風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

花ざかりの君たちへ #10

やはりまだ暑い一日でした。
昨日、ごまさんから教えていただいた雑誌「Invitation」、
発売日がちょっとよくわからなかったのですが、
ままりんさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
今発売中の「Invitation 10月号」に、その蜷川さんのインタビューが載っています。
P109〜P112、カラー4ページ。
蜷川幸雄インタビュー 走り続ける演出家の果てしない原動力」
よかったら、読んでみてくださいね。


そして小栗くんの新しいCMが決まりました!
seroさん、山りんさん、panton さんから教えていただきました(ありがとうございます)。
小栗くんの公式HPにもUPされました。
クノールカップスープ」のCMキャラクターに決定だそうです。10月1日から全国放映。
http://www.ajinomoto.co.jp/press/2007_09_04.html
長澤まさみちゃんとは、「ロボコン」コンビですね。
“新たに小栗旬さんを、共演キャラクターとして起用し”と書いてあるので、
久々の共演でしょうか。そうなると嬉しいですよね。楽しみです。


花ざかりの君たちへ」第10話、見ました。
なんかもういろいろと胸が苦しい(笑)。
佐野、瑞稀、中津、三人ともがみんな悲しまない方法はないのかなあって思います。
明るく振舞っているだけに、中津もすごく切ないですよね。
そしてまた瑞稀が、友達としてもとってもいい子だし、
イケメンの皆さんももうだんだん愛しくなってきて、
どうにかバレないで、みんなで卒業してほしいなあって、切実に思ってしまいました。
先週、瑞稀って呼ばれて、とても嬉しかった瑞稀。
「瑞稀って呼べ」って願っている様子がすごく可愛くて、
「芦屋、か、な、づ、ち」の佐野の言い方がまたぶっきらぼうで、
それなのに、佐野のもとに座って佐野の手を心配する瑞稀に、
にこにこ話しかける佐野がまた優しくて、
いちゃいちゃしている二人がとても可愛かったです。
小栗くんは考えてみると、今まで両思いの役ってあったでしょうか。
瑞稀を見つめる瞳の、眼差しの、なんて優しいこと!
優しさに包み込まれそうです。
揺れる緑の木々、坂道、白シャツ、高い背の佐野と、
裕次郎に引っ張られている小さな瑞稀が、絵になる二人で、
車がくると、さりげなく瑞稀を車から遠ざけてくれたり、
佐野の包容力のある優しさに溺れそうでした(笑)。
そして収録中、よく小栗くん、笑わなかったなあと思った場面(笑)。
中津が、佐野が瑞稀が女だということを気づいているか、問いただそうとしたシーン。
中津「知ってんのか。瑞稀が、おん、おん、音楽、ビヨンセが好きなの」
佐野「知らなかった」
中津「俺も」
佐野「それだけ」
中津「NO!瑞稀が、おん、おん、温野菜が食えないんだって」
佐野「へぇ〜」
中津「意外でしょ」
佐野「ん、もういい?」
中津「もういいって、いいわけないでしょ〜!」
結局恩きせがましい瑞稀になっちゃったんですが、大笑いでした。
中津の必死さと、佐野の冷めた感じがいいコンビでしたよね。
その前に思わず瑞稀の胸を触ってしまって、
つぶやくように「・・・平らだったな」も可笑しかったです。
ハイジャンシーンは、久しぶりだったんですが、
まだ飛べない佐野で、父親からの「泉っ」という呼びかけが、何故かドキッとして、
父と子としての二人を、改めて思い知らされました。
父親と会ったことを、わざとはぐらかすような態度の佐野。
「佐野が楽しかったら一緒に笑いたいし〜」
佐野は本当に思われていますよね。瑞稀の気持ちが痛いほど伝わってきて、
この言葉を聞く佐野の表情が、真摯で、そして深い。
でもまだすべてを受け入れる感じではなくて。
「お前が待っててくれると思えば、踏ん張れる」
「だけど、サンキューな。気持ちだけもらっとく」頭にポンポンと乗せられた手。
部屋に入ってきたときの、「おかえり」「ただいま」が、
すでに恋人同士のようだなあとか、ちょっと思ったりしましたけど(笑)。
父親との確執のところは、目に溜まった涙から表情から、佐野の悲しみ、
許せない怒りがよく伝わってきました。
「お前には俺の気持ちなんてわかんねぇよ。・・・わかってほしくもねぇ」
冷たい言葉を言われると、瑞稀と同じように悲しくて、
佐野の心を溶かそうと瑞稀は、痛々しいほど必死なんですよね。
佐野は小栗くんが演じることによって、輪郭がしっかりしてきて、
心に抱えているもの、頑ななものを、わかっているのに、
どうにも出来ない自分がいて・・・。
「佐野が楽しかったら一緒に笑いたいし
佐野が嬉しかったら、一緒に喜びたい。
佐野が苦しかったら、一緒に悲しみたいし、
佐野が辛かったら、一緒に泣きたい」
・・・みんなそう思ってるよって、言ってあげたい。
今回は、みんながたとえすれ違う思いを抱えていても、
とてもとても愛しいなあと思えた回でした。