風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

あの素敵な俳優さんはどなたなの?

暖かい春の日です。
「お気に召すまま」のHPに全地方公演、UPされましたね。
BBSにて教えていただきました(ありがとうございます)。
名古屋はありませんでした。とても残念です。
新幹線に乗らないで、観に行きたかったんですが(笑)。
さて「お気に召すまま」のチラシをご好意で、
手にして、見ることが出来ました(ありがとうございます)。
素敵ですよ〜。
本当に可愛らしい綺麗な二人だったなあって、
ロザリンド(そのときは男装していました)がオーランドーの、
手を握る仕草のなんともいじらしいこと。
そしてとてもとても素敵な物語だったなあって思い出しました。
私は小栗くんの舞台を、「お気に召すまま」から、
「タイタス・アンドロニカス」まで、6回、観に行ってますが、
劇場で、嫌な思いをしたことは一度もありません。
皆さん、凄く好きで演劇を観に来ているという感じで、
それこそ、集中して観劇して、マナーが素晴らしいと思いました。
コンサートではないのですから、当然名前を呼びかける方もいませんでしたし、
あ、ため息はもれてましたが、あんまり素敵なので(笑)。
やはり蜷川さんの舞台は特にかもしれませんが、
通路も使ったりするので、劇場全体が物語の中に、取り込まれていくんですよね。
そこへ現実に引き戻されるような声とか、音とかがあると、
興ざめになりますし、他のお客様にも迷惑ですよね。
「お気に召すまま」は物語もすごく素敵です。
物語の中のオーランドーを楽しんでほしいなあって思います。
「間違いの喜劇」大楽のときは、全員スタンディングオベーションで、
年配の男性の方が、頭の上に手を持ってきて、
一生懸命拍手をしていて、こちらが感動してしまいました。
小栗くんはどんな気持ちでこの情景を見ているんだろうって思いました。
「間違いの喜劇」は特に座長公演だったので、また気持ちが違っていたでしょうか。
いろいろな方が観に来ていらっしゃいます。演劇を楽しみに。
劇場全体で、気持ちよく楽しめるといいですよね。
「お気に召すまま」初演のとき、「あの素敵な俳優さんはどなたなの?」と、
演劇好きなおばさまに注目された俳優さんは、
今、「花より男子」で誰もが知っている俳優さんになりました。
その彼が一番好きな舞台での、その姿を、
大切に観てあげてほしいなあって思います。