風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ルパン三世 スペシャルインタビュー

曇り空です。
7月14日のコメント欄に、山りんさんが、
【 風色の椅子 BBS 】にシルクさん、じゅんぺんさんが、
カッコーの巣の上で」の感想を書いてくださいました。ありがとうございます。
読んでみてくださいね。
皆さん、素晴らしい舞台だったと仰っていますね。
早く舞台で輝く小栗くんを観たいです。でも私の観劇はまだ先なんです(笑)。
楽しみにしています。


Yahoo 映画に、「ルパン三世」のスペシャルインタビューが、
UP されています。
【 Yahoo 映画 「ルパン三世」小栗旬さんインタビュー 】
ー実写化と聞いた時の感想は?
最初はびっくりしました。「手を出さなきゃよかったのに」とも思ったり(笑)。でも、アニメ「ルパン三世」は子供のころに再放送されてるのを結構見ていて。大人になってからも、あるドラマの撮影をしていた時、誕生日にスタッフさん達からアニメ「ルパン三世」のDVD-BOXをいただいて。テレビシリーズの全話と『ルパンVS複製人間』『カリオストロの城』『バビロンの黄金伝説』の映画3本がセットになっていて、それを結構見ていたから、自分がルパンを演じられるのは不思議な縁だなと感じました。


ーどのようにルパン像を作り上げていきましたか?
最初の衣装合わせの時には黒ジャケットが用意されていて、赤ジャケットを着ないという方向性だった。でも、ルパン三世って聞いたらやっぱり赤ジャケットをイメージする人たちの方が多いし、それを完全に無視するのは違うんじゃないかなって。それで最終的には赤がメインになったんです。
ビジュアルに関してはっきり言えるのは、俺はルパンのような体形だけはしてると思ってます! 骨格は変えられるわけじゃないので(笑)。描かれてるルパン三世というキャラクターの等身と自分の等身は似たところにあると思うし、だからこそキャスティングされたと思っているところはありますね。
自分も含めて全キャストがかなりのプレッシャーを持って演じていて、実際ビジュアルもうまくハマっていたし、皆本当に素晴らしかったと思います。でも、とんでもない作品で主役をやらせてもらえるのはそれだけでも光栄な事で、俺ルパン三世なんだぜって言えることは本当にありがたいなと思います。


ー何カ国語もの言語が入り混じった現場での撮影について。
スタッフもキャストもいろんな国籍の人がいたから、現場はすごく不思議な雰囲気でした。監督は基本、英語でしゃべってるんですけど、実際に動いてくれるスタッフの多くはタイ人で、そこではタイ語で指示をし合っていて。英語、中国語、韓国語、タイ語、日本語が飛び交う、なんだコレって面白さがありました。
カメラマンがペドロというスペイン人の方で、彼が全部撮影監督として世界観を作っているんです。北村龍平監督が、自分が今まで必ずこういう絵を見たいって思っていた世界観を初めて実現させてくれたというのを聞いて、今回の『ルパン三世』で監督が思う世界観が本当に出来上がったと思いますね。アジア人と欧米人て目の色素が違うからきっと見ている色も違って、日本で作るものとはやっぱり色味が全然違う。日本映画では見たことのない世界観で、映像が仕上がってると思います。
キャスト・スタッフみんなが作品に愛情を持って、やれることをやろうと現場でいろいろとチャレンジして。タイでの撮影が本当にファンタジーみたいな2カ月間だったんですよね。そこでしか作れない世界観っていうものが確実にルパン三世という映画の中に残されていると思います。


ー撮影現場の雰囲気は?
現場の結束はかなり強かったですね。ちょっとした合宿みたいな環境になっていて、特に俺と黒木(メイサ)さんと鉄っちゃん玉山鉄二)、ピエール役のキム・ジュンは、ほとんど毎日一緒でした。夜は近くの屋台にみんなで飲みに行って、そこに時々(綾野)剛が来て一緒に飲んで、また日本に帰っていくっていう日々でした(笑)。 その中でもジュンは、ほんとに僕らになじもうと一生懸命努力してくれて、タイから帰る頃には、ほぼ日本語でみんなの言っていることがわかるような状況になっていたんですよ。
撮影の最後の方はみんな日本食が食べたくて仕方なくて、みんなでリサーチしてどこの日本食がいいって言って、普通に電車に乗って食べに行くみたいな。東京ではなかなかできないことをみんなで出来たのは楽しかったですね。タイに行く前はパクチー大好きだったんですけど、2カ月もいるとさすがにもういいやって気持ちになりました(笑)。


ー撮影中で印象に残っているエピソードは?
チェンマイから車で3時間もかかるチェンダオという場所で撮影していたんですけど、撮影現場にキングコブラが出るかもしれないという話があって。そういう場所で撮影する緊張感っていうのはなかなかない経験だなと(笑)。実際キングコブラが出ることはなかったんですけどね。
また、そのチェンダオで泊まったホテルが普通のリゾートホテルなんだけど、部屋にすごくデカいイモリが出たりして。そのホテル着いてすぐの撮休日に、鉄っちゃんがビール片手に僕の部屋ノックしてきてぽつんと座って「旬、俺無理かも」って(笑)。そういうのが苦手だったみたいで。でも次の日みんなで象に乗りに行ったりキングコブラのショー観たりとリフレッシュして、その後の撮影は何とか乗り越えられました。


やはりびっくりしましたよね。「手を出さなきゃよかったのに」〜正直です(笑)。
予告では黒ジャケットも赤ジャケットも素敵でした。
そして「ビジュアルに関してはっきり言えるのは、
俺はルパンのような体形だけはしてると思ってます!」
〜わかってるじゃないですか(笑)。
スラリとした細身の小栗ルパンが映像に残ることが本当に嬉しいです。
多国籍のスタッフ、キャストの中で貴重な体験ができたようですね。
「アジア人と欧米人て目の色素が違うからきっと見ている色も違って」
〜そうかって思いました。今までにない映像美、期待しています。
それから玉山さんのエピソードは、
小栗くんも虫が嫌いで、「あずみ2」の撮影のとき、
上戸彩ちゃんにムカデを取ってもらったって言っていたので、
人のことは言えません(笑)。
そこかしこにチームワークの良さがとても伝わってくるので、
スカッと格好いいクールでスタイリッシュな「ルパン三世」、期待しています。