風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

花ざかりの君たちへSP 感想

うろこ雲が綺麗な日でした。
花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス〜卒業式&7と1/2話スペシャル〜」
観ました。楽しかったですね〜!
このドラマの何が凄いって、イケメンたちが、イケメンをかなぐり捨てて、
思いっきり楽しんで演じているところですよね。
三寮長、大活躍でした。あのはじっけぷりが懐かしかったです。
もうね、オバカな子ほど可愛いというか(笑)、
ジュリアに「こんな動物園みたいなとこ」って言われていましたが(笑)、
見ていて、あっぱれです。
でも最後にはそのジュリアに、「本当の意味でのイケメンが揃っているからね」と、
言われていましたが、楽しくて、清々しいドラマでしたね。
まず導入部の総集編の見せ方、素敵でした。
画面が分割になっていて、軽快で、引きこまれました。
テーマは「キスって人を狂わせるんだな」(by神楽坂)だったでしょうか(笑)。
そうか。佐野はいつも酔っ払ってキスしているので、
意識してキスしていないんですよね。だから人工呼吸(ドキドキしました・笑)をして、
瑞稀をより意識するようになったんですよね。
個人的には神楽坂が手作りのお弁当を作ってきた場面、
もうひと押しあるとよかったです(笑)。
中津の一人芝居も相変わらず、飛ばしていましたし、
佐野の一人芝居は、設定上、あれが精一杯かな(笑)。
裕次郎くんも相変わらず可愛くて、そのジュニアの可愛いこと、可愛いこと。
卒業式は、桜の花吹雪の中、綺麗でしたね〜。
ひばりさんも卒業するんだって思いました。三寮長、卒業、おめでとう!
そしてなんといっても佐野。まず、持っていかれたのは、
あの皆がサッカーをしているところを、屋上から見ている佐野です。
やっぱりね、全身が映ると格好いいこと、この上ない(笑)。
私としては、まず背が高くて、魅力3割増、
足が長くて、4割増、立ち姿の美しさで、5割増です!(笑)
梅田「珍しいなあ。おまえが練習さぼるなんて。
    で?想像してみちゃったりしちゃった?芦屋がいなくなったら、どうなるか」
佐野「ええ。けどだめでした。あいつが俺の前からいなくなるなんて、
    ありえないから」
白シャツ、夏の制服、その黒髪が風になびく中、
少し微笑んだ確信を得たような笑顔が素敵でした。
そして最後のシーン。佐野へ瑞稀がチョコレートを渡すシーンですね。
あの桜並木の中、その花びらの薄紅色が光に透けて、眩しくて。
佐野は少しS字に立っていて、手はポケットにつっこんで、
瑞稀の伸ばした腕が、恥ずかしそうで、でも真っ直ぐに佐野に向かっていて。
瑞稀「これ」
佐野「サンキュー」
胸ときめく美しいシーンでした。瑞稀はとても可愛いし、佐野は本当に、
学生時代の憧れがそのまま洋服着ているような男の子ですよね(笑)。
瑞稀の手紙の文章をそのままに(読んでいたんですね)。
佐野「瑞稀が好きだ」
瑞稀「え?」
佐野「今のは・・・俺の気持ちだ」
その真っ直ぐな瞳が、面映いほど、甘酸っぱい懐かしい時に心を運んでくれます。
中津「おまえにはまたね、で、俺にはまたな、か」
佐野「細かいな。おまえ」
中津も本当にいい子です!佐野と中津のシーンも、
小栗くん、生田くんの仲良しさも投影されているようで、
ふたりの笑顔も可愛くて、本当に好きでした。
今回はいつもように青い空と、花びらの桜色、そして春風が、
とても綺麗な桜咲学園でした。
桜咲学園というオルゴール、ふと開けたら、思いのほか賑やかで大きな音がして、
でもついつい笑っちゃって、楽しくて、明るくて、
そしていつのまにかそこには、青春を絵に描いたような、
夏の制服の似合う背の高い男の子が立っていました。
ポケットに手をつっこんで。黒髪は風に微かに揺れて。
「やっと分かった。私は佐野のことが・・・好きだ」
私もです(再確認・笑)。