風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

青い奇跡

朝は薄曇でしたが、しっかり晴れてきました。
NHK天地人」HP、スタッフブログが更新されています。
http://www.nhk.or.jp/drama-blog/900/
「このたった1シーンのために」、小栗くん、あの坊主頭になったんですね。
本当に、心意気が素晴らしいと思います。
三成さま、最期まで見届けたいですね。


さていろいろ本屋さんを回りましたが、「野性時代」は見つからず、
そのかわり「のだめカンタービレ」の最新刊を買ってきてしまいました(笑)。
この「のだめカンタービレ」を読むと、才能はあったらあったで、
大変なことだなあと思うし、やはりものすごい才能は、
もはや自分ひとりのものではないんですよね。
一番ベストは、本人も幸せな状態で、その才能を披露することだと、
思うのですが、でも私はこの「のだめカンタービレ」最新刊の、
のだめちゃんの弾いた、「ショパン ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調」を、
とてもとても聴いてみたいと思いました。
やっぱり奇跡の瞬間に立ち合いたいと思ってしまうというか、
小栗くんでいったら、舞台「カリギュラ」でしょうか。
これからどんなに小栗くんが成長したとしても、あの「カリギュラ」とは、
もう巡り会えないと思うんですよね。
あの24歳、あの青年期、あの追い詰められた状態、
すべて演劇の神様が計画されたように、
そこに今、演じるために、時間が巡っていくような、
そういう一瞬に出会えたことは、それこそ奇跡の一瞬、
凄いことだなあと今更ながらに思います。
潔癖さ、複雑さ、破滅的孤独、切なさ、虚無感、そして純粋さ。
美しい24歳のカリギュラから、深く深く伝わってきましたよね。
私の好みとしては(すみません・笑)、
諸刃の剣のような、青い奇跡が好きなんですよね。
その儚さ、翻って永遠さに、惹かれるというか、ゾクゾクするというか、
まだまだ奇跡をおこせる人だと思うので、20代の彼、期待しています。
のだめカンタービレ」を読みながら、小栗くんのことを考えてしまった、
今日この頃でした(笑)。