風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

決して切れない煌めく絹糸のような強さ

曇り空です。
新型インフルエンザ、大変なことになっていますが、
皆さんのところは大丈夫でしょうか。
マスクは少しは買っておいたのですが、また買い足そうとお店に行ったら、
売り切れでした。また明日違うお店に行こうと思います。
一日も早く収まることを願っています。
こなこさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
来週の「天地人」、infoseekのフォトギャラリーに三成さまの、
写真があります。
http://special.infoseek.rakuten.co.jp/tv/tenchijin/photo/21.html
niftyのフォトギャラリーにも。
http://tv.nifty.com/cs/nhktaiga-photo/list48/t-21/1.htm
来週も期待大ですね。


さて昨日は、DVDリピートの日でした(どんな日?笑)。
DVDリピート、いろんなコースがありまして、昨日は甘く切ないコース(笑)。


まず「間違いの喜劇」のオープニング、ルシアーナへの告白、
エンディングの赤いリボンのダンス。

情熱大陸」「Shiraishi selection snapshot」
バッハのG線上のアリア
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調(悲愴) 第2楽章、
モーツァルトのピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467 第2楽章に乗せて。

情熱大陸」「Editor's choices words」
(どうやって自分を慰めているんですか)・・・「もう最近泣きます」のところ。
カリギュラ」の稽古場にて、「もう泣くのが発散」とか言いながらも、
蜷川さんの稽古を始めるという声を聞いて、スッと振り返り、
ペットボトルの水を飲みながら、カツカツと稽古へ向かう後姿。

カリギュラ」最後のクライマックスから、カーテンコールまで。


昨日は結構暇でしたね(いつも暇ですが・笑)。
「間違いの喜劇」はこの3つのシーンだけでも、幸せになれます(笑)。
本当に本当に美しく可愛いアンティフォラス。
オープニングの笑顔に心奪われ、告白のシーンにうっとりし、
赤いリボンを銜えた、オルゴールの中のお人形のようなダンスに、
至福のときを感じます。
それから「情熱大陸」の白石セレクション。
これは白石さんが音楽も選んだのでしょうか。
この3曲が、とてもとても好きな曲だったので、しかも白石さんの撮った映像が、
とてもいいんですよね。なんだか切なくなるというか、すごく愛を感じます。
私は常々小栗くんはクラッシクが合うと思っていたので、
ロックも合いそうな気がするのですが、ポップスとかより、
やっぱりクラシックだと思うのです。
何故かというと、限定されない、解釈の幅の広さが、
想像力を駆り立てるというか、歌詞もなく、静かに流れているだけで、
あのベートーヴェンのピアノ・ソナタに切り替わったときの、
佐野の射抜くような綺麗な瞳とか、
モーツァルトのピアノ協奏曲に変わったときの、
蜷川さんと見つめ合う笑顔とか、
すごく良くて、毎回見るたびに心奪われています。
それから、やはり「情熱大陸」「Editor's choices words」の、
(どうやって自分を慰めているんですか)・・・「もう最近泣きます」のところ。
蜷川さんの稽古を始めるという声を聞いて、スッと振り返り、
ペットボトルの水を飲みながら、カツカツと稽古へ向かう後姿が、
本当に好きで、なんだろう、彼はしなやかな強さがあるなあって、
実感するシーンです。どっしりとした鋼の強さではなく、
決して切れない煌めく絹糸のような、
その強さが、ずっとずっと好きだったんだなあって思います。
そして「カリギュラ
2007年はとても大変な年でしたけど、でもやっぱり小栗くんにとって、
一生記憶に残る年だったと思います。
その先に「カリギュラ」があったこと、その巡り会わせは奇跡のようで、
もはやずっと前から決まっていたことでもあるかのように、
その年の24歳の小栗くんには、特別な輝きを感じます。
あのカーテンコール、いつも小栗くんは役がなかなか抜け切れず、
1回、2回とカーテンコールを繰り返すうち、
だんだんと役が離れていき、小栗くんに戻っていく様子がすごく好きでした。
「ムサシ」はあて書きだったので、
それがあまりなかったのが、ちょっと残念だったのですが、
カリギュラ」の舞台袖の、胸に手をあてた丁寧なお辞儀を見るたびに、
切なくて、胸がいっぱいになって、愛しいなあって思います。
はい、甘く切ないコースでした(笑)。