風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

映画 罪の声 主演

よく晴れました。

小栗くん、新しい映画の情報が入ってきました!
2016年の週刊文春ミステリーベスト10で国内部門第1位に輝き、第7回山田風太郎賞を受賞した塩田武士の小説「罪の声」が映画化。小栗旬星野源が共演することがわかった。

小栗が演じるのは、昭和最大の未解決事件を追う新聞記者・阿久津英士。事件の真相を追ううちに、犯行グループが複数の企業を脅迫するために使用したテープの謎に行き当たる。星野は、京都でテーラーを営む曽根俊也役で出演。父の遺品の中からカセットテープを見つけ、そこに幼き日の自分の声が録音されていることに気付く。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子が脚本を手がけ、「映画 ビリギャル」の土井裕泰がメガホンを取った。

映画「罪の声」は2020年に全国で公開される予定。

小栗旬 コメント
原作を読み終えたあと、開けてはいけないと言われている扉をあけてしまったような興奮と不安を持ったことを覚えています。
この作品を映画化するのか、これは覚悟のいることだなと思いましたが、制作チームにお会いし、皆さんの揺るぎない覚悟を伺って、その覚悟の一員にさせてもらうことを決意しました。
素晴らしいスタッフ、キャスト、そして独特の存在感を持ち、物腰が柔らかく、私自身、時折ただのファン目線で一緒に撮影していることを喜んでしまう、星野源という素晴らしいアーティストと共に作れること。そして、阿久津という人間を通して、数々の声と向き合い、寄り添い、反発しながら、真実の声を聞き逃さないように真相にたどり着けたらと思います。
時代が変わろうとしている今、それでも忘れ去ってはいけない小さな小さな声がある。
ご期待下さい。

星野源 コメント
3年前、とある作品の撮影中にプロデューサーの那須田さんと雑談していた時、この作品のストーリーを聞き、その発想と恐ろしさに激しく鳥肌が立ったのを今でも覚えています。「この役を源ちゃんでイメージしているんだ」と言って頂いた時から長い年月を経て、その役・曽根俊也を演じられることを感慨深く、嬉しく思います。そして、随分前から知り合っていた小栗くんと初めてじっくりとお仕事できること、心から信頼し、尊敬している土井監督、野木さんとまたご一緒できることも本当に嬉しく、幸せに思います。悲劇でありながらも、人間がこの社会で生きる上でとても大切なメッセージが込められたこの作品の中で、曽根俊也の悲しみと共に生き、演じていきたいと思います。

土井裕泰 コメント
「平成」から「令和」へと時代をまたいでゆくこの春に、小栗旬星野源という今を代表する2人の表現者とともに、この「昭和」の未解決事件の物語に挑める幸せと責任を感じながら日々現場に立っています。

■ 塩田武士 コメント
「平成」が幕を引き、新しい時代を迎えると、歴史に刻まれる「昭和」の皺が、また一つ深まる。
「罪の声」はフィクションであるが、モデルにした警察庁広域重要指定114号は、昭和史最大の未解決事件である。犯人グループは、関西弁のユニークな挑戦状をマスコミに送りつけ、街のあちこちに指示書を貼って身代金を運ばせるという、史上初の劇場型犯罪を起こした。

21歳のとき、私は事件に子どもの声が利用されていることを知った。犯人グループは身代金受け渡しの指示書代わりに、子どもの声が入った録音テープを流したのだ。一説には3人の子どもが関わっているとされるが、私は最年少の未就学児と同世代で、しかも同じ関西に育った可能性が極めて高い。どこかですれ違っているかもしれない……そう思った瞬間、全身に鳥肌が立ち、どうしてもこの子どもたちの物語を書きたくなった。それから『罪の声』を完成させるまで、15年の歳月を要した。

映像化は容易ではない、と考える自分がいるのは事実だ。しかし、阿久津英士役に小栗旬さん、曽根俊也役に星野源さんと伺ったとき、自分のイメージを超える配役だと膝を打った。その後、キャストとスタッフを聞くにつれ、考えうる限り最高のプロが集ったと興奮した。映画化の依頼を受けてから、プロデューサー陣の本気を感じる機会が幾度もあった。その表れの一つが、硬軟自在に物語を紡ぎ出す野木亜紀子さんによる脚本だ。

この映画は総力戦になる、という予感がある。
また、そうでなければ戦後最大の未解決事件に立ち向かえはしない。
新しい時代を迎える日本で、映画が持つ大きな力を信じて、大作の完成を待ちたい。

那須田淳(プロデューサー)コメント
昭和最大の未解決事件の犯人からの脅迫テープに使われた「子どもたちの声」──、その声の持ち主たちは今どこでどうしているのか? そのひとりが、35年後、録音された記憶はないが確かに自分の声だと知ってしまったことから始まるこの物語の「着想の凄み」に心を掴まれました。そこから紡ぎだされ織りなされていく物語の数々とその深いテーマ性に、映画作品にしたい、しなければならないと奮い立ってしまいました。フィクションとはいえ、そこに宿る悲しみや切なさを、映画を通して救ってあげたいと心から思いました。人生と世界には自分では抗することのできない宿命があり、人はそれに向き合い、立ち向かい、乗り越えていくしかありません。そのなかで自分の大切なものを知り救い出していかなければいけません。この物語の中でその使命を託すべくふたりの人物──阿久津英士と曽根俊也──は、今回この役柄を引き受けてくださった小栗旬さんと星野源さんだと、原作小説を読み終えるまでにすでに頭の中に立ち上がっていました。おふたりとはこれまでにドラマ作品でご一緒したことがあります。それぞれが、当代きっての俳優であり表現者だと、心の中でずっと多大なリスペクトとあこがれを持ってきました。長い人生のなかでも大切なことを知り向き合う年代である30代後半の彼らとともに、今の彼らだからこそ表現できる人生の大切な物語を作りたいとずっと思ってきました。おふたりだからこそ、そして、ふたりでだからこそ、普通の市井に生きる人にも立ちはだかる宿命と悲劇、そこから救い出してくれる物語をこの映画を通して生み出せると確信を抱かせてくれます。私たち制作チームは奮い立っています。是非ご期待ください。

 

これは嬉しいですね!まず星野さんとの共演が嬉しいです。

星野さんといえば「キツツキと雨」でのエンドロールの曲が思い出されますが、

あれから数年、今度は共演ということで、とても嬉しいです。

私は「逃げるは恥だが役に立つ」を楽しみに観ていたのですが、

独特の雰囲気のある俳優さんですよね。

その「逃げ恥」の脚本を手掛けられた野木さんが脚本を担当されることも、

とても嬉しいです。

脚本、脚本ですよね。脚本が大事であることはいろいろな作品を観ては、

身に染みているので、今回は原作も評価されたものですし、

それをどのように脚本にされたのか、楽しみにしています!

原作者の方の言葉も凄く心強いですね。

この事件、私はリアルタイムで見ていたので、この子供の声に衝撃を受けたことを、

よく覚えています。

小栗くん、社会派の作品が続きますが、ビジュアル的にも細身で短髪、お髭なしで、

とても素敵なので、凄く楽しみにしています!

こうやって年相応の役というか、だんだん今までと違った分野から、

声がかかるようになって、それもとても嬉しいことですね。

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪

シルヴィアス「恋とはきまぐれな空想でできてるもんだ、
       激しい情熱と切ない願望でできてる、
       あこがれと敬意と心遣いでできてる、
       謙遜と忍耐とあせりでできてる、
       純潔と試練と従順でできてる、
       いまのおいらがそうだ、フィービーが恋しくて。」
フィービー 「あたしはギャニミードが恋しくて。」
オーランドー「僕はロザリンドが恋しくて。」
ロザリンド 「僕は女じゃない人が恋しくて。」
フィービー 「恋がそういうものなら、どうしてあなたに恋しちゃいけないの?」
シルヴィアス「恋がそういうものなら、どうして君に恋しちゃいけないんだ?」
オーランドー「恋がそういうものなら、どうしてあなたに恋しちゃいけないんだ?」
ロザリンド 「誰に言ってるんですか、どうしてあなたに恋しちゃいけないんだって?」
オーランドー「ここには居ない人、聞いてもいない人に。」

 

オーランドーとカイユス

曇り空です。

このブログが「風色の椅子 第二楽章」になってから、

いつも最後に、思い出の作品の感想とか、台詞の一節を書いているのですが、

今年は「お気に召すまま」と「カリギュラ」でいこうと思っていた矢先、

「お気に召すまま」は坂口健太郎くんで、そしてなんと「カリギュラ」を菅田くんで、

上演するという情報が入ってきました。

そうか~って思って(笑)、もう少し後でもよかったんじゃないかなと思ったら、

小栗くんが演じてから、もう12年も経っているんですね。

それならこういうお話が来るのは当然かもしれません。

でもでも私にとって、

「お気に召すまま」は初めて小栗くんを生で観た大切な舞台でしたし、

カリギュラ」は、上演後、感動と涙で椅子から立ち上がれなかったのは、

後にも先にもこの舞台だけでした。

本当に本当に素晴らしくて、演劇の力をまざまざと感じました。

あのカミュ+蜷川さん+小栗くんの置かれた状況+24歳の彼の息を呑むような美しさ、

これらがあまりにもぴったり嵌って、まさに奇跡のような壮絶な美しさの舞台でした。

マイク等、人工的なものを通さず、ただ空気の中を伝わってきた、彼自身の声。

シピオンに詩作について尋ねる優しい声、

最後の最後になって、エリコンを呼ぶ声。

そしてその美しい姿。

立つ、歩くってこんなにも美しい。気高く、まっすぐで綺麗で、

そうかと思うと、うづくまったときの手首の細さ、

セゾニアにしがみつく、細くて長い指。

傲慢で、残酷で、知的で、繊細で、脆くて、

小栗くん自身が持つ、痛々しいのだけど、生々しくない、

どこか乾いていて、しかし叙情的なもの。

そこへ青年期特有の、ゆらめき、怒り、切なさが加わって、

本当に心奪われました。

当時、突き放たれた短編の詩のようなカリギュラだったなあって、

思ったことを覚えています。

それからとにかく台詞が美しくて、翻訳された岩切さんの戯曲はもちろん、

詩集も買ってしまうほどでした(笑)。

その台詞については、あの当時「LOOK at STAR」という雑誌で、

小栗くんと蜷川さんが対談をしています。

 

蜷川「でもセリフが詩だろ?どこをとっても美しいよな」
蜷川「それは天性の才能だと思うんだけど、おまえはたとえ古典のセリフを喋っても、
   ある種の日常的なリアリティがくっ付いてくるんだよ。
   本人の前では癪だからあんまり言いたくないんだけど(笑)。
   発声も含めて、相手の心に柔らかくスッと入っていく」
蜷川「大の男が“月がほしい”とかさ。そんな言葉に説得力を持たせるって、
   大変なことだと思う。小栗はその点、まず見た目がいけるだろ」
小栗「カリギュラは自分が美しいことを自覚してて、だから愛されることも、
   利用したし、そういうところで自分が愛されることに、
   苛立ちも感じているような気がして」
蜷川「だから憧れるし共感するんだ、カミュの世界に。
   繊細で傷つきやすいけど、虚無に通じるほど明るいからね。
   カミュがフランス人だからかな。南仏の日差しのように、
   透明度の高い暗さなんだ。そこが昔から大好きでね」
蜷川「俺が生きている内に、小栗を天下無敵の俳優にするよ」

 

最後の言葉は、本当に本当に嬉しいですよね。泣きたいほどに・・・。

小栗くん、またちゃんと古典を演じてほしいですよね。

そして蜷川さんのお好きな南仏の日差しは、

実は小栗くんの中にあるものではないかと思ったりします。

小栗くんの中にある、ある種独特の明るさはこれに値するのではないか、

それが今はポップな方へいっていますが、

古典にも、特にヨーロッパ系の古典に、よく合うのではないか、

蜷川さんの目は確かで、蜷川さんの愛に育まれた小栗くんですから、

本当に本当に、また彼の魅力全開の古典を観てみたいです。

しかし12年前に観た、オーランドーもカイユスもまだまだ鮮明にそれは美しく、

私の心の中に息づいています。

その当時の小栗くんへの想いもまた甦ってきました。

あの当時、リアルタイムで生で観られた、その幸運に感謝します。

ではいつものように最後は、先日の「お気に召すまま」の台詞の続きを書きますね。

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪

ジェイクイズ「君の最大の欠点は恋をしていることだ。」
オーランドー「その欠点だけは、あなたの最高の美点とだって取り替えたくはない」

 

ロザリンド 「さあ、あたしを口説いて、口説いて、今のあたしはお祭り気分、
       すぐにいいわと答えるわ。さあ、あたしにどんなことが言いたいの、
       あたしがあなたのほんとのほんとのロザリンドだとしたら?」
オーランドー「何か言う前にキスしたい」

 

オーランドー「誰の思いだってみんなそうさ、羽が生えてるんだから。」

平成最初と最後の大会 優勝おめでとう

晴れました。花冷えの日になりました。

春の選抜高校野球東邦高校、優勝おめでとうございます!

平成最初と最後の大会での優勝、凄いです。こんな巡り合わせがあるんですね。

しかも選抜5回優勝は最多だそうです。

素晴らしいですね。愛知県民としてとても嬉しいです。

勝戦は引き締まった良い試合でした。習志野高校も準優勝、おめでとうございます。

ブラバン対決もよかったです。

東邦高校は平成元年の優勝も凄く印象に残っていて、

最後の最後、逆転サヨナラ優勝だったんですよね。

今回の優勝は東邦の良いところがすべて出た優勝でした。強かった。

石川投手の投打の活躍、バックの守備も素晴らしかったですね。

皆溌剌とプレーしていて、気持ちよかったです。

本当におめでとうございました。

 

さて小栗くんの舞台の予定がなかなかないので、しびれを切らし(笑)、

先日、近くの劇場にミュージカルの「ロミオとジュリエット」を観に行ってきました。

小栗くんが「時計じかけのオレンジ」を演じた劇場です。

時計じかけのオレンジ」のときは、東京で1回、

この劇場では3回観に行ったのですが(大楽も含め)、

とにかく気合を入れて席を獲ったので、すべて1桁台だったのですが、

今回は最後列のひとつ前でした(笑)。

でも結構傾斜があったのでよく観ることができて、とても楽しんで帰ってきました。

まあ「ロミオとジュリエット」ということで自動的に感動しちゃうんですけど(笑)。

本当に、ひとめぼれが正義って思っちゃいます。

シェイクスピアってだいたいひとめぼれですよね。その瞬間に惹きこまれます。

それでミュージカルの「ロミオとジュリエット」ですけど、

もともとフランスで上演されたもので、今世界各国でその国の言葉で、

上演されているそうです。だからか曲が凄くキャッチーというか、

音楽の力は強く、まさにロックでポップな「ロミオとジュリエット」でした。

日本でも再々演くらいになるのか、皆さん、チームワークばっちりで、

若いエネルギーが充満していて、観ていて心地よかったです。

死神役が効いていました。私が観た回は、ロミオ役は大野拓朗さんだったのですが、

やはりロミオ声というか(笑)、ハンサムな声ですよね。ぴったりでした。

カーテンコールでは、千秋楽ではないのに挨拶があったり、

電気がついてもまた出てきてくれたり、楽しかったです。

そしてあの胸に手をあてたお辞儀、シェイクスピアでは皆さんあのお辞儀なのかしら?

ちょっと小栗くんを思い出して、なんだか胸がいっぱいになってしまいました。

でも軽い気持ちで行ったのに、充分楽しめて、

夏に出るDVD を買おうか迷っています(笑)。

そして本当に小栗くんの舞台の情報が欲しいですよね!

去年と今年、舞台がないと、2年空くのは初めてじゃないですか。

令和元年の舞台、どうかありますように。

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪

前公爵 君があのサー・ローランドの息子なのか、
    いま君が打ち明けた言葉は誠実そのものだし、
    私の目にはっきり映っている顔も、
    目鼻立ちから色艶まであの男に生き写しだ、
    よく来てくれた、嬉しいぞ。私は公爵だ、
    君の父親に目をかけていた。身の上話の続きは
    私の洞窟で聞かせてくれ。
    ご老人、お前も主人ともども歓迎しよう。
    腕を取って支えてやれ。さあ、君の手を、
    君の身に起こったことを残らず話してもらおう。

新元号は「令和」

よく晴れました。桜は満開です。

今日、新元号「令和」が発表されましたね。

美しい響きでとても良いと思います。

ら行が入ると綺麗な響きだなあとかねがね思っていて、

桂離宮とかリレハンメルとか(笑)。

そして出典が万葉集からということで。

「初春の令月にして   気淑く風和ぎ   梅は鏡前の粉を披き   蘭は珮後の香を薫らす」

素敵ですよね。

このブログに以前ちょっと書いたことがあるのですが、

私、短歌を少し勉強していて、今は短歌教室に通っています。

これでもNHK 短歌全国大会に、4年連続で入選していて、

(ただ20%が入選なんですけど・笑)

だからこういう出典はとても嬉しいです。

でもこの頃短歌は若干気持ち的に停滞ぎみでして、ただ今回の万葉集出典を聞いて、

ちょっとやる気が出てきて(笑)、早速アマゾンで「万葉集」を注文しました。

短歌を勉強しているのに、恥ずかしいのですが、

万葉集はサラッとしか知らなかったので、しっかり読みたいと思います。

そんな決意をした新元号「令和」の発表の日でした。

「令和」の時代、平和な良き時代でありますように。

 

そして小栗くんのファンとしては、平成から令和という二つの時代に、

ファンであるという嬉しさもあり、「人間失格」は令和元年に公開なんですね。

小栗くんも新しい時代に、新たな挑戦という時を迎えて、

さらにどんどん花開いていってほしいです。

それから「髑髏城の七人」Blu-ray 、5万円は手が出ないので(笑)、

早く「二つの祖国」のBlu-ray 発表を待っています。

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪

オーランドー そんな優しい言葉を?どうかお許しください、
       ここでは何もかも野蛮だと思いこんでいたので、
       つい居丈高な態度をとってしまいました。
       みなさんがどういう方かは存じませんが、
       人も寄り付かないこんな場所で
       鬱蒼と枝をたらす木々の陰で
       ゆるやかな時の歩みをやり過ごしておられる。
       みなさんがかつて幸せな日々を送ったことがおありなら、
       鐘の音が教会へと誘うあたりに住んだことがおありなら、
       立派な主人役のいる宴席に招かれたことがおありなら、
       まぶたの涙をぬぐったことがおありなら、そして
       人を憐れみ、人に憐れまれるのがどういうことかをご存じなら、
       私も無理強いはやめ、穏やかな手段が功を奏することを
       願って顔を赤らめ、剣を鞘におさめます。

二つの祖国 世界ウルルン滞在記SP

曇り空です。

23日24日と「二つの祖国」を観ました。

戦争によって父なる国日本と母なる国アメリカで揺れ動く、日系一世二世の方々、

賢治は誠実に誠実に生きようとすればするほど、追いつめられていく、

出口がなくなっていく様子が伝わってきました。

小栗くんは英語に違和感なく自然でよかったです。

しかも抑えた演技により、賢治の生き方がより響いてきて、

スラリとした長いロングコートの後ろ姿に悲しみが滲んでいました。

でもすみません。私個人としては、

どうしてもどうしてもBGM が気になってしまって、しかも名曲揃いじゃないですか。

特に「ラ・ラ・ランド」の曲は、あの二人が浮かんでしまうし、

ここでユーミン?ここでビートルズ?みたいな、

役者さんの演技に入り込めませんでした。

まだクラシックの名曲の方がよかったような気がします。

どうも配信の方はこのBGMではないようなので、

これはBlu-ray になるのでしょうか。それは配信の方のバージョンでしょうか。

そうなったときにもう一度最初から観て、感想を書きたいくらいです。

耳に残りそうで録画を観られない状態です(笑)。

重厚な物語で、俳優さんも素晴らしい方々だったのに、

奇をてらわず正攻法でいってほしかった。劇中音楽って大事ですよね。

他に、脚本も編集も大事だなと思ったドラマでした。

とにかくあのBGM ではない「二つの祖国」を観たいです。

配信を見ればいいのですが、Blu-ray まで待ちます(笑)。

 

そしてその裏で「世界ウルルン滞在記SP」が放送されました。

小栗くん、新聞に名前があったので、

またその当時の映像が少し流れるだけかなと思っていたら、

あのロシアのご家族にスタッフが会いに行って、

小栗くん(ロサンゼルスに居ました)がその映像を見るというシーンが映りました。

このロシアのお父さん、お母さんは、2008年9月にも、

「あの人も旅していた!大再会スペシャル」に登場されていて、

日本で地震があると心配しているとか、

辛いことがあったときにはいつでも来なさいと言ってくださっていました。

それを見ていて、感謝ともに涙ぐんでいた小栗くん。

そのときはお父さん、「クローズZERO」の写真を見て驚いていました(笑)。

今回も、お父さん、お母さん、変わらず元気そうで、

19年前に小栗くんがプレゼントした甚平をまだ着てくださっていて、

今度はハリウッド進出の報告が出来てよかったですよね。

本当に19年も小栗くんのことを忘れず思っていてくださって嬉しいです。

お父さん、お母さんとも体格も変わらず、雰囲気もそのままで、

やはり自然とともに、それを生業にしている人は、

おおらかな温かさがあるのだなあと思いました。

そのお父さんの言葉。

「今度、ハリウッドの映画にも出るんだね。いろいろ挑戦する中で、

自分らしさを失わないこと。是非成功して、世界で有名になってもらいたい。

幸せでいてくれ。バイカル湖からみんなで応援しているよ」

その映像を見ている小栗くんも、とても嬉しそうで、

なんだか余裕があって、穏やかで素敵でした。

しかしながらいつ見ても、17歳の小栗くんの可愛らしいこと!

細身で繊細で本当に綺麗な男の子という感じでしたね。

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪ 

オーランドー そんな優しい言葉を?どうかお許しください、
       ここでは何もかも野蛮だと思いこんでいたので、
       つい居丈高な態度をとってしまいました。
       みなさんがどういう方かは存じませんが、
       人も寄り付かないこんな場所で
       鬱蒼と枝をたらす木々の陰で
       ゆるやかな時の歩みをやり過ごしておられる。
       みなさんがかつて幸せな日々を送ったことがおありなら、
       鐘の音が教会へと誘うあたりに住んだことがおありなら、
       立派な主人役のいる宴席に招かれたことがおありなら、
       まぶたの涙をぬぐったことがおありなら、そして
       人を憐れみ、人に憐れまれるのがどういうことかをご存じなら、
       私も無理強いはやめ、穏やかな手段が功を奏することを
       願って顔を赤らめ、剣を鞘におさめます。」