風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

髑髏城の七人 Season 花 稽古始め 顔合わせ

よく晴れました。
「髑髏城の七人」Season 花、稽古が始まりましたね。
【 ステージアランド ツイッター 】より。
お稽古はじめでした‼︎
みんなで集まって何をしてるかと言うと…
回転劇場の模型の周りに集まって、この不思議な劇場についてのお勉強中。


顔合わせでした‼︎
キャスト、スタッフの方皆さん、錚々たる方々で、圧巻。
いつもプログラムで名前を見ていた方のお顔は、こんな方だったんだ!なんて、思ったり。


劇場では、四方に舞台がありますが、稽古場は四方に無いので…どの方角も同じ場所で稽古しなくてはなりません…だから、床に貼る目印のバミリも、いつもの4倍‼︎スタッフの皆様、ありがとうございます。


そうですよね。四方に舞台があるなんて、今までにない舞台なので、
スタッフの方々、キャストの方々、稽古も大変そうです。
でも新鮮な感じで、ワクワクしますね。
私は客席が動くことが心配で(笑)、
でも結構、後の方で観に行く予定なので、
皆さんの様子がわかるので、そこは参考にさせてもらいたいと思っています。
初日に観に行く方は、演じる方もお客さんもドキドキしそうですね。
でも楽しみです!


さてこの頃は、よくwowow を観ています。
先日は、全豪オープンの決勝、フェデラーナダルの試合を見て、
本当に、最高峰の試合でしたね。フェデラー、華麗なプレーで、
しかも復活のときをライブで見られて、とても感動しました。
でもその感動も冷めやらぬまま、映画「キャロル」を録画していたので、
追っかけ再生で、そのまま観てしまいました。


「キャロル」
とても美しい映画でした。
上等な革の装丁の本をゆっくり開いて見ているような、
雰囲気がその時代そのもので、隅々まで丁寧で上品で、
特にケイト・ブランシェットルーニー・マーラの演技が素晴らしく、
凄く惹き込まれました。
繊細で滑らかで、同性愛云々というより、恋愛映画という感じ。
それから、よくその人が思うことを、過去の映像で、
見せることがありますが、それは役者さんの表情を見ればわかるので、
いつもいらないのになあと思っていて(観客に親切すぎますよね)、
心情をモノローグで語るのもいらないと思います。
そういうシーンは、微塵もなく、淡々と、
役者さんの力を信じて作られた映画だと思いました。
粉雪、仕立ての良いコート、ブロンドの髪、
サンタの帽子、ジャズ、ワイン、そして指先と眼差し。
ラストシーンは余韻があって、とても素敵な映画でした。


これはでも男性にしたら、やはり雰囲気が変わるでしょうか。
そのバージョンも観たい気がしました(笑)。
日本で置き換えるなら、大正時代で作ってほしいと思います。
小栗くん、どうでしょう(笑)。
落ち着いていて繊細で美しい、隅々まで丁寧で上品で、
小品でもいいので、そういう作品にも出てほしいなあと思います。