風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

もったいないから、引きずり出して

雨が降ったり止んだりしています。
昨日の「きよしとこの夜」見ました。
まだ黒髪でしたね。黒髪は黒髪で、やっぱり色っぽい感じがします。
電話では話しているみたいですが、やっぱり会っていないんだなあとか、
塚本くんのえくぼが可愛かったです。
pantonさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
城田くんのブログ、「オールナイトニッポン」のことが書かれています。
http://blog.watanabepro.co.jp/shirotayu/
写真、とっても素敵ですね〜。
オールナイトニッポン」のHPにも写真はありましたが、
髪をしばると、本当にエアロンみたいです。
ikeさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
小栗くん?だと思うのですが、10.21「今日はアオイスタジオにて」のところです。
念願の制作者側のお話です。
http://www.technosound.co.jp/staffblog/
これは映画館で見られるのでしょうか。楽しみですね。


そしてこうして着々と夢を実現していて、素晴らしいと思うのですが、
こういう制作側の方は、私としてはゆっくりゆっくり進んでいってほしいです(笑)。
やっぱりまず役者の道を追及していただきたい。
JUNON 12月号」を買ったのですが、
カラー6ページで、インタビュー等いろいろ載っていましたが、
山田くんに対して、天才的と評し、同じところで勝負するより、
彼がもっといい環境で芝居ができるように、小栗くんが何か出来ないかとか、
芝居は年に1本くらいにして、役者の育成とか、プロデュースにまわりたいとか、
このときはこういう心境だったのかもしれませんが、
小栗くん、これはもっともっと先の話ですよねって言いたいです(笑)。
本人の今の環境、性格、お父様の血筋等、いろいろあると思いますが、
それでもあえて、小栗くんこそ、あの世界に通用する美しい容姿と、才能を、
役者として注ぎ込んでほしいんですよね。
まだまだ役者として、これから花開くときだと思っています。
使いたいと思っている、監督さん、演出家さん、たくさんいらっしゃると思います。
あまりにも有名になりすぎて、精神的バランスも大変だと思いますが、
若いうちにしか出来ない役をどんどん演じてほしいです。
まずは早く「ムサシ」の稽古に入っていただきたい(笑)。
あの「カリギュラ」のときのように、一心不乱に役に向かっていってほしい。
蜷川さんが、「カリギュラ」のパンフレットの中で、
小栗くんについて、こう仰っています。


“誰も今、彼がこんなに世の中に受け入れられるとは予測してなかった。
 ただ、僕や僕の周辺にいる人たちは小栗君の才能を認めていた。
 格好よくてファッショナブルで、楽屋の廊下に彼が立っているだけで、
 そこだけ違う空気が漂う。態度は生意気だけど根はナイーブで(笑)。
 芝居がうまくて微妙な揺らめきが出せるし、喜劇的なところも出せる。
 ヒップ・スターというのかな。
 ノーマン・メイラーが「ぼく自身のための広告」という本の中で、
 文学者やミュージシャンをスクエアとヒップという対立項目を作って、
 分類しているんだけど、
 トルストイはスクエアで、ドストエフスキーはヒップなんです。
 ジェームス・ディーンとかマーロン・ブランドはヒップだと思ってます、ぼくは。
 そういうヒップな感覚が小栗君にはあるんだ。小栗君は素晴らしい俳優ですよ。
 アイツはね、ほっとけばグチュグチュ言って、外れたところにいるんだよ。
 もったいないから、引きずり出して蹴飛ばすんだ(笑)。
 さあ、テーマを背負って、責任持って中央に立て!と。
 小栗君はそういう才能なんです。”


蜷川さんの言葉はいつも本当に本当に嬉しいのですが、
そうなんです。今回も、もったいないから、引きずり出して蹴飛ばしてください(笑)。
「この国の演劇の環境をもっといいものにしたい」と、
小栗くんは「JUNON」のそのインタビューの中で言っていましたが、
それなら、裏方ではなく、表舞台に立って、牽引していってほしいです。
・・・という私の考えでした(笑)。
でも小栗くんの好きなように進んでいってもらってもいいです(どっち?笑)。
ただいつまでも役者として舞台に立ってほしい。
大きなスクリーンの中でも、テレビの中でも、ずっとずっと見ていたいです。