風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

Switch VOL.27 NO.11 NOV. 2009

爽やかな秋晴れです。
さつきさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
「刑事マガジン Vol.8 (タツミムック)萩原健一さん表紙 」
東京DOGS」プロデューサー(?)の方の記事があり、
小栗くんの出演は一番に決まった等、 裏話的なことが書かれているそうです。
お値段が1470円とお高いので、読むことができる方は、読んでみてくださいね。
小栗くんの出演は一番に決まった〜は嬉しいですよね。
さて昨日の「VS嵐」は、「東京DOGS」チーム、残念でしたね。
フォーリングパイプ、やはり松本くんのS には敵わないんだ〜(笑)とか、
S 的順番は、松本>藤原>小栗かな(笑)。
すっかり弱気な小栗くんでしたね。でも可愛かったんですけど。
あ、吉高さんの“あごのせ”も可愛いかったです。
クリフクライム、小栗くん、水嶋くんのコンビは格好よく、
小栗くん、ふわ〜と飛んで降りてきて、伏せた姿も素敵でしたね(笑)。
勝地くん、臼田さんも頑張りました。
そして東さんがやはりもっていきますね〜(笑)。
皆さんが盛り上げてくれたおかげもあって、
お笑いチームにもひけをとらない、笑いがとれました(笑)。
小栗くんは松本くんとは対戦がありましたが、
二宮くんとも絡んでほしかったですね。
東京DOGS」チームは、ほんわかした雰囲気で、チームワーク良く、
皆さん、とても楽しそうにしていたので、それが何よりでしたね。
みんなの笑顔がたくさん見られた「VS嵐」でした。
今夜は「VVV6」に小栗くん、水嶋くん、吉高さん、出ますよね。


そして「Switch VOL.27 NO.11」届きました!
ポスターはあの表紙の写真です。約縦59cm×横42cmの大きなポスターですが、
しっかり四つ折でした(笑)。
そのポスターがついてくる「Switch オンラインストア」はこちらから。
【 Switch オンラインストア 】
いつものアマゾンはこちら。
【 amazon.co.jp Switch VOL.27 NO.11 】
アマゾンからは、明日発売の「天地人 完結編」も、
紹介させていただきますね。
【 amazon.co.jp 天地人 完結編 】


その「Switch VOL.27 NO.11」すごくよかったです!
写真は、表紙と、「FROM EDITORS」でカラー1ページ、
「俳優たちの季節」より、小栗くんの特集で、カラー19ページ。
そのロングインタビューが、7ページ。
「REPORT A DAY OF TAJOMARU」で、2ページ。
「MEKING OGURI ON THE RUN」で、2ページ。
「特別対談 小栗旬×瑛太」で、4ページ。
「Switch meets OTONA GLICO」で、6ページ。
「CM プランナー 東畑幸多 “今日もいい天気”な世界」で、4ページ。
「Movie Disc Review」は、「クローズZERO 2 」で1ページ。
まず小栗くんと瑛太くんの対談、急に決まったそうなのですが、
なので写真はありません(笑)。でもとてもよかったです。
二人の出会いでの瑛太くんの言葉とか、
小栗くんはいつもバッター、瑛太くんはサッカーのサイドバック、という言葉とか、
興味深いことがたくさん書かれていて、
二人が一緒にいると、どうしてああいう雰囲気を醸し出せるのか、
わかった気がしました。
「MEKING OGURI ON THE RUN」の、細かい写真もよかったです。
オールナイトニッポン」のところで、
「小栗のエロは中ニレベルのまま」というマネージャー女史の言葉が、
可笑しかったです(笑)。
そして特集の、カラー19ページに及ぶ写真は、
この表紙のフリルのブラウス(着てほしかった・笑)の写真もありますが、
全体的に、がらんと殺風景な撮影所のさりげないシーンが多いです。
でもとても雰囲気があって、白いブラウスの背中の線とか
石が積まれたコンクリートの壁の光と影の中を歩く姿、
暗がりの横顔に光があたり、到底追いつけない綺麗な瞳とか。
そうなんですよね。到底追いつけない綺麗な瞳・・・。
私は小栗くんをこれまで、樹に例えたり、湖に例えたりしましたが、
このロングインタビューを読んで、より強く、
小栗旬という湖は、深く深くなって、なお濁ることなく、
透明な美しい水を湛えているんだなあと思いました。
そして停滞せず、前向きに動く湖なんですよね(笑)。
だからいろいろな風景を私たちに見せてくれます。
外見的な美しさももちろんですが、一俳優として、人間として、
真摯に深く生きる彼の生きる姿勢を清々しく、
かつ無垢な美しさというより、もがいて悩んで苦しんで、
なお美しい、到底追いつけない綺麗な瞳で、立っている姿を、
進んでいく姿を、見せてくれました。
ロングインタビューは、8月下旬から、9月下旬まで、
監督業から、社長さんの話、映画の舞台挨拶、「東京DOGS」へと、
いろいろなことが書かれていて、全部読んでいただくのが一番いいのですが、
その中での、印象的な言葉を少し書き出していこうと思います。
読みたい方だけお願いします。







Switch VOL.27 NO.11 NOV. 2009


≪ロングインタビューより≫


その真っ白なTシャツの背中は大きく滑らかな弧を描いていた。
ーきれいな背中だな・・・。


これほどまでにスタートの声がよく通る監督もめずらしいなと思いながら、
彼が今見ている俳優の芝居を、同じモニターの画面を追った。


やっぱり俺は出来るだけ個人で闘いたいと思っているし、人と話すときにも、
なるべく間には人を入れずに会話をしたい。


それでもどうやら小栗旬は気付く範囲では限りなく百で返そうとする。


だから俺は人との繋がりだったり、ド真ん中ストレートで何が悪いっていうものしか、
表現出来ないんだよっていう話をしていた。本当にそう思うんですよ。
ーそれでも小栗旬という人はド真ん中の突破力というか、
やっぱり人間力がずば抜けている気がする。


人間とは?と問われたら何て答えますか?
悪い意味じゃなく動物だなって思う。僕らは知恵があって娯楽を知り、
どこかで地球は自分達のためにあると思っているじゃないですか。
でもそれってとても滑稽だなと俺は思うんです。人間界の中では勝手な人と、
勝手じゃない人とがいるように思えるけど、多分人間である以上、
僕たちは自分勝手なんですよね。


脚本に向かうときのルールは?
俺はなるべくそのままその通りに言うことが自分の仕事だと思うようにしています。


古典はやっぱり変わらないことがすごいわけだから、
どんなにつまらない作品が世界を覆っても、古典に戻れば多分客は、
戻ってきますからね。でなきゃ何百年も残らないですよ。
ーそこに参加する喜びなり面白さを発見したのは、
俳優小栗旬にとっては幸福なことでしたね。
そう思います。蜷川さんなり古典に出会っていなかったら、
それまでの自分の仕事のバランス感覚の悪さにも気付かなかった。


やっぱり小栗旬というのがこれだけ世間の人に知られた眼鏡で見られる、
状態になったら、一度その人達の眼鏡を外させるようなことはしたいし、
そのためにはそれだけの想いと考えと発想で舞台に立たなきゃ勝負にならない。


あまり無理して走っていると、走る意味とか向かう先がわからなくなる。
これからの僕が、もし三十代、四十代って俳優を続けられるとするのなら、
もっと作品ひとつひとつに真摯に向き合いたいんです。


人が生きるって本当に大変だなって思うけど、やっぱり俺は、
人と楽しいことがしたくて俺はここにいるし、興奮したくて、
感動したくてこの仕事をしているわけですから。


人が好きで、男臭くて、すべての荷物を下ろさない小栗旬は何処まで、
走り続けるだろうか。しかし吠えながら悩みながらも、身体ひとつで、
答えを探し続ける男が見る光景にはやはり期待を抱いてしまう。
目の前で演技に集中しているスーツのベストとホルスターのレザーで、
固められた彼の背中はやはり滑らかな弧をきれいに描き、そして大きかった。


最後に≪FROM EDITORS より≫
我々はふたたび心優しく停滞を嫌う俳優の影を追いかけた。