風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ロボコン BS放送

しっかり寒い一日でしたね。
ロボコン」見ました!あ、DVD持ってるんですけどね(笑)。
やっぱりこの映画独特の空気感があって、
無駄に輝かせない、でもきらきらしているような、
大げさではない青春をさりげなく切り取るような
何回見ても、後味爽やかで、見れば見るほど味がある、
好きな映画だなあって思いました。
今思うと、長澤まさみちゃん、小栗旬くん、
塚本高史くん、伊藤淳史くん、物凄いメンバーですが、
ちゃんと映画に溶け込んでいて、愛すべき第2ロボット部ですよね。
小栗くん、サラサラ黒髪、白シャツ、黒パンツ、長い足で、素敵です。
やっぱり航一くんが好きです!
ではここからはネタバレになりますので、読みたい方だけお願いします。









”部室のシーンの撮影。航一を演じる小栗君に、古厩監督は、
「そのままでいい、小栗のままで」と言った。”
とパンフレットには、書いてありましたが、本当に、
ドキュメンタリーとも思えるような、ゆったりした、だらだらした感じで、
でもそれが理系の感じなんですよね。
これを溌剌とした映画にしてしまったら、「ロボコン」の意味はないような気がします。
航一くんは、あの眼鏡をかけた、偏屈な感じも好きです。
「悪いと思った方がいいんだろうな」(この後、頬を平手打ちされます!)のところとか、
トラックの荷台で歌う里美に、うざったいように、目くばせするところとか。
でもだんだん変わっていって、
”でも「揺れてます!」とは小栗旬はやらなかった。そこがよかった。”
とパンフレットにも書いてありましたが、それでもちゃんとサラッと伝わってきて、
小栗くんの凄いところですよね。
里美が航一に「ありがとう」って言わせたいと思っていて、
最後の最後で、皆に自分を信じてくれて「ありがとう」という場面があるんですが、
もう里美も「ありがとう」って言わせたいと思ったことさえ、忘れているような笑顔で、
そして航一がその「ありがとう」という場面は、後姿で顔のアップじゃないんですよね。
このあたりがこの映画らしい、あの監督らしいなあって思いました。
それから今日見て、また改めて好きな航一くんの場面は、
乱闘の後、保健の先生におでこの傷を髪を避けながら、
消毒してもらうところ。うつむきがちで可愛い・・・。
その後、「すいません。みんなごめん。俺出来ないよ。」のところ。
初めて、みんなに弱さを見せたかなって。
次に部長に「なんで思いついたの?教えてよ。ねえ」というところ。ここも可愛いです。
振動推進の説明のときの長い指も好きです。
海辺に投げ出された長い足も、蘇州夜曲のときの里美を優しく見つめる瞳とか、
もちろん、優勝して里美を抱きしめるところも!
この映画は小栗くんの誇れる作品だと思います。