風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ぼくらは朝をリレーするのだ

今年の夏は暑い夏です。
北島選手、2大会連続金メダル、おめでとうございます!
それも世界新記録での達成、素晴らしかったですね〜。美しい泳ぎでしたね〜。
胸のすくようなレースでした。
優勝が決まった後、プールの中で、まわりの選手がお祝いに来てくれるのも、
いい光景ですね。あのハンセン選手とも抱き合っていました。
北島選手のインタビューでは、もらい泣きしそうで、
勝つべき人が勝つことは、とても難しいことだと思います。
本当に、感動をいただきました。ありがとうございました。
昨日は、オグシオペアのバドミントンも見たりしていましたが、
どんなに普段可愛くても、試合中の輝きには負けますよね。
小栗くんも、やっぱり役に入っているとき、一番輝いているんだと思います。
もう源治になりきって頑張っているでしょうか。
「24時間密着」で見た源治は、本当にとびっきりの源治でした。
暑い中、大変でしょうが、「クローズZERO 2」に携わっている皆さん、
どうぞお身体に気をつけて、撮影が納得がいきますよう、無事に進みますよう、
願っています。
またオリンピックの話に戻りますが、北島選手は、小栗くんと同い年なんですね。
そして表彰式のとき、側にいる中国のお姉様方が、
皆さん、スラッとして手足が長くて、とっても美人だなあとか、
そんなところも気になりつつ(笑)、オリンピックを見ながら、思い出した詩を。
谷川俊太郎さんの「朝のリレー」
合唱曲にもなっているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
書いてみますね。


朝のリレー
                   谷川俊太郎

カムチャッカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウィンクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている


ぼくらは朝をリレーするのだ
軽度から軽度へと
そうしていわば交替で地球を守る
寝る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ