朝は寒かったのですが、晴れてきました。
ラブシュンアリーさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
やべさんのブログに、お茶目な小栗くんのお話が書かれています。
おしゃまブログ、笠原さんのところにも登場します。
相変わらずの小栗くんですね(笑)。
さて今夜は「オールナイトニッポン」ですね。頑張って聞きましょう。
その「オールナイトニッポン」あと4回ということで、
「風色の椅子」なりの「小栗旬のオールナイトニッポン」さよなら企画を、
書いていこうと思います。
卒業企画も、お疲れ様企画も、ありがとう企画も、またね企画も含んだ、
さよなら企画、第1弾として、書いていきますね。
ということで、昨日「オールナイトニッポン」での是枝監督のお話を書いたので、
今日は、小栗くんの「オールナイトニッポン」にゲストに来てくださった、
コメントも含めて、監督さん、演出家さんの言葉を書き出してみたいと思います。
2007-3-28
第12回 三間雅文さん(音響監督)
小栗「最初の出会いは、鋼の錬金術師、劇場版の音入れのときですよね。
いかがでしたか」
三間「いや、あのう・・・」
小栗・三間「あはははは」
三間「本人を前にしてね。難しいですけど。良かったですよ、とても。ええ。
そんな照れないで」
小栗「あはは」
・
三間「鋼、獣王星、ワンコロ、湾岸も、全部色を分けて、ちょっとね。今、
一番小栗さんをこう、ぐちゃぐちゃにしたい時期なんだよね」
小栗「あはははは」
三間「ぐちゃぐちゃにしても負けないんだ、この男。それがね。
楽しくもあり、憎くもありね」
ワンコロは「どうぶつの森」のことです(笑)。
2007-5-23
第19回 佐藤祐市さん(映画監督)
佐藤「香川さんが、いや、監督ね。無駄の神様っていうのがいるんですよ。
僕らのやってる商売って、所詮ね。例えば、日本沈没、みたいな話に、
なったら、一番最初にね。やめる仕事じゃないですかと。
食べ物作ってるわけでもないし、車とかそういう産業じゃないじゃないですか。
一番最初になくなっちゃう商売で、どっちかていうと、
無駄なことをやってると、僕らは。でも無駄なことを一生懸命、一生懸命、
やってると、無駄の神様が上から見てて、
ああ、お前らなんか頑張ってるなあって言ってくれて、
じゃあ、もうちょっとこういう作品にね、してやるよって、
言ってくれるんですよ。その無駄の神様に微笑んでもらえるように、
頑張りましょうねっていう話をしてたんです。」
2007-10-24
第39回 三池崇史さん(映画監督) 電話での出演
山田くんがゲスト。
小栗「三池監督への質問も来ているので、答えてもらってもいいですか」
三池「でも俺、生はマズイんだよね」
小栗「生はね。ほんとにマズイと思う。三池さんは。絶対に。あはは」
でも二人を変な奴と思ったことがありますか?というメールに答えてくれて。
三池「あります。ほんと変な奴なんだよね」
小栗・山田「あははは」
三池「皆さんが思っているより、二人は変な奴」
小栗「どのへんがですか」
三池「え?いや、それはちょっと・・・」
小栗・山田「あはははは、言えないんだ」
2008-8-13
第77回 岩松了さん(劇作家 演出家 俳優)
「ハムレット」公演中に毎回出番がくるまで、岩松さんのところへ遊びに行っていて。
岩松「僕はずーっと本書きながら、小栗くんは側でなんか子供みたいに遊んでて」
小栗「んふふふふ」
岩松「内線の電話がかかってきて、小栗さん、そろそろ出番ですって」
小栗「そうなんですよね」
・
岩松「小栗くんと昔、ほら、一緒にやろうよ、やろうよって言いながら、
ずーっと時間がたって、いまや、声かけてもスケジュールが、とか、
言われるような状況になってるんでね。ま、コノヤロウって感じなんですけど。
あははは」
小栗「ほんとにコノヤロウですよね。俺もなんかもう最近、やっぱりこうやって、
絶対やってみたい、僕は出来れば岩松さんの芝居に出たいですけど。
舞台ってなると、なんかこう自分も予期せぬところで、
話がこう終わってしまったりすることがあるんでね。
そこはなんとかしたいなあと思うんですけど」
岩松「事務所から手懐けないといけないよね」
小栗「あはははは」
・
小栗「あのう、どうしてもこう、今、自分がやったこと、映像のときには、
自信を持てない部分がすごくあるんですよね。
でも演劇をやっているときにはそれに対して、毎回こう、
誰かがなにかしらのダメ出しをしてくれたり、
もちろん演出家がそれをしてくれることで、今日はこれに課題ができた、
今日はこれに課題ができたということを続けられることで、なんか、
自分がちょっとこう立っていられる気がするっていうのはあるんですよね」
2009-2-18
第99回 蜷川幸雄さん(演出家) コメント出演
藤原くんがゲスト
蜷川「小栗!竜也!何、つまんないこと、ベラベラ喋ってんだよ。
ちゃんと稽古やれ、稽古。
えーっとリスナーの皆さん、こんばんは。蜷川幸雄です」
小栗「知らなかったよ!」
蜷川「この時間か。僕はもう寝てるかな。今日は頑張って起きてます。
小栗も竜也もですね。実は今、ムサシという芝居の稽古をしてまして、
作品が全部あがってないんで、寄り道してる暇はないんですね。
だから家に帰って、本を読まなければいけない。
あの二人はよく酒を飲んでるから、酒を飲みすぎてはいけない。
お能の稽古をしなきゃいけない。立ちまわりの稽古をしなきゃいけない。
台詞は覚えなきゃいけない。
やらなきゃいけないこと、もう山ほどあるわけです。
で、早く帰れよ、といっても帰れないでしょうから、楽しげに遊んでいいから、
今日は寝ないで台詞を覚えて、明日の朝11時にちゃんと稽古場へ、
来てください。実は真面目なんですよ。あの二人が。
ちょっと態度は生意気なんですけども、とっても真面目ですね。
二人で競い合って、意外と仲いいんですよ。
竜也がわざと小栗を無視したりすると、少し傷ついたふりをしながら、
小栗が一生懸命くっついていくと。そういう関係ですね。いい関係です。
僕とは悪い関係です。意地悪ばっかり、僕はしてます。
悪いやつですね〜。頭げんこつ。
皆さん、どうぞあの二人をひっぱたいてください。
早く帰れよ!以上、蜷川幸雄でした」
2009-3-4
第100回 蜷川幸雄さん(演出家) コメント出演
蜷川「えー、小栗のこの番組が100回なんですって、信じらんないですね。
それほどのあいつに頭は、脳みそはちゃんとあるんでしょうか。
小栗旬は大丈夫だったでしょうか。これからも頑張ってほしいと思います。
おめでとう」
小栗くんは、うるせぇよ、とか言いながらも。
小栗「蜷川さん、2回もお付き合いいただいて、ほんとにありがとうございます。
ほんとにね。ありがたいですね。でもね、なんだろうな、もう、
ムサシという芝居ね、始まりまして、もうなんか、
すごく幸せな時間だったなあ、今日は。ほんとに。
まだまだ未完成で荒削りなところ、いっぱいあるんだけど、ん、
すごくぎりぎり限界努力した初日を迎えられたんじゃないかなと思いますね」
2009-4-8
第104回 三池崇史さん(映画監督)
小栗旬と再びタッグを組むならやってみたいことがある・・・YES
三池「これはなんかね、いつか、やれればなあというふうには思うけども。
要はこう、具体的な作品、タイトルとかということではなくて、
やっぱり普通、出来ないもの。で、エロチックなもの。
で、映倫とかなんかっていうのを、超越しちゃってるもの。
こういう映画があってもいいんじゃないのっていいながら、
それを見ると、なんか魂が揺れちゃうような。映画そのものの可能性、
今はもう映画ってこんなもんだって、みんな決められて、
その中で作ってるけど、ほんとはなんでもありなわけでしょ。
そういうのを、なんていうのかな、何も持ってない人間たちが、
何でもありっていうんじゃなくて、全部持ってるのに、
あえてこれだ、みたいな。持ってるから出来るっていうようなことが、
出来ればな、っていうふうには思う」
・
モニターを通して初めて源治に会った印象は、
三池「凄くわくわくする、嬉しい。いた!これだ!」
2009-9-16
第124回 中野裕之さん(映画監督)
中野「それはあれですね。役者さんが頑張ってくれてるのに、絶対にこう、
作り手として、手を抜かないことですね。だからその、
朝、不機嫌な小栗旬がやってきても、小栗旬は酔っ払っていても、
いい芝居するじゃないですか」
小栗「んふふふ」
中野「それを絶対にこう、いい瞬間でいいアングルで絶対撮るぞというのは、
もう絶対こだわってますね。アクションとかで、もうOK出さないと、
二人は疲れてるなあというのは見えているんだけども、
そこで僕が折れちゃうと、結果、やっぱ後で君たちが見て、
ああ、俺、だめだなって言うことは避けてあげたい、
そのやっぱり愛に関しては、やっぱりブレないですね」
2009-9-30
第126回 是枝裕和さん(映画監督)
今好きなだけ時間がもらえて何かを追いかけていいと言われたら、
ドキュメンタリーで追いかけたいものがある・・・YES
是枝「小栗旬!って言ったらすごくいいまとめになるよね」
小栗「あはははは。そうですね」
是枝「いやでもね。でもな、ドキュメンタリー、でも撮りたいなあと、
思ってるんですよ。ほんとに。小栗さんを」
小栗「ありがとうございます」
是枝「何かの形で」
小栗「そんな是非、やらせていただきたいです。僕も。
いいこと言われちゃった。んふふ」
是枝「あははは」
2010-1-13
第139回 テリー・ギリアムさん(映画監督)
小栗くんにどんな役を?
「上背があるので、ロマンティックな役がいいかな。
ただテストはさせていただきます(笑)。
キレぎみの殺人鬼なんだけど、とてもデリケートな面も持ち合わせていて、
ロマンティックな役とか、どうでしょうか。
人を殺す行為は、彼をとても苦しませるが、連続殺人鬼で、
非常に混乱している、そんな役はいかがでしょう。
小栗さん、ナイスガイに見えるけれども、もしかしたら、奥深いところで、
極悪人かもしれません。ナイスな俳優さんに悪い役を演じてもらうのが面白い。」
演出家、映画監督ということで、小栗くんを使う立場の方々が、
小栗くんのどういうところに魅力を感じているのか、どういう使い方をしたいのか、
興味深く、お話を聞くことができました。
やはり信念を持ち、それぞれのカラーがあり、小栗くんとも親しい方が多いので、
お話が深くなっていきますよね。
小栗くん自身も、そういう話が好きそうで、彼自身の舞台、映画への向き合い方を、
感じ取ることが出来ました。
きっとパーソナリティが小栗くんだから、来てくださった方もいらっしゃったと、
思うので、可愛がられている様子もわかって、嬉しかったです。
蜷川さんは、是非、スタジオにも来ていただきたかったのですが、
シャイな方なので、でもコメントをいただけただけでも、
いつもの乱暴な口ぶりから、愛が感じられましたよね(笑)。
多少の社交辞令はあったかもしれませんが、
それぞれの監督さん、演出家さんから、また使ってみたいというお話が出たので、
是非、事務所とか、いろんな垣根を越えて(笑)、
使っていただきたいなあと思いました。
貴重なお話が聞けた「オールナイトニッポン」でしたよね。