風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

何かを伝えるために、届けるために。

桜が咲きたそうにしているような、ぽかぽか陽気です。
昨日の「ハニカミ」は久本さんになだれ込まれて、
困った?というほどでもなく、ニコニコしていたのが、可愛かったです。
乗馬の話が出たので、景季のころでしょうか。黒髪の可愛い小栗くんでした。
さて、富山のオーバード・ホールのHPに、
吉田さん、小栗くん、松岡さんの対談が載っています。
教えていただきました(ありがとうございます!)。
http://i-toyama.com/uniqd.phtml?s=600.html&z=6900e3b8cc84211eeff1615a460fda63
とても素敵な対談で、もう、なんか感動してしまいました。
内容がとても濃いです。タイタスとの、エアロンとの、不思議な巡り合わせとか、
小栗くんの意欲とか、姿勢とかもよく分かる対談でした。
そしてなにより、三人がいい意味で崖っぷちで戦っている。
あの吉田さんも、松岡さんもです。決してあぐらをかいていない。
そこが素晴らしいなあって。
そこに蜷川さんの素晴らしさも入るんですが、こういう方たちに囲まれて、
小栗くんがもっともっと、先を、広がりを、深みを、って、
追求していく気持ちが分かる気がします。かつそのことがとても楽しそうです。
そして吉田さんの、小栗くんの演技に対して、
「すごくね。人の心の中にうんわって入ってくる。
わっと鷲づかみにしちゃうところがある。」
「言葉のいっぱいな芝居をまだオレは喋れていないという自覚がきっちりある。」
という言葉、感激しました。本当に小栗くんのことをよく見てくれてるなあって、
思ったし、その目線が嬉しかったです。
「鷲づかみにしちゃう」というのは、私も彼の演技で、感じていたことで、
心の奥深くに純粋に届く演技ですよね。
やっぱり小栗くんは演技に向かって、芸術に向かって、
とてもピュアなんですよね。そこを凄く感じました。
私たちに何かを伝えるために、届けるために、
この子は生まれてきたんだなあって思ってしまいました。
そして松岡さんの「シェイクスピアはものすごく本音を悪役に言わせている」
と言う言葉も興味深かったし、小栗くんの、エアロンに対して、
「その悪いことをするのが自分の正義で、
こういうふうにしないと自分が生きていく場所がない」
この言葉が、きちんと的を得ていて、素晴らしいと思いました。
「エアロン」ますます楽しみになってきました。