風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

美しい形がむしろ心を信じさせる

晴れたり曇ったりしています。
まず「東京DOGS」の感想なのですが、
放送日、月曜日の夜に書いていたのですが、
夜遅くなると眠くなってしまうので(年齢のせい?笑)、
火曜日に書くことにします。よろしくお願いします。第3話、楽しみですね!


さて「めちゃ×2 イケてる」は、小栗くん、楽しそうでしたね。
やはりプレッシャー星人こと、岡村さんと仲良しだからですよね。
いつも岡村さんの関西弁の「小栗くん」は愛がこもっているなあと思います。
二人のやりとりで、「え?」って聞き返したり、
笑いをこらえきれずに、口元に手を持っていく仕草が可愛かったです。
ADのカマタさんも可笑しかったですね。
そして鹿内プロデューサー、お若くて、驚きました。
今度の「月9」はキャストもですが、スタッフも若いチームなんですね。


「驚きの嵐!」はほんの少しでしたが、10周年の嵐に対して、小栗くんが、
自分のことのように喜んでいる様子、
その映像を見て、松本くんや皆さんの嬉しそうな様子が、よかったですね。
そしてなにより、「驚きの嵐!」を3時間録画して、
「平成22年用年賀はがき」の小栗くんの30秒CM を録画できたのが、
嬉しかったです〜(笑)。


情熱大陸」は、古田新太さんはやはり底知れない感じがするなあと、
思って見ていました。それにしても凄い飲み会でしたね。
そこに駆けつけた小栗くん。
まだ日に焼けていて、恥ずかしそうに入ってきましたが、
帽子が素敵でしたね。「情熱大陸」の先輩として(笑)、
いろいろ言われていましたが、隣の八嶋さんも元気そうでなによりでした(笑)。
私は古田さんの生のお芝居を観たことがないのですが、
きっと素晴らしいと思うのですが、なんとなく小栗くんとは、
カラーが違うかなと思っています。
着たい洋服と似合う洋服が違うように、私は小栗くんの、
情熱があって、でも乾いたところがあり、甘いのですが、甘すぎず、
綺麗で、清潔感、透明感があって、どこか現実離れしている、
そういう不思議なところも好きなので、泥臭い感じは今は、
似合わないかなと思います。
突然ですが、小栗くんに読んでほしいなあという詩があります。




谷川俊太郎 四行詩抄より




みつめていると眼が信じられない
触れると指が信じられない
愛していると心が信じられない
と 突然すべてを信じすぎてしまう


心が信じられない時
美しい形がむしろ心を信じさせる
神はものの中にいる
私はそれを見ようとする


私が呼ぶと私だけが返事をする
私の声はものの間に滲み透らない
そして夜になると星々の間の真空に
私の声は奪われる


私が歌うと私はいつも歌の一生の中にいる
束の間歌が天を開く
だがそのあと何も残らない
天に ささやかな傷さえも


山を歌うと私の中に山がある
ひとを歌うと私の中にひとがいる
私が心を捨てた時私はもはや歌えない
しかしその時山を歌いひとを歌い私を歌うひとつの歌がある




不安、焦り、自然、救い、信念、畏怖、望み。
いろんなものが感じられる詩ですよね。
谷川さんは、情熱もすごく感じるのですが、乾いたところもあって、
甘すぎず、不思議な感覚にも襲われます。
それこそ“情熱、乾いたところ、甘すぎず、不思議な感覚”〜これらは、
小栗くんにも感じるところで、小栗くんに一度、谷川さんの詩を、
読んでほしいなあと思っているのですが、
そんなこんなで(笑)、小栗くんの魅力が活かされる、
素敵な舞台をまた観たいなあと思いました。