よく晴れました。
今日で今年の更新は終わりたいと思います。
ツイッター全盛の中、この「風色の椅子」というブログを、
今年も読んでくださってコメントもいただいて、本当にありがとうございました!
特に今年は毎週「鎌倉殿の13人」の感想を書けるというとても楽しい1年でした。
来年もよろしくお願いいたします。
さて嬉しいニュースが飛び込んできましたね。
小栗くん、紅白歌合戦にゲスト出演です!
「鎌倉殿の13人」とのコラボ企画放送 小栗旬もゲスト出演
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/12/27/kiji/20221227s00041000206000c.html
NHKは27日、大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(31日後7・20)にて18日に最終回を迎えた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とのコラボステージを放送することを発表した。主演で北条義時を演じた小栗旬(40)もゲスト出演する。
思えば去年、大河の主役はいつも紅白の審査員をしていたので、
当然小栗くんも、と思ったら、出演ならず、残念な気持ちでしたが、
まさか今回大河が終わってから出演とは思いませんでした。
でも司会が大泉さんですし、審査員に彌十郎さんが出演されるので、
もしかしたらと思っていました。
やはりそれほど大評判だったということですよね。
こういう記事もありました。
「鎌倉殿の13人」NHKプラスで大河の歴代最多、
NHKオンデマンドでドラマ最多を記録!
制作統括「すべての熱量がそのまま現場へエネルギーに」「みんなブエイだ!」
https://www.sanspo.com/article/20221227-UEQLFCYZHNHVRJYU5XQKE25XPA/
NHKは27日、18日に終了したNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・0)において、平均視聴数がNHKプラスで歴代大河ドラマ最多、NHKオンデマンドでドラマ最多となったと発表した。NHKプラスにおける全48回の平均視聴UB数(ユニーク・ブラウザ。 視聴した端末の数。同じ端末で複数回訪問しても1)が歴代大河ドラマで最多を記録。
NHKオンデマンドでは番組放送後2週間の各回の平均視聴数が全ドラマの中で最多を記録した(12月27日現在)。また、20都道府県51会場でイベントが開催され、過去最大規模となった。
清水拓哉制作統括は放送を終えてコメントを発表した。コメントは以下の通り。
「コロナ禍で海外の配信ドラマをご覧になる方が急増し、コンテンツ競争が激化する中、多くの方々が『鎌倉殿の13人』をいろいろな視聴スタイルで楽しんで下さいました。その一方で、リアルタイムの放送では、毎週膨大な量の感想や考察のツイートが流れ、日曜夜の放送をSNSで一緒に見守る『巨大バーチャルお茶の間』が出現しました。イベントでも全国各地にお邪魔しましたが、どの会場でも熱烈に迎えてくださいました。これらすべての熱量がそのまま現場のエネルギーになりました。キャスト、スタッフ、視聴者のみんなで作った大河ドラマという実感があります。今作で初めて大河を好きになって下さった方々には、来年から先もずっと面白い物語が続いていきま すので、どうぞお楽しみ頂ければと思います。1年間、応援してくださって心より感謝いたします。最後に、『みんなブエイだ!』」
凄いです!本当に成績的にも内容的にも大成功だと思います。
今現代ならではというか、「キャスト、スタッフ、視聴者みんなで作った」という、
部分が本当にそうだなあと思いました。
それが小栗くん主演の「鎌倉殿の13人」というところが誇らしいです。
その中、イベントの最後を飾ったグランドフィナーレの様子が昨日放送されましたね。
とてもとても良い番組でした!
《グランドフィナーレ「鎌倉殿」の最後の一日》
まず小栗くん、本当に華のある人だなあと思いました。
踝まであるような真っ白な羽織の似合うこと!
揺れながら入ってくる様子はマントを翻しているようでした。
内容は配信で見たシーンもありましたが、何と言ってもその後を、
あらゆる角度から見せていただいて、大満足な番組でした。
キャストやスタッフの皆さんが最終回を観る様子を見られるなんて、
終わった後は自然と拍手が出ましたね。
坂口くんのなんとも言えない表情、小池さんは涙を流していて、
小栗くんは満足気で、終わった後、後ろを振り向き吉田監督に、
「かっこいい終わらせ方」と言っていて、また拍手が湧き、
スタッフの皆さんもとても嬉しそうでした。この終わり方で、
「これ、どの面さげて出てきゃいいのか、ちょっと分かんないけど」と、
小栗くんが言っていましたが、気持ちわかります(笑)。
もう一度、皆さんが舞台に登場すると、あきらかに空気が違う感じと、
さざなみのような拍手が続いていて、あの余韻に満たされたような、
会場の雰囲気がよく伝わってきました。
それから何と言っても小栗くんのクランクアップの様子に心打たれました。
最初は明るい笑顔だったのに。
小栗「素晴らしい脚本をもらい、素晴らしいスタッフに囲まれ・・・えー」
長い指で顔を覆い、涙がこみ上げてくるのを止められない小栗くん。
泣き笑いながら後ろを向いて「ちきしょー」(スタッフの笑い声)
こんなに胸がいっぱいな愛に溢れた「ちきしょー」あります?(笑)
泣きたくなかったんだよね。わかるよ、わかる。でも涙が溢れてきて、
手で幼子のように目を押さえながら。
小栗「ほんとに幸せでした・・・それしかないです。
ほんとに皆さん、今まで支えてくれてどうもありがとうございました。
ほんとに感謝します。ありがとうございました」
涙と笑顔の小栗くん、可愛くて愛しかった。
セット内に入りきれないほどのスタッフの皆さんが小栗くんを囲い、
笑顔で拍手を送っていて、また小栗くんもそのスタッフの皆さんに、
拍手を送っていて、拍手の送り合い、心が温かくなりました。
小栗くん、本当にご苦労様でした。こんなふうに終われたこと、
本当によかったなあと、大きなプレッシャーも責任もあったと思うけど、
細やかに温かく楽しくやり遂げた小栗くんの包み込むような人柄、その大きさを、
心打たれる高い演技力をあらためて感じています。
吉田監督ともとてもよく合っていて、物語への挑戦や持って行き方はもちろん、
キャストやスタッフの環境についても同じ意見だったこと、
この二人がブレずにトップを走っていて、よりチームをひとつに、
面白いものを作るんだという気概に繋がったのだなあと思いました。
坂口くんの小栗くんへ喋ろうとすると泣いちゃうという言葉や、
りえさんの1年かけて役を掘り下げられるっていい、大河ドラマっていいなあという、
言葉や、頼家役の(最終回の台本をもらっていない)金子さんの、
終わり方が好き、義時の物語、死ぬと当時に終わる、ドラマでこういう終わり方は、
なかなかないので、格好いいなあと思ったという言葉も嬉しかったです。
お客様の声も直接、キャストの皆さんに伝わって良かったですね。
「素敵な1年をありがとうございました」〜に大共感です!
ドヴォルザークの「家路」と共に流れた映像もとても感動しました。
皆が帰るべき家に帰っていったのか、帰れなかったのか、切なくなる映像でした。
最後の最後に吉田監督と、お互い跪きながら、拍手を送り合う小栗くん。
本当に本当に拍手、拍手ですよ。小栗くんへキャストの皆さんへ、
「鎌倉殿の13人」に携わってくださった全ての方々へ、
楽しく胸熱くなるような素敵な1年をありがとうございました。
そして最後に恒例の今年のベスト3を書きたいと思います。
《ドラマ》
1 鎌倉殿の13人
燦然と輝く一位です!大河史上に残る傑作だと思います。
そして小栗くん、名演でした。見事な北条義時でした。哀しくも優しい小四郎でした。
《イベント》
1 グランドフィナーレ
東海地方に住んでいるので、テレビで放送されたものだけで選びました。
そして最後を飾るにふさわしい素晴らしかったグランドフィナーレでした。
《ドキュメンタリー他》
3 応援感謝ウラ話トークSP
プロフェッショナルとは小栗くん曰く「恩返し」
「あさイチ」の八重さんからの手紙、比奈ちゃん、のえさんからのVTR出演嬉しかった。
「応援感謝〜」では凄い最終回とこれだけ煽っておいて大丈夫?と思いましたが、
それを軽々と超えてきた本当に大河史上に残る素晴らしい最終回でした。
《本》
1 鎌倉殿の13人 メモリアルブック
2 鎌倉殿の13人 前編 後編 完結編
3 鎌倉殿の13人 THE BOOK 1 2
全部、鎌倉殿の13人関連です。
特にメモリアルブックは切ないシーンが見開きになっているページが多く、
幼い金剛を抱えながら縁側に座る小四郎とか、ぐっときてしまいます。
小栗くんが大河の主役をして、これは小栗くんにも言えることかもしれませんが、
ファンとしても本当に宝物ような1年になりました。
2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を小四郎義時をずっと忘れないと思います。
小栗くんが言ったように、ずっと愛していきたいと思います。
あらためて小栗くん、素敵なドラマを小四郎義時をありがとうございました。
これからまだ総集編と紅白がありますが、それらを楽しみに。
皆さんもどうぞ良いお年をお迎えください。
そして来年もよろしくお願いいたします。