風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

スクール・オブ・ロック

天気がとてもいいので、洗濯をたくさんしました。
先日wowowで放送された「スクール・オブ・ロック」見ました。
この映画はいろいろな雑誌で、小栗くんが一番に薦めていたので、
見てみることにしたのですが。
結論からいくと、小栗くん、ありがとう〜!って感じで、
とてもおもしろかったです。痛快爽快娯楽作品というか、
久々に大笑いして、感動して、ロック、最高!という映画でした。
これからは小栗くんが薦める作品はみんな見ようかなって思ってしまうほど。
通り一遍ではなくて、好きなものは好きというか、
私も案外、屈折したもの、皮肉等が好きなタイプなんですが、
小栗くんが若いやんちゃな感性を持っていること(当然ですが)が分かって、
なんだか嬉しかったです。
ではここからはネタバレになりますので、読みたい方だけお願いします。












映画 スクール・オブ・ロック   監督   リチャード・リンクレイター
                     デューイ・フィン   ジャック・ブラック
                     ネッド・シュニーブリー   マイク・ホワイト
                     ロザリー・マリンズ校長  ジョーン・キューザック


まず、なんといっても主人公のジャック・ブラックが最高です!
この優秀な私立学校へ赴任する理由が、お金のため。それも替え玉でやってきて、
当然なにも教えることが出来なくて、それで子供たちのためではなくて、
自分が楽しむために、皆にロックを教えてしまう。
最後の最後で、替え玉がばれて、全てが駄目なってしまうとなると、
俺は負け犬だとかへこんでしまう。すごく人間的なんです。
いかにも教師というのではなくて、何かを学んでいくんだよということではなくて、
その正反対にいるような先生なんですが、
ただひとつの真実というか、誰にも負けないものがあったんですね。
それはロックが好き!ということでした。反体制派というか、ロック魂というか、
それがすごく情熱的で素晴らしい!
最後もがっがりしているところに、子供たちが来るんですが、
もうすでに魂がロッカーになっている子供たちに、今度は自分が励まされ、
また奮い立たされます。
このジャック・ブラックが熱すぎるほどのロッカーで、太っていて格好悪くて、
でもすごく魅力的なんです。その行き過ぎるほどの情熱が、
自信のなかった子供や、優等生で自分の殻を破れなかった子供を、
わざとらしくなく!元気づけていきます。
そして最後の演奏シーン、格好よかった〜!
子供たちも生き生きしてて、ロック最高だ〜!って感じでした。
子供たちは皆個性的で、この先生は行き当たりばったりようで、
ちゃんと適材適所に彼らを配置していて、
特にマネージャー役のサマー、生意気で可愛かった。
たまたま家族で見ていたんですが、音楽好きな長男は、
次々出てくるロックの名盤CDに、感嘆の声をあげていました。
そして家族で大笑いして、感動して、
見た後、清々しい気持ちと、いっぱい元気をもらった映画でした。