風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

だから、彼は舞台をやるんじゃないですか

秋晴れが続きます。
昨日、「東京国際映画祭」で行なわれた「サーフズ・アップ」の舞台挨拶の様子、
今朝のめざましテレビで、少し映りましたが、
すーこさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
その動画がみられます。
http://www.tbs.co.jp/dunknews/
記事はこちら。
http://english.oricon.co.jp/news/49024/
レイをかけてもらうところが、ちょっぴり恥ずかしそうで可愛いですよね。
でも嬉しそうでした(笑)。いつもマイク真木さんが、いい味を出しています(笑)。


さて本屋さんへ行ってきました。
小栗くんの公式HPの、あの雑誌の数、ご覧になりましたか?
メモして(笑)、サクサク見てきましたが、
縛ってあったり、白黒半ページだったり、見たことがある写真だったり、
発売日前だったり、いろいろあって、買ってきたのは、2冊。
まず「VOCE 12月号」
カラー3ページ。「私の王子さまっ★」というところに、載っています(笑)。
また薔薇を持っていますが、アンティークな雰囲気の写真で、
誘惑しているようにも、拒絶しているようにも感じる、色っぽい目をしています。
アンニュイな中世ヨーロッパ的な感じもします。
文章は王子さまに反抗するように、骨太な内容になっています。


JUNON 12月号」
カラー3ページ。「JUNON」の写真はいつもどこか甘くて、やっぱり好きなんですよね。
膝あたりまであるチェックの上着、黒いインナー。
カーキ色のパンツに、ブーツ。新一くん仕様の深い茶色の髪とも相まって、
椅子に少し寄りかかりながら、立つ姿は、それだけで秋の香りがします。
本当にスタイルが良くて、素敵ですよ。
インタビューは、いつものように(笑)、正直です。
僕のファンは年齢が高いんじゃないかって、最近気づいたこと(遅いですよね・笑)。
ドラマと舞台を同時期にやっているときのことについて、
ユースケさんの助言?が興味深かったです。他に「コナン」撮影時のこと。
「この“カリギュラ”の舞台は僕のすべてだと言ってもいい」という言葉、
それに関してのこと。
家族のとの同居が、この快進撃をサポートするひとつの要因だったこと。
特に「カリギュラ」のついては、私もそう思います。
とにかく圧倒的なものを観せていただきたいです。


そして昨日、「BARFOUT! 11月号 Vol.147」が手に入りました。
長男が買ってきてくれました(報酬付き・笑)。
「クローズZERO」の特集で、カラー14ページ。
そのうち小栗くんのインタビュー2ページ。小栗くんのアップの写真、1ページ。
小栗くんと山田くんの写真、4ページ。
48、49ページの二人の写真が好きです。
夜、都会のネオンが滲んで見えるその前に、なにげなく立っている二人。
穏やかな笑顔の山田くんと、赤い皮ジャンを着た小栗くんの俯きながらの笑顔が、
なんだか素敵です。この二人の空気がいいなあって思いました。
山田くんのインタビューの中に、
「僕、基本的に芸能人が苦手というか、なかなか自分と近いタイプの人が、
いないんですけど、小栗くんは近い人だと感じました」という言葉があって、
それが裏づけされているような写真でした。
そしてこの本の中で、何に一番惹かれたかというと、
三池監督の小栗くんに対しての言葉です。
ものすごくよく表しています。小栗くんのこと。
「若い今の自分っていうのは、今日しかないんだというのを感覚的に分かっていて」
「その中で戦っていかなきゃいけないっていう覚悟もある」
「要は満足していない」
「10代の頃から自覚せざるをえないって気付いている珍しいタイプ」
「しかも“そうじゃないんだよ”って顔した芝居もできる」
「影響受けますよ」
「そういう者に満足感を与えて、“また明日やろう!”って思ってもらうには、
 肉体的にコテンパンにやるしかなくて」
「なかなか一筋縄では行かないっていう」
それらの言葉で語られていて、
小栗くんの自信、挑戦的なところも、でも柔軟なところ、諦めも苦悩も覚悟も、
いろいろみんな分かってくれているんだなあって、
それが前に読んだ「CUT」の小栗くんのインタビューの、
“「クローズZERO」は、自分を白紙に戻してくれた”に結びつくような気がしました。
最後はこう結ばれています。
「だから、彼は舞台をやるんじゃないですか?
自分1人になって、誰にも頼れない状況でも毎日舞台はある。
あれだけの台詞を抱えながら、舞台に立つっていうのはすごく大変だと思うんですよ。
でも、自分の性格を収めていくためには、肉体をガッとさらして、
演じきれたことに喜びを感じるという作業が必要なんじゃないですか。
“映画の中にもそれがあるんだ”って思ってもらえるといいし。」