1年になりました。

本当にまるで3倍速で見ているかのように、
若竹のように、ぐんぐん成長して、それも中央に向かって、
その様子がとても楽しみで嬉しかった。
キラキラ輝いていくさまを、ときめきとともに見つめていました。
私は小栗くんの魅力のひとつはその複雑さにあると思います。
どんなに紐解いても紐解いても、また新しい彼が現れる。
以前も書きましたが、相反するものが同居する魅力。
清々しい生命力と透明感へ向かう儚さ。
しっかりした大人の眼と幼子のような無垢な瞳。
凛とした潔さと、頼りなげな胸締めつけられる愛おしさ。
これらの要素が役に散りばめられて、惹き込まれます。
そして何よりお芝居をすることが好きだ!という気持ちが、
とてもよく伝わってきます。この思いは凄く大事だと思う。
最後はその気持ちの純粋さが、彼を支えていくような気がします。

 

今の活躍を考えるとこれはまだまだ芽が出た程度だったんだなと思うのですが、

でも今でさえ紐解いても紐解いてもまた新しい彼が出てくるし、

清々しい生命力も無垢な瞳も胸締め付けられる愛おしさも、

義時の中に小四郎がいたように、ちゃんと小栗くんの中に存在していて、

さらに成長して大きくなって地位も確立して、本当に素晴らしいと思います。

何よりお芝居が好きだという純粋な思いが小栗くんの中にずっと輝いていること、

胸がいっぱいになります。

こんなにこんなに幸せを届けてくれてありがとう!

シェイクスピアカミュも演劇の世界も小栗くんによって知ることが出来、

感動で席を立てなかったこともありました。

映画やドラマで心震えるような感動もいただきました。

芸術に触れることは心が豊かになります。

私の中ではすでにライフワークのようになっていますので、

これからもファンで居続けたいなあと思っています。

小栗くんの40歳が元気で充実した素敵な40歳でありますように。

 

さて「鎌倉殿の13人」のHPに、

次回「どうする家康」主演の松本くんと小栗くんの対談がUPされました。

https://www.nhk.or.jp/kamakura13/

 

「鎌倉殿の13人」について、松本くんが「豪速球のような終わり方」と言っていて、

豪速球かあと思って、そうですね。160キロくらいの球が飛んできて、

バッターもキャッチャーも唖然として、でもその球の軌道と音が余韻のように残る。

そう考えると、最高の脚本と義時(小栗くん)と政子(小池さん)二人の最高の演技と、

そして紀行もなくして、すすり泣きとチェロの音色で「完」という、

(もうこういう終わり方は他の作品では出来なくなりましたね)

完璧な最高なラストだったと思いました。

なので私たちは物凄く引き摺ってしまう(笑)。

演じた後の小栗くんを見るたびに、あまりにも清々しくてケロッとしているので、

引き摺っている私としてはなんかズルいと思うくらい(笑)。

でもやりきったということなんですよね。

1年4、5ヶ月ひとりの人物を演じて、「楽しい」「謎の蓄積」「わー嬉しいなあ」

「こんなに気持ちが溢れてくる」「いい体験」「奇跡みたいなこと」、

そして「もう1回やりたい」〜こんなに嬉しい言葉が並ぶなんて、

本当に大河の主演をしてよかったなあと、小栗くんの言葉を聞いてますます思いました。

これはもう1回くる?(笑)。少なくとも「どうする家康」には、

松本くんへのお礼出演があるような気がします(笑)。

引き摺るといえば、最終回、あの禍々しい仏像を斬ろうとしたときの所作が、

とても綺麗で、刀に添える長い指が美しくて、そう、義時、美しかったですよね。

晩年の義時が美しくて格好良くて魅力的だったので、

小栗くん、今日は40歳のお誕生日ですが、これは40代も50代も、

恋愛ものができるなあと私なりに確信しました(笑)。

 

仕立ての良いコートを着ているスラリと長身の大学教授とかどうでしょう。

でも恋愛ものでもキスシーンとかラブシーンはないのです。

ふんわりと軽めのでもそこ知れぬ深さがあるような物語。

相手は可愛い女子大生でも(比奈ちゃんみたいな・笑)、

美しい青年でも成立します。

「これは・・・恋かもしれない」

「これは・・・恋なのか」

どこからか雪がひとつふたつ降ってきて、マフラー越しに微笑む先生は、

何も変わらないいつもの先生だった。

 

本当に小栗くんを見ていると楽しみが増しますよね(笑)。

そんな小栗くん、舞台で見ると100倍素敵と評判なんですよ。

その舞台が今日から始まります!

小栗くんはじめ、キャストの皆さんが元気に舞台を駆け巡り、

どうぞ全公演、無事に上演されますように願っています!

私は愛知公演の御園座観劇予定なので、

そこまでまだまだ小四郎義時殿と共にいようと思います(笑)。