風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

映画考

朝は寒かったのですが、晴れて暖かくなりました。
まず最初に、少しお願いがあります。
今は、いろんな方がブログをやっていまして、たとえば今回の映画の、
小栗くんの撮影場所も、わかってしまうようなときもあるのですが、
たとえわかっても、こちらのコメント欄、BBSには書かないようにお願いします。
今もおかげさまで、「風色の椅子」は1日平均約2000アクセスくらいありますので、
ここに書かれた場合、少なからず影響が出るような気がします。
小栗くん自身も、他のキャスト、スタッフの方も、
自然相手の危険なロケなので、余計な心労にならないよう、
迷惑にならないよう、静かに見守っていきたいですよね。
よろしくお願いいたします。


のんたんさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
柴田淳さんがブログに、小栗くんの「オールナイトニッポン」が、
終わることについて、書いてくださっています。3月19日のところです。

【 柴田淳さんのブログ 】

“これからも、佐野と中津を、柴田は遠くから応援しています〜♪”
このエールが嬉しいですね。


さて20日の「土曜スタジオパーク」は、私の予想が当たりました(笑)。
蜷川さんの叱咤激励の場面が映りましたね。
是非是非、また一緒にお仕事をしていただきたいなあと切に思いました。
その蜷川さんとのお仕事、「ムサシ」について、
2009年9月12日にテレビ朝日(関東地区)にて放送された、
「ムサシ激動の123日間の舞台裏ー蜷川幸雄と若き俳優たち」が、
DVDになります。4月21日発売。


アマゾンではこちら。
【 amazon.co.jp ムサシ激動の123日間の舞台裏ー蜷川幸雄と若き俳優たち 】


私はダビングしていただいたのですが(ありがとうございます)、
全く放送時と同じものでしょうか。
「ムサシ」のDVDには、入っていない映像がちょこちょこ入っていて、
ドキュメンタリーとして、よく出来ていた番組だと思いました。
放送時と全く同じだとすると、
若き三人のこれまでの作品の映像が入っています。
藤原くん、「身毒丸」、杏ちゃん、「奇跡の人」。
小栗くんもBunkamuraのHPのもう消えてしまった動画の映像が、
少し見られました。「ハムレット」の稽古風景ですね。
その当時の、インタビューも入っています。
黒いニット帽を被って金髪がのぞく、まだ青いちょっぴり尖がった感じの、
でも白い肌が眩しい小栗くんです。
それから「NINAGAWA × SHAKESPEARE III」のDVDの、
「間違いの喜劇」「タイタス・アンドロニカス」のバックステージには、
入っていなかった、その当時の小栗くんも少し入っていて、
私はその当時の小栗くんが、とてもとても好きなので、
ほんの少しでもとても嬉しかったです。
雑誌「レプリーク Bis」のインタビュー収録中の映像、
「ムサシ」大阪大千秋楽の様子も少し入っていました。
これも嬉しかったです。
「ムサシ」稽古風景も、よく見ると、「ムサシ」のDVDに入っていない映像も、
入っていたと思います。
でもあくまでも、放送時と全く同じだった場合のことなので、
“DVDに必ず入っているとはいえない”ので、それを踏まえて、
「ムサシ」のDVDを持っている方は、重なる部分もありますし、
検討してみてくださいね(笑)。


そして今更なのですが、「TAJOMARU」、2回目、見ました。
映画館では1回しか見ていなかったので、DVDで見ました。
やはりいろいろ惜しい映画だなあと思いました。
ちょっと考えながら見てしまったので、素直に見れてないかもしれないのですが、
まず、美術、衣装は素晴らしくて、少しファンタジー室町時代のような、
その世界の雰囲気はとても出ていて、
殺陣のシーンもすごく迫力があったと思います。
ただ私が一番心に残った台詞は、萩原さん演じる足利義政のこの台詞でした。
「正義なんぞ、人の都合で変わるもの。単なる夢、思い込みの幻じゃ」
「全部が正しい気がするが、全部が間違いのような気もする。
 だがそれさえもどうでもよいのじゃ。
 正しいことから良いことが生まれるとも限らんからな」
これを中心にして、もっと救いのない、しっかりダークサイド?(笑)に、
落ちてしまう直光の物語でもよかったかなとか。それだと完全に悲劇ですが。
それとも小栗くんたちが対談で言っていたように、
せっかく道兼一派がそれぞれ個性的でいい感じだったので、
彼らと直光の絆をもっと描いて、そうすればまた違ってきたかなあとか。
それからこれは私だけかもしれないのですが、
直光と阿古姫の愛し合っている気持ちがあまり伝わってこなかったんですよね。
これはただ幼なじみのシーンが映っているだけで、
恋に落ちたシーンがなかったからなのでしょうか。
阿古姫も、凛としすぎてしまって、兄信綱に穢されたゆえの、
「あの男を殺して」〜だったにもかかわらず、本気で殺してくれに思えてしまう(笑)。
撹乱すべき物語だったので、本気に聞こえてよかったのかな。
やっぱり映画って難しいですよね(笑)。
この頃、映画館に行かず、テレビばかりで映画を見ているのですが、
プラダを着た悪魔」「Mr.&Mrs.スミス」「刑事コロンボ」「トロイ」
ハンサムスーツ」、あ、「刑事コロンボ」はドラマでしたね。
昨日は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」(2回目)を見ていました。
この中では「パイレーツ・オブ・カリビアン」も凄く楽しめたのですが、
プラダを着た悪魔」がよかったです。アン・ハサウェイ、可愛かった〜。
そしてやはり洋服は、外国人のものだなあと(笑)。
似合い方がもの凄いですよね。溜息の出るような似合い方というか、
背が高くて、細身で、長い手足で、あ、誰かさんもそうかな(笑)。
服の着こなし方が、とてもとても素敵で、でも最後の結末も好きでした(笑)。
メリル・ストリープもさすがの迫力で、テンポも良くて、
洋服もはちろんですが、会話もおしゃれで、軽やかで、
後味爽やかな、引き込まれる映画でした。
これはアン・ハサウェイの役を小栗くんだったらどうだろうって、
ちょっと思いました。洋服に興味がないダサイ男の子が、
そういう雑誌社に配属されて、上司の無理難題をこなしていくにつれ、
ものすごくおしゃれに格好よくなっていく物語(笑)。
コメディテイストで観てみたいですね〜。
天文学的に格好いい彼、観てみたいです。
男性版「プラダを着た悪魔」、日本では難しいかな(笑)。
邦画では、軽やかで台詞も映像も内容もおしゃれって、なかなか難しいですよね。
映画はもちろん好みの問題もありますし、
でもやはり脚本が大事だなあとか、役者さんが上手いと気持ちがいいなあとか、
テンポ、リズムが大切だなあとか、いろいろ思いますよね。
小栗くんが出演した映画は、いまだに、私の中の、1位、2位は、
キサラギ」と「ロボコン」なので(1位と2位は入れ替わったりします・笑)、
早くこの2作品を超える作品が観たいです。
今年は「踊る大捜査線 THE MOVIE 3」と「シュアリー・サムデイ」、
来年は「岳」、さてどうでしょう。楽しみにしたいですね。