晴れてきました。
タイトルが昨日の続きになっていますが、昨日は家族と見ていたので、
外野がうるさくて(笑)、もうひとつ入り込めなったので、
「工藤新一への挑戦状〜さよならまでの序章〜」今日はひとりでゆっくり観ました。
よかったですよね〜。小栗くん、堂々の主役ぶりで、
推理モノならではの表情が、たくさん見られました。
いつ事件がおこるか警戒するとき、携帯の向こうの犯人に、追い詰められるとき、
そしてトリックを解明した時の確信した顔。
犯人を追い詰める強い眼差し。蘭の命を助けようとする真剣な瞳。
爆破までの短い時間、頭の回転の速さとあきらめない目。
そして相変わらず、微妙な繊細な気持ちが伝わってくる演技でした。
蘭への本当はすごく大事に思っているのに、ついつい照れ隠しのような表情。
蘭へ挑戦状のことを告白するときの、気持ちが行ったり来たりする細やかな表情。
蘭をすごく優しくそっと床におろす仕草。
小五郎のことを微笑ましく、かつ頼りにしている気持ち。
そしてそしてやっぱり綺麗で格好よかった〜。
日の光の中、サッカーボールをもって、我関せずの歩き方。
大広間でなにげなく、でもポケットに手をつっこんだ、格好いい立ち方。
授業中、窓際のかったるい彼。並んで歩く新一と蘭の微笑ましい雰囲気。
降りそそぐ雨に濡れることさえ厭わない、凛と立つ姿。
ネクタイを緩める指先。サッカーボールを蹴る長い足。
ときどき見せる丸い目の可愛さ。
長身に、制服と真っ白なシャツがとてもよく似合ってました。
それから、物語上、モノローグの場面がたくさんありましたよね。
それもいつもの、優しい心地よい声と自然な語り口で、
でも内々の気持ちはこもっていて、とてもよかったです。
なかなかテンポよく、物語も進んでいって、楽しめました。
こうやって見てみると、身体能力も活かせるし、緊迫した表情も素敵だし、
もっと大人の重い推理モノも出来そうで、
小栗くんの場合、犯人役も追い詰める方も出来そうなので、
また観てみたいですね。