風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

天気の子 感想

曇り空の一日でした。

「天気の子」初日舞台挨拶がありました。

映画「君の名は。」(2016年)などを手掛けた新海誠監督の最新作「天気の子」が7月19日に公開。都内にて行われた初日舞台あいさつに、新海監督の他、声優を務めた醍醐虎汰朗、森七菜、吉柳咲良、本田翼、小栗旬らが登壇した。

小栗は「いつアフレコに行ってもみんなが初々しくて、その瑞々しさにあてられて日々を過ごしていた。今日もみんなが『緊張するね』って話しているのを聞いて、“取り戻さなきゃな、その気持ち”って思って今ここにいます」と、若い世代と共演した気持ちを告白。

すると、醍醐が小栗を「一番憧れの俳優さん。いつも観察していた。すっごいいい香りがするんですよ!」と明かし、続けて、小栗から同じ香水をプレゼントされたエピソードを打ち明けると、会場からは拍手が。小栗は「好感度上がったな」と笑顔で答えた。

 

小栗くんらしいですね。

その「天気の子」観てきました!

とてもとてもよかったです。後半、ずっと涙が流れて感動していました。

私個人としては「君の名は。」より好きです。

まさに新海監督の底力を感じ、新海監督作品の中で、一番好きな作品になりました。

小栗くんの須賀圭介も凄くよかったです!

小栗くんが声優をやった作品の中で、こちらも一番好きな作品になりました。

エンドロールのキャストの最後に「小栗旬」と名前が出たとき、

誇らしい気持ちになり、こんな素敵な作品に参加できて、

本当によかったなあと思いました。

映像もそれはそれは美しい映画でしたが、心情的にも美しい映画でした。

ではここからの感想はネタバレを含む感じになるかと思いますので、

読みたい方だけお願いします。

 

 

 

 

天気の子        新海誠監督作品

            森嶋帆高  醍醐虎汰朗

            天野陽菜  森七菜

            須賀圭介  小栗旬

とにかく振り切ったもの凄い着地点だったのです。

こういう終わり方なのね~と思って、

でも私はそこにこそ、カタルシスを感じました。

この終わり方こそが、彼らの純粋さをより結晶のように、

輝かせるものだったのかなと思います。

映像は本当に1ミリも手を抜かない吸い込まれるように美しい絵で、

あらゆる雨、雨、雨、畏怖を感じる空、雲、光、

彼らの心情をリアルに際立たせるに十分な美しさでした。

そして小栗くんが声を演じた須賀圭介は、

凄く魅力的な人物で、小栗くん、等身大に近い役って、久々じゃないですか、

とても合っていたと思います。

斜に構えていて、外れていて、あるわけないってこともわかっているけど、

でも心の底では純粋な彼らを信じる力を持っている。

雑で調子が良くて、胡散臭くて、

でも頼りがいがあって、優しくて、子供好きで、温かくて、

そんな感じをより自然に演じていて、本当にいい声でした。

素敵な須賀圭介だったと思います。

またRADWIMPSの音楽も素晴らしかった。

曲も美しいのですが、詞の映像とのリンクの仕方が本当に抜群で、

心にぐっと迫ってきます。

それからそれから猫のアメちゃんが、とてもとても可愛かったです!

映像は東京をリアルに描いていて、そのリアルさに、

いわゆるSF のような要素の合致の仕方が不思議と自然で、

心惹かれる映画でもありました。

天気の子 ナビ 人間失格 場面写真

曇り空です。

なんだかずっとはっきりしないお天気が続いて、お日様が恋しいですよね。

きっと「天気の子」封切と同時に、晴れていくような気がします(笑)。

そんな「天気の子」、昨日、こちらの地方のナビ番組を見ました。

長い予告をしっかり見ることができてよかったです。

小栗くんはほんの少しだけ、インタビューを受けていました。

(どんな映画かヒントをください)

小栗「信じられないくらい雨が降っているけど、爽やかな映画です。アハハハ。

   素晴らしい作品なので、是非映画館でご覧いただけたらと思います」

こんな感じでした(笑)。

なんとなくですが、小栗くんは例えばこけら落としとか、

この頃、勝負の作品に呼ばれることが多いような気がします。

「天気の子」もあの「君の名は。」の次の作品ということで、

物凄いプレッシャーと注目の中、小栗くんはちょっとした肩入れ要員というか、

そんな気がしなくもないです。

それだけ頼れる存在なのかなあと思います。

まあ、須賀圭介役にぴったりだったというのもありますが、

須賀さん、惹かれる雰囲気の男性ですよね。

物語の中で、主人公たちの背中を押すのか、はたまた突き落とすのか、

少し見ただけでも、ちょっと斜に構えた複雑さを感じます。

「天気の子」、いよいよ19日公開ですね。楽しみです!

 

そして「人間失格」の新たな場面写真が公開されました。

 俳優の小栗旬さん主演の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督、9月13日公開)の新たな場面写真が7月16日、公開された。今回解禁された場面写真には、正妻・美知子(宮沢りえさん)と2人の子どもに囲まれている家族団らんのカットや愛人の静子(沢尻エリカさん)と恋人のような甘い雰囲気で見つめ合う姿、富栄(二階堂ふみさん)と密着する姿という太宰治(小栗さん)と3人の女たちとのスキャンダラスな恋を感じさせる姿が写し出されている。
成田凌さん、千葉雄大さん、瀬戸康史さん、高良健吾さん、藤原竜也さんという太宰と絡む文豪や編集者を演じる豪華俳優陣の登場シーンも併せて解禁された。
無頼派を代表する作家で同志である坂口安吾(藤原さん)から「地獄に堕(お)ちて書いてるか?」と発破をかけられ、心を許す親友の作家・伊馬春部(瀬戸さん)と酒を酌(く)み交わし、若き小説家・三島由紀夫(高良さん)に挑発されながら“傑作”を追い求める太宰。一方で、太宰の子どもを身ごもった静子の弟、薫(千葉さん)からは認知を迫られ、女たちに求められるがままに応え、女たちを傷つけている修羅場の太宰に対し、若手編集者の佐倉潤一(成田さん)は「書いてください!『人間失格』。先生にしか書けない、どこまでも罪深い小説を!」と言い放つ。そして、雪が降りしきる中、うつろな表情でたたずむ太宰の姿も。

映画は文豪・太宰治の遺作「人間失格」の実写化ではなく、太宰自身と3人の女性の目線で描く実話を基にしたフィクション作品。ベストセラー作品を連発しつつも、正妻と2人の愛人という3人の女性と関係を持ち、愛人と川に身を投げた太宰の恋と生涯を、蜷川監督ならではの新解釈とビジュアルで描く。
私はこの雪が降りしきる中、虚ろな表情で佇む太宰の写真が、一番、心惹かれました!

どんなにかモテただろうなあって思いますよね。

母性本能をくすぐるとはまさにこのこと!というか、

これはもう出会ったら最後という感じです。

愛人静子との写真も甘くてとても素敵。

でも家族団欒の写真は、ちっとも幸せそうには見えず、

他の役者さんの写真も、皆、雰囲気がとてもあります。

しかし小出しの(笑)写真公開はまだまだ続くのでしょうか。

だんだん息が出来なくなりそうです(笑)。

本当に公開を楽しみにしています!できたら写真集も欲しいです(笑)。

 

♪ ムサシ 1回目 感想    2009年4月13日のブログより ♪

一般的にいうと、天才型の藤原くん、努力型の小栗くんという図で、
天才肌の小次郎を小栗くんというのは、逆という感じがするのですが、
私としては、二人とも才能の上に努力をしていて、
小栗くんも、あれって思うと、もうはるか上に上ったりしていることが、
多々あり、天才的なところは、小栗くんにもあると思うんですよね。
そしてどんなに努力していても、彼は努力しました候ではなくて、
泥臭くなく軽やか。そこをきっと井上さんは気がついて、小次郎を、
書かれたのではないかなって思いました。
スタイリッシュで、繊細で、真っ直ぐで、饒舌。
ときに駄々っ子のようで、チャーミングで、なにより美剣士佐々木小次郎
剣さばき等、腰がしっかり入って美しい形でした。
いつものように上品な雰囲気が、小次郎によく合っていました。
襷掛けをするところ、旅支度をするところ、色っぽかったです。
笑いの間、センスが光りました。
野性的な武蔵と、スタイリッシュな小次郎は対比のようになっていて、
最後の最後に、二人の心が解け合う場面は、温かいものがこみ上げてきました。
藤原くんと小栗くん、武蔵と小次郎と同じように、好敵手で、
そして物語と同じように、二人の間に流れる友情、同士の思いも感じられました。

 

まい、小次郎に目を止めて、武蔵に、

まい   おや、こちらのお方は?
武蔵  (一呼吸おいて)友人です。
乙女   ぶしつけながら、お名前は?
小次郎 (外して、武蔵に)からだをいとえ。
武蔵   (うなづいて)おぬしも達者でな。

人間失格 メイキング

曇り空です。

映画「人間失格」のメイキング映像が公開されました。

小栗旬が主演を務めた「人間失格 太宰治と3人の女たち」のメイキング入り特別映像がYouTubeで公開された。
太宰治による小説「人間失格」の誕生秘話を、彼を愛した3人の女性の視点から虚実交えて描いた本作。自殺未遂を繰り返す破天荒な天才作家だが才気と色気にあふれた太宰を小栗が演じ、彼の正妻・津島美知子に宮沢りえ、愛人・太田静子に沢尻エリカ、最後の女・山崎富栄に二階堂ふみが扮した。成田凌千葉雄大瀬戸康史高良健吾藤原竜也もキャストに名を連ねる。
映像には、太宰が憑依したかのように彼の魅力を体全体で表現する小栗の姿が捉えられた。「やったことのないタイプの役だったりするので、精一杯その人生を駆け抜けたい」と語る小栗。結核で体を壊していく太宰を忠実に再現するため、徹底した食事制限で大幅な減量を行った。
そんな小栗の姿に、監督の蜷川実花は「今まで誰も見たことのない小栗旬」「正直、手応えしかない」と自信をのぞかせる。小説「人間失格」映画化の依頼を受けたものの、太宰と深く関わった3人の女の日記を読んだ蜷川が、太宰自身の人生のほうが興味深いと注目したことから本作の企画がスタート。実現までおよそ7年の歳月を費やしたという。撮影現場にて、蜷川は「ヤバいのしか撮れていない」と笑顔で語っている。
人間失格 太宰治と3人の女たち」は9月13日より全国ロードショー。
※「人間失格 太宰治と3人の女たち」はR15+指定作品

 

太宰役のときの小栗くんが本当に、その美しさから私のまさに理想で、

立つ、座る、歩く、寄りかかる、よろめく、寝転がる、みな魅力的に感じます。

蜷川監督の言葉も嬉しいですね。

そして「小説「人間失格」映画化の依頼を受けたものの、太宰と深く関わった3人の女の日記を読んだ蜷川が、太宰自身の人生のほうが興味深いと注目したことから本作の企画がスタート。実現までおよそ7年の歳月を費やしたという。」~ここに注目です。

小説の「人間失格」ではなく、太宰本人の物語ということですよね。

「やったことのないタイプの役だったりするので、精一杯その人生を駆け抜けたい」という小栗くんの言葉も期待しかないです。

それから私は実は、R15+指定作品を映画館で観るのは初めてかなと思うので、

それも楽しみです(笑)。

 

♪ オールナイトニッポン演劇部 第1回公演  2008年4月7日のブログより ♪

(私の作った物語が原案として採用されました。)

原題は「あの夕日の眩しさの理由」だったのですが、

タイトルは「あの夕日に向かって」になっていました。
でも、一番ここはというところは、ちゃんと入っていて、

本当に感激して観ていました。
自分がなにげなく考えたお話が、こうやってお芝居になって、
そんな経験はなかなか出来ないと思うので、
もう私はこれっきりだと思うし、本当に幸せだなあって思いました。
そしてテレビでも出ましたが、小栗くんは台詞のない役で、
ほんの少し出演して、それがこれはラジオの放送ではわからないと思うのですが、
廊下で演じられたのです。場面が違っていたので、
どうやって表現するのかなって思っていて、
最初はそのスクリーンで映像かなと予想していたのですが、
イマジンスタジオは、壁がガラス張りになっていて、
その向こう側の廊下で、演じられました。
それがですね。私が座っている椅子の席の真横で、ここで一番小栗くんを間近で、
見られて、もうちょっとどうしようっていうくらい、
本当に素敵でした〜。
だって、上下黒のバスケのユニフォームを着て、
バスケットボールを持っているんですよ。
黒髪、高い背、しなやかな腕。
実は原案を考えたときに、もしほんの少し小栗くんが出演してくれるなら、
この役と思っていたので、夢が叶いました!とてもとても嬉しかったです。
その姿のまま、カーテンコールは、2回。
皆さんの拍手も温かく、そして小栗くんもとっても温かな笑顔で、
その笑顔を見てまた感動しました。

最高の孤独とはいったいどこに存在しているのか

曇り空です。

映画「人間失格」の写真ビジュアルが出ました。

まずはこちら。

小栗旬が“破滅型作家”太宰治にふんする映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)で、太宰と彼を愛した3人の女たちの2ショット点が公開。監督の蜷川実花が自ら撮り下ろした色香漂うビジュアルで、正妻・美和子(宮沢りえ)、愛人・静子(沢尻エリカ)、最後の女・富栄(二階堂ふみ)、三者三様の関係が垣間見える。

太宰の代表作「人間失格」誕生秘話、彼のスキャンダラスな生きざまを、実話に基づくフィクションとして映画化する本作。公開された写真は、太宰を抱きしめる正妻・美和子、ベッドで太宰と寄り添う愛人・静子、太宰にバックハグされる最後の女・富栄の3枚。それぞれ色味も雰囲気もガラリと異なる背景も印象的だ。

太宰の妻であり、母性あふれる美和子は太宰の才能を誰より理解し、太宰が自分をさらけ出して甘えられる唯一の存在。静子は上流階級の出で、戦後の混乱の中で世間体を気にせず太宰との恋に身を焦がしていく少女のような女性。未亡人の富栄は、盲目的に太宰との情事に溺れ、病で弱っていく晩年の太宰に寄り添った。

 

それぞれが雰囲気も違って、かつそれぞれに魅力的な太宰ですよね。

こんな太宰、モテただろうなあ(笑)。

女性がほっとけいない、惹かれざるを得ない魅力がありますよね。

その中で私は愛人静子との写真が好きかな。なんだか可愛い二人です。

この時代は衣装も浪漫的で素敵ですよね。

アンニュイな太宰がより美しく魅力的に見えます。

そしてもう一枚。

走れメロス」や「ヴィヨンの妻」など日本文学史に燦然と輝く名作を数多く生みだした太宰治が執筆した最後の完結作品である「人間失格」の誕生秘話を描く『人間失格 太宰治と3人の女たち』が9月13日(金)から公開される。このたび、太宰治のかの有名な写真を小栗旬が再現した写真ビジュアルが到着した。

ベストセラーを連発し“時のスター”となっていた太宰治(小栗)は、身重の妻である美知子(宮沢りえ)と2人の子がありながら、恋の噂が絶えず自殺未遂を繰り返していた。その破天荒な生き方で文壇からは疎まれる太宰だったが、ひょんなことから出会った作家志望の静子(沢尻エリカ)と未亡人の富栄(二階堂ふみ)に救いを求めていく… 。

到着した写真ビジュアルは、太宰治の写真として残る有名な一枚を小栗旬が再現したもので、太宰治本人の写真は1946年に銀座にあるBAR“ルパン”で撮影されたもの。太宰が憩いの場として通っていたBAR“ルパン”には坂口安吾織田作之助といった文豪たちや写真家などが常連だったという。かたや、生き写しかのような驚異のシンクロ率を見せる小栗演じる太宰を撮影したのは、本作の監督で写真家の蜷川実花だ。蜷川の写真は実際にBAR“ルパン”で太宰が座っていた席と同じ場所で撮影され、指先からつま先まで、完璧に再現されたこだわりの1枚。 小栗は本作の撮影にあたり、「最高の孤独とはいったいどこに存在しているのか、手に入るものなのか。そんなことを日々感じながら、一歩一歩、太宰に寄り添いながら過ごした」という。その言葉を体現するように、本作で蜷川監督と初タッグを組む小栗は究極のダメ男だが才気と色気にあふれたチャーミングなモテ男の太宰になりきるためクランクインまでに大幅な減量を行い、撮影中も病で体を壊していくさまを表現するため体力の限界まで減量を続けたそうだ。蜷川監督が「30代の男性として成熟していく過程を見て、この役は彼にしかできないと思った」と語るように、心身ともに太宰治を演じきった”誰も見たことのない小栗旬”がこの一枚にも存分に表現されている。

ストイックな役作りによって、太宰治に成り代わった小栗の姿を、スクリーンで見届けてほしい!

 

今でもBAR“ルパン”が残っているのが凄いですよね。

その場所で同じ席で撮影されたこと、凄いです。

太宰治のこの写真も、いかにも奔放な文壇の寵児という感じがして、

小栗太宰もそれに負けずに、チャーミングさ、色っぽさがよく出ていると思います。

足も長いですし(笑)。細くて長い指も素敵。

蜷川実花さんが、小栗くんを太宰役に選んでくれて本当に嬉しいです。

そして「最高の孤独とはいったいどこに存在しているのか」という言葉を聞くと、

カリギュラの「欲しくてたまらない永遠の孤独を完成させるんだ!」という台詞を、

思い出します。

精神的にはあの美しいカリギュラとシンクロする部分がありますよね・・・。

 

♪ カリギュラ 台詞より ♪

セゾニア 「せめて1分間だけでいい。自分をゆだねて、
      自由に生きてみるつもりはないの。」
カリギュラ「何年も前から、自由に生きる訓練をしている。」
セゾニア 「そういう意味じゃないの。私の言うことをよく聞いて。純粋な心で生き、
      そして愛する。それはとてもいいことかもしれないのよ。」

 

セゾニア 「いらっしゃい。私のそばに。横になって、頭を膝に乗せて。」

 

カリギュラ「愛の大盤振る舞いじゃないか。俺たちにはこんな習慣はなかった。」

 

セゾニア 「わたしはもう年をとったし、すぐに醜くなる。
      でもあなたを気遣っているうちに心がこんなに広くなったわ。」

カリギュラ「おまえはやがて年老いる。その年寄り女のために、
      俺は一種の恥ずかしい優しさを心ならずも覚えてしまう。」
セゾニア 「私をそばに置いてくれるというの!」
カリギュラ「わからない!俺にはこの上なく恐ろしい意識だけが、
      この恥ずかしい優しさは、人生が俺にたったひとつ与えてくれた、
      純粋な気持ちという、意識だ。」

 

カリギュラ「最後の証人は、消えた方がいいんじゃないのか。」
セゾニア 「もういいの。嬉しいわ。あなたが言ってくれたこと。
      でもどうしてこの幸福を分かち合えないのかしら、あなたと。」
カリギュラ「俺が幸福ではないと誰が言った。」
セゾニア 「幸福は惜しみなく与えるもの。破壊を糧にはしないわ。」
カリギュラ「じゃあ、ニ種類の幸福があるってわけだ。俺は殺人者の幸福を選んだ。
      それは、今、俺は幸福だからだ。俺はかつて苦悩の極みに達したと、
      思ったときがある。ところがどうだ。もっと先へ行ける。
      この国の果てにあるのは、不毛な素晴らしい幸福だ。
      俺を見ろ。セゾニア。何年もの間、ローマ全体がドリュジラの名を、
      口にするのを避けていた。そこを考えると笑ってしまう。
      ローマは何年もの間、間違っていた。愛があるだけでは充分ではない。
      当時、俺が理解したのはそのこと。今でもおまえをみながら、
      理解するのはそのことだ。ひとりの人間を愛する。
      それは一緒に年をとっていくのを受け入れること。
      俺にはこの愛ができない。年老いたドリュジラは、
      死んだドリュジラよりも悪い。愛するものが一日で死ぬから人は苦しむ。
      そう人は思っているが、人間の本当の苦しみは、
      そんなに軽薄なものではない。
      本当の苦しみは苦悩もまた永続しないという事実に気付くことだ。」

 

カリギュラ「セゾニア。おまえは実に奇妙な悲劇に最後までつきあってくれた。
      いまや、おまえのために幕を下ろすときだ。」
セゾニア 「これが幸福。この恐ろしい自由が。」
カリギュラ「そうだ。セゾニア!この自由がなかったら、
      俺は満ち足りた男になっていただろう。この自由のおかげで、
      俺は神のように見通す孤独な男の目を獲得した。
      俺は生き、俺は殺し、破壊者の狂乱した権力を行使する。
      それを前にしては、創造者の権力など猿芝居に見える。
      幸福であるとはこういうことだ。幸福とはこれだ。
      この耐え難い開放感、あらゆるものへの軽蔑、俺のまわりの血、
      憎しみ、自分の人生を眼下に支配している男の比類なき孤立、
      罰を受けない暗殺者の常軌を逸した喜び。
      人間の命を砕く情け容赦のないこの論理。
      おまえの命を砕く論理でもあるセゾニア。
      そしてついに、欲しくてたまらない永遠の孤独を完成させるんだ!」
セゾニア 「カイユス。」
カリギュラ「優しさはごめんだ。けりをつけなくてはならない。
      もう時間がない・・・愛しいセゾニア!」

 

カリギュラカリギュラ!おまえも、おまえも罪がある!そうだろう、
      人より多いか、少ないか。それだけの違いだ。
      だが、裁判官のいないこの世で、誰があえて俺を裁く?
      だれもかれもが罪人の世界で。・・・おまえはよくわかっている。
      エリコンは来てない。俺には月が手に入らない。苦しい。
      本当であること、終りまで行かなければならないということ。
      苦しいのは、終わるのが、完成するのが怖いからだ。」

 

カリギュラ「俺は心の静まるあの大きな空虚を、もう一度見つけるんだ。
      なにもかも複雑に見える。だがなにもかも単純だ。
      もし俺が月を手に入れていたら、もし愛だけで充分だったら、
      すべては変わっているだろう。この渇きをどこで癒せばいい。
      どんな心、どんな神が、湖の深さをたたえているのか。
      この世には何も、俺にみあうものは何もない。
      それでも、俺は知っている。おまえもだ。
      不可能がありさえすればそれで充分だ。
      不可能!俺はそれを世界の果てまで探しにいった、俺自身の果てまで。
      俺は自分の両手を差し出した。両手を差し出す、
      するとおまえに会う!いつもおまえだ、俺の前にいる。
      そして俺はおまえに対して憎しみでいっぱいになる。
      俺は行くべき道を行かなかった。俺は何ものにも到達しない。
      俺の自由は良い自由ではない。
      エリコン!エリコン!何もない!まだ何もない!
      夜が重い。エリコンはもう来ない。俺たちは永遠に罪人だ。
      夜は人間の苦悩のように重い。」

エリコン 「用心してください、カイウス!用心して・・・」

カリギュラ「歴史の中に入るんだ、カリギュラ!歴史の中に!」

カリギュラ「俺はまだ生きている!」

赤く染まった唇

晴れたり曇ったりしています。

めぐさんが、6月20日のコメント欄に、先日の小栗くんのラジオの内容について、

書いてくださいました。ありがとうございます。読んでみてくださいね。

ゴジラ vs コング」についてはそういう経緯があったのですね。

でもめぐさんが仰っているように、小栗くんはチャンスを待つだけでなく、

掴み取って、自分のものにしている感じがしますよね。

是非、そのチャンスをものにして、羽ばたいていってほしいです。

でも変わらず日本でも私たちを魅了してほしいですね。

 

6月30日の「君の名は。」の放送内で、「天気の子」の、

冒頭シーンが流れるそうです。

新海誠監督の最新作『天気の子』が7月19日に公開されることを記念して、6月30日の夜9時よりテレビ朝日にて『君の名は。』(2016)が放送される。その放送内で、『天気の子』の冒頭シーンが初公開されることが決定した。

新海監督にとって3年ぶりとなる待望の最新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を選択するさまを描く。

 

これは楽しみです。小栗くんの声のシーンはないかもしれませんが、

期待しています。

 

映画「人間失格」完成しました!

無事人間失格完成!!
ちょっとこれマジですごいのできました ぐふ

 

嬉しいですね。ぐふが可愛いです(笑)。

この写真を見るだけでも、たくさんの方々が携わっているんですね。

 

そんな「人間失格」、こういう記事もありました。

小栗旬が稀代の作家・太宰治にふんする映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)で、太宰の唇が赤く染まったビジュアルについて、監督の蜷川実花にその意図を聞いた。口紅、そして血のようにも見える赤だが、そこにはどんな狙いがあるのか。

キャッチコピーに「死ぬほどの恋。ヤバすぎる実話。」とある本作は、太宰の代表作「人間失格」誕生秘話、そして彼のスキャンダラスな生きざまを、実話に基づくフィクションとして映画化。ティザービジュアルでは太宰の下に、正妻・美知子(宮沢りえ)、愛人で弟子の作家・静子(沢尻エリカ)、愛人で美容師の富栄(二階堂ふみ)を配置。本ビジュアルでは太宰の下に、3人の女たちのほか藤原竜也演じる坂口安吾をはじめとする5人の男性キャラを配置している。

これら2種類のビジュアルのほか予告編でも共通して目を引くのが、太宰の赤く染まった唇だ。太宰のバックグラウンドを知らずとも興味をそそられる意味深な画だが、蜷川監督は、2種類のビジュアルについて以下のように語っている。「太宰を知らない若い世代の人たちにも、ぱっと見で興味を持ってもらえるようなビジュアルを目指しました。太宰の唇の“赤”の色彩が際立つように、ティザービジュアルでは背景を真っ白の花に、そして本ビジュアルでも、私の写真としては、背景を控えめな色味にしています。とにかく、小栗さんがセクシーに見えるようにしたいという思いがありました」

また、予告編では太宰と女たちの艶やかなラブシーンに加え、雪道に横たわる太宰に花が雪のように舞い落ちるシーン、水中に花々と共に沈んでいく姿などが見られるが、本作において「花」は重要な意味を持っているという。「女性たちにもそれぞれをイメージした花があって、美知子は菖蒲、静子は梅、富栄は椿です(※ポスタービジュアルのキャラクターの背景に置いている花)。また、(予告編で)雪道で横たわる太宰の上に白い花が雪のように降ってくるシーンでは、この3人以外にもきっといただろう太宰と関わった女性たちの思いをその花に託して表現したいと思っていました」

 

そうですよね。唇の赤が印象的ですよね。美しい太宰、早く観たいです。

この頃、テレビでも「ダイナー」の予告を見るようになりましたが、

藤原くんの「ダイナー」と小栗くんの「人間失格」が、

同じ蜷川実花監督で、同じ年に公開という、

蜷川実花監督が、蜷川幸雄さんの思いを継いでくれている気がして仕方ありません。

蜷川さんは舞台自体もとても美しく、役者さんたちもそれは美しく、

演出してくださったので、

蜷川さんがことさら思いをかけてくれた藤原くんを小栗くんを、大切に、

実花さんの色にも存分に染めながら、

きっと魅力的に撮ってくださっていると思います。

映画「人間失格」、本当に本当に楽しみにしています!

 

♪ カリギュラ 台詞より ♪

ケレア  「あの男は考えることを強要する。みんなに無理やり考えさせる。
      安全ではないということが人を考えさせるんだ。」

 

エリコン 「あんたらにはカイユスに指一本触れさせはしないぞ。
      たとえあの人の方でそれを望んでいるにしてもだ。」

 

エリコン 「美徳の小売店を経営しているあんたたちが、
      若い娘が恋を夢見るように、安全を夢見てる。」

 

エリコン 「そんなあんたたちが数え切れないほど苦しんできた人を、
      毎日千の新しい傷口から血を流している人を、おこがましくも、
      裁こうとはな。殺るならまず俺を殺ってからにしろ。肝に銘じておけ。
      奴隷をさげすめばがいい、ケレア。
      この奴隷はな。あんたの美徳より上にいる。というのはな。
      こいつは、今もあの哀れなご主人を愛することが出来るからだ。
      あんたたちの立派な嘘や、不実な口から守って差し上げるからだ。」

 

カリギュラ「やがて運命の道がミモザで覆われる。女たちは軽やかな衣装を纏い、
      はるかなる爽やかな空。カシュス、人生が微笑んでいる!」

 

セゾニア 「でも魂をこれっぱかりも持たない連中はみんなそうだけど、
      あんたたちは魂のありすぎる人間に我慢できない。
      魂がありすぎる!それが厄介なのよ。そうじゃなくて。
      だからそれを人間は病気と呼ぶ。
      知ったかぶりの連中が正しいってことになって、そいつらは満足する。
      あなたは、一度でも人を愛せたことがあるの?ケレア。」

 

カリギュラ「他のものたちは権力がないから創作する。
      おれには作品など必要ない。生きるんだ。」

 

カリギュラ「詩人は私の敵だ!もう会うことはない。整列して退場。
      私の前を行進していけ。そのさいタブレットを舐め、
      そこに書かれた破廉恥のあとを消せ。」

シピオン 「カイユス、こんなことをしても無意味です。僕は知っています。
      あなたはすでに選んでいます。」
カリギュラ「ほっといてくれ。」
シピオン 「そうしましょう。僕はあなたを理解したような気がするんです。
      あなたにも、あなたとそっくりな僕にも、もう出口はありません。
      僕は遠くへ出発します。このこと全ての理由を探しに。
      お別れです。愛しいカイユス。全てが終わったとき、
      忘れないでいてください。僕はあなたを愛しました。」