風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

さよならまでの序章 感想

晴れてきました。
タイトルが昨日の続きになっていますが、昨日は家族と見ていたので、
外野がうるさくて(笑)、もうひとつ入り込めなったので、
工藤新一への挑戦状〜さよならまでの序章〜」今日はひとりでゆっくり観ました。
よかったですよね〜。小栗くん、堂々の主役ぶりで、
推理モノならではの表情が、たくさん見られました。
いつ事件がおこるか警戒するとき、携帯の向こうの犯人に、追い詰められるとき、
そしてトリックを解明した時の確信した顔。
犯人を追い詰める強い眼差し。蘭の命を助けようとする真剣な瞳。
爆破までの短い時間、頭の回転の速さとあきらめない目。
そして相変わらず、微妙な繊細な気持ちが伝わってくる演技でした。
蘭への本当はすごく大事に思っているのに、ついつい照れ隠しのような表情。
蘭へ挑戦状のことを告白するときの、気持ちが行ったり来たりする細やかな表情。
蘭をすごく優しくそっと床におろす仕草。
小五郎のことを微笑ましく、かつ頼りにしている気持ち。
そしてそしてやっぱり綺麗で格好よかった〜。
日の光の中、サッカーボールをもって、我関せずの歩き方。
大広間でなにげなく、でもポケットに手をつっこんだ、格好いい立ち方。
授業中、窓際のかったるい彼。並んで歩く新一と蘭の微笑ましい雰囲気。
降りそそぐ雨に濡れることさえ厭わない、凛と立つ姿。
ネクタイを緩める指先。サッカーボールを蹴る長い足。
ときどき見せる丸い目の可愛さ。
長身に、制服と真っ白なシャツがとてもよく似合ってました。
それから、物語上、モノローグの場面がたくさんありましたよね。
それもいつもの、優しい心地よい声と自然な語り口で、
でも内々の気持ちはこもっていて、とてもよかったです。
なかなかテンポよく、物語も進んでいって、楽しめました。
こうやって見てみると、身体能力も活かせるし、緊迫した表情も素敵だし、
もっと大人の重い推理モノも出来そうで、
小栗くんの場合、犯人役も追い詰める方も出来そうなので、
また観てみたいですね。